この春、美大を出てOLになった喜多川春子。
なれない仕事に奮闘する春子だが、
会社が終わると相変わらず大学の友人とデザインを続けたり、
男友達にふられたりの日々。
ようやく仕事にもなれた頃、
社内にリストラの噂がでて、周囲が変わり始める。
一方、昼休みに時々会う正吉が気になり出した春子にも
小さな心の変化が訪れて…
新入社員の10ヶ月を描く傑作長篇。
春子の日常を淡々と書いた作品。
ホントに淡々なの(笑)
美大を出たのに会社の事務に就職。
社内報とか作ってて、微妙に美大出が生かされてる?
コピーとって、お茶出して・・・
そんな感じの仕事内容なのに、
ちょっと楽しんでやってる感がある。
とある場所で正吉と出会い、気になりだす春子。
正吉との関係も進むようで進まない。
春子の恋はどうなるんだ!?
と、思わせといて・・・
読み終えて、これで終わり!? と思ってしまったよ。
その先が気になるけど、
ここで終わってるからいいのかも?
いや、でもあたしはその先が知りたかった(笑)
大きな変化はないけれど、
共感する部分もあったりと、
なかなか面白かったんじゃないかな?と。
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