2016年3月16日 ウミウシ

2016年03月16日 | 風の旅人日乗

朝の浜ランの後の雲
ただの曇り空の雲も
じっと観察すると
綺麗だな


本日も
ほぼ一日マリーナにて

修理に出すセールが
乾くのを待つ間

桟橋に寝そべって
春うららの海中を
覗き込む

でっかいウミウシが
何やら捕食活動中

その名の由来が
ずっと不思議だったけど

これだけデカいと
確かに
牛のように見えなくもない

それまで
のんびりとゆっくりと
海中散歩をしていた
ウミウシ君が

突然

まるで
電気に触れたかのように
体を激しく動かして
その場を
少しでも早く
逃れようとするかのように
もがくが

体は思い通りに動かず
ズルズルと
海底へと滑っていく

そして最後は
まるっきり動かなくなって
舞うように
海底に落下していった

突然の命の幕切れ

それまで
その大きなウミウシが這っていた
岩のくぼみに
小さな小さな
生まれたばかりのような
ガンガゼが

それを感知できなかった
ウミウシに覆いかぶされ
恐怖のためか
あるいは怒りの
毒針を発射したんだろうな

うららかな春の海中に
凄惨な光景を見てしまった

人間だけじゃなく
どんな生き物たちも
厳しい現実の中で
一所懸命生きているんだな

てなことを
一人でぼんやりと思った
平和なマリーナの桟橋の上


見えにくいけど
力尽きて海底に沈んでいく
ウミウシ

そのカラダの下から
若いガンガゼが見えてきた

2016年3月14日 難しい問題

2016年03月14日 | 風の旅人日乗
ホワイトデーだと
浮かれなさいという本日は

ブログでは最近避けていた
テーマについて
考えてみる日になった

それぞれの
ジブンの

個人的人生の
生き残りをかけた

それぞれの
日々の忙しい生活のなかで

通りすがりに見た
メディアを通したニュースだけで

正義とは何か

論じることは

安直にしてはいけないのだ

思う

安直に
多勢の考える正義に
流されるだけでは

いけないのだな

思う


幾つになっても

人の世の中で
きちんとした人間で
いようとすることは

とても

難しい


©ほぼ日

2016年3月13日 未知なるもの

2016年03月13日 | 風の旅人日乗
さあてとっ

ココロを弱っちく
ごたつかせている間に

いろんな仕事のタイムリミットが
いっぺんに押し寄せてきたぞ

きょうは
これから
浜を激走した後は
仕事部屋にこもるの
一日にする

この一年間
準備に取り組んできた
未知の仕事に
いよいよ今月末に挑む

未知なるものに挑む
不安に挑む

きっと
この日々を乗り越えた後に
またセーリング三昧の日常が
必ず手許に戻ってくる

宮沢りえさんの言葉を
無断で盗むけど

『試練はごほうび』だ

試練をジブンの栄養にする!
のさ


2016年3月11日 あれから5年

2016年03月11日 | 風の旅人日乗
早朝
冷たい雨の降る中
地下鉄の駅まで40分
下町を歩く


5年前
たくさんの人を
悲劇が襲った時間帯に
福島にも縁があった
義父を葬送


仕事せねばと思うものの

まだ多くの人たちが
苦しんでいる中

いま生かせてもらっている
ジブンは
何をすべきか
なんてことを考え

つまり

いまジブンがやってることに
意味はあるのか
みたいな

危険な方向へと
黙考が曲がっていき

それはそれで
とてもよろしくなく

ともに飲みたい相手も
寝てしまったので
苦い酒を切り上げて
寝る

2016年3月10日 東京

2016年03月10日 | 風の旅人日乗
昨日は、
スカイプ会議というのを
初めて経験した。

いやまあ
まるで
メンバーの誰かの
東京の事務所に集まって
打ち合わせしているのと
同じ

知恵の出し合いに
頭を使って
そのあとちょっと
疲れるのも同じ

強いて言えば
そのあとみんなで
