A.コメントの非公開
1.本ブログと英語版 “ nichinichirou ” にいただいたコメントの全てを非公開と致しました。
2.理由は、私の発信するWeb上のサイトは安全なものにしたいという願望にあります。私見を申しますと、Webにつながったどんなパソコンを含むコンピューターも、悪意を持つ上級のコンピューター操作者 (ここでは、国家が自国の軍隊の中にそれを組織して置くものをサイバー攻撃部隊、アノニマスのような集団をハッカー集団と呼ぶことに致します)の手に掛かると安全ではない、ということにあります。
3.この知見は、Webを見ますと今も同じ担当者で継続されているようですが、千葉県に先端技術研究会という、医療やITと言った技術の先端分野の研究開発と啓発を兼ねた研究会が嘗(かつ)てあり、そこに招かれたIT分野における日本の第一級の講師の方から得ました。
4.直接的には、4月に入ってgooに3万件の不正アクセスがあったという報道と、偽ブランド品の販売業者が摘発されたという報道によります。御承知のように、コメントに貼られたメールアドレスやホームページは、コメントを寄せた人が不特定の人にアクセスを望むアドレスやホームぺージだというだけで、そのアドレスやページの安全を保障するものは何一つないということにあります。
5.もっと具体的には、本ブログ(日本語版 “日々楼” )に寄せられたコメントに添付されたアドレスの一つをたどると、私のパソコンにインストールしてあるマイクロ・トレンド社のセキュリティソフトが警告を発するページに行き着いたことにあります。英語版 “Nichinichirou” のコメントにはアウトレット商品のホームページを張り付けられたものがあります。Webはアブノーマルな人々、アウトローの人々の空間ともつながっています。ならば、コメントは非公開にしようということにしました。
6.残念ながら私のファイルの一つにも感染した記録のものがあり、全てのファイルにセキュリティチェックを掛けました。現在の感染ファイルはゼロです。しかしこうなると、一般の人のセキュリティレベルは、セキュリティ会社のレベル次第ということになります。
7.皆様も、どうぞご自分のパソコンのセキュリティチェックをお願い致します。
B.佐村河内(さむらごうち)氏のレクイエム
1.3月31日のNHKスペシャルで、佐村河内(さむらごうち)守(まもる)氏の “(3月11日・被災地)レクイエム”を聴きました。被災地の人々が、現実の日々の喪失とともに、心の奥底に深く負うことになった未来との断絶感に寄り添うことのできるレクイエムが、やっと出て来たなという印象です。
2.被災した人々にとって、3月11日までの未来と、3月11日以降の未来は異なります。両者の間には、流れる時間さえ別のものにしてしまう深い喪失感があります。私達、被災地外の人間は、自分たちが3月11日まで積み重ねてきた、(ほとんど何も失っていない)時間の延長に、3月11日以降の未来も同じように積み重ねて、被災地の時間を考えてしまうことが多く、多くのメディアが伝えているように、多くのボランティアの人達は、生きるための頑張りと希望を、現地の人達から貰って来ました。
3.ボランティアの人達には頭が下がります。
4.しかし、メディアが寄り添い、寄与しなければならない復興文化の在り方には、物足りないものがあります。産業、流通、建設、漁業と言った分野別にテーマを絞って、資金の現状、人の流れ、県町村の現状、言葉を変えれば、復興の槌音が聞こえてくる報道=復興に参加・寄与しようとする報道は、私の認識では最近では皆無のように思えます。
5.復興ソング・ “ 花は咲く ”を歌って貰うことで満足していませんか?
追記(2014年2月7日)
1.佐村河内氏の曲は、氏が譜面にしたものではなく、新垣隆氏がゴーストライターとして作曲したものであることを、新垣氏が明らかしました。
2.NHKが伝えた佐村河内氏の実像には、偽りがありました。 “レクイエム”も新垣氏が、被災地のために曲を作りたいと思い、作ったと語りました。
3.本ブログがお伝えした佐村河内氏のイメージにも誤りがありました。お詫びして加筆させていただきます。
山吹