連れ立って飲みに行けない

のが違うくらい

俺って
いつの間にか
すごい時代に
生きてるなぁ


今日と明日は
東京


ある人と
永久の別れ

この写真の中にも



もう会えない人が
二人いる





2016年3月9日 冷たい雨

2016年03月09日 | 風の旅人日乗
午前中

辻堂の法務局

午後

冷たい雨が降るのを
窓の外に見つつ
ノートを広げて
頭を絞る

未経験にチャレンジ

辛い

だけど
まだ新しいことに
挑戦できる
幸せの方を見るようにしよう


本日の写真は
人生の
ある一瞬のジブン



赤道近く

パプアニューギニアの
ニューブリテン島
ラバウル沖合の
凪た海を
シドニーに向け南下する

振り返ってみると
長い長い時間も
一瞬一瞬の積み重ね
なんだよなぁ

この時の
ジブンがいるから
いまの
ジブンがある



2016年3月8日 愚か者め再び

2016年03月08日 | 風の旅人日乗
昨日は
三浦半島東京湾側で
打ち合わせの後

久里浜に着岸したばかりの
練習帆船日本丸を
訪問する

久し振りに
セールロッカーに降りて
ちょっと作業

その後
健康診断を無事終えたばかりの
教官たちと
大学院生と
逗子で爆飲み

先週の教訓を
生かすことができなかった

愚か者めが


写真は
本編とはまったく関係ないけど
フランスのブレストにて



まるで合成写真みたいだけど
ホント楽しかった日々

2016年3月6日 曇りのち雨

2016年03月06日 | 風の旅人日乗
電車に乗って鎌倉に行き
お届け物をして
また逗子に戻り
歩いて鐙摺港に行く

セールを測って
ちょっとおしゃべりをして
セールを自転車の荷台に
載せてもらって
またおしゃべりをしながら
森戸に戻る

午後から本降りの雨になり
夕方次世代たちを連れて
逗子に行き
関西に就職する
セーリングの先生に
お別れ

雨降り続く

2016年3月4日 エウロパ

2016年03月04日 | 風の旅人日乗
昨夜は
森戸デニーズで遅くまで
帆についての商談

日付が変わって
本日午前零時半

見上げた空に
南中を少し過ぎた木星

そして再び
衛星見ゆ!

エウロパだぁ



氷で覆われた
エウロパの内部には
シャーベット状になった
広大な海があるとされていて



その海にはほぼ確実に
生命体がいると目されていて
昨年NASAは
エウロパに探査機を送る計画に
正式なゴーサインを出した



ジョディー・フォスターの
『コンタクト』の世界が
現実になりつつあるんだなぁ

でもそのときには
ジブンは
地球にはいないなあ

天文情報によると
ほかの3つの衛星も
見えることになっていたけど
ジブンには見えなかった

4時過ぎて
鋭く尖った
地球の月の
高度が増してくると
そのエウロパも
見えなくなった

そんな壮大で
ロマンあふれる星空の下の
小さな仕事場で

舌打ちしながら
相も変わらず
思い通りに入力できない
パワーポイント相手に
苦戦を続ける

ジブン
一体何やっとるの

ジブンに毒づきつつも

行き着きたい場所に
行き着くためには

こんなことにも
耐えねばならんことも

理解しておるのじゃあ!



本日昼のお仕事は
諸磯方面


2016年3月3日 ひな祭り

2016年03月03日 | 風の旅人日乗


愚か者めは
本日も二日酔いの続き
三日酔い

まだお酒の顔を
見たくない


一人あたり
焼酎一本
ワイン一本
そして
ウイスキー一本近く

普段の
一週間分以上の分量を

おととい一晩で
爆裂的に
飲んじゃったからなあ

飲みたいには訳があった
悪い酒ではなかった
楽しい酒だった

でも
こんなことは
しばらくやめましょうね
お願いしますよ
ジブン



あー

今夜も
夕食&打ち合わせが
入っちゃった

その前に
一昨日の罰として
浜ラン多めにすること