日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

「何を書こうか」考える

2020年10月30日 | 日記

「何を書こうか」考える。

 

今回は、テーマを絞って、短く書きます。

 

1.拉致被害者の北朝鮮からの救出

 

 拉致被害者の人たちは、拉致されて北朝鮮にあって、何十幾星霜が経(た)ちました。その間、私たち

は何もできていません。昔(本当に昔になってしまいました)は、拉致実行犯を特定し、国際手配も行わ

れていました。今、公安調査庁や内閣の情報調査庁は、北朝鮮に拉致されて、その地で北朝鮮の人として

人格を変えて生きることを余儀なくされている拉致被害者の調査を、どのように行っているのでしょうか?

拉致被害者救出連絡事務所を日本側の東京にだけにでも設置し、アクションを続けなければならないと思

います。日本には、北朝鮮国籍の人が多くいらっしゃり、その人たちの親戚・縁者からでも情報を得るこ

とが出来るでしょう。私たち日本人は、拉致被害者を救出し、それを実行する国民だということを、私た

ち自身と、国際社会に示さなければなりません。

 

2.アメリカ大統領選挙

 

 アメリカ大統領の選挙が近づきました。アメリカ大統領は、日本の天皇陛下と同じように人格であると、

私は思っています。その大統領を、アメリカ国民が、先人たちが作られた制度に従って選出されます。

その方(かた)が、トランプ氏であっても、バイデン氏であっても、同じように自由主義国家・アメリカ

の大統領として、敬意と尊敬と共に、私は、受け入れます。

 

3.新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)

 

 WHOは、新型コロナウイルスの発生源とそれがどのような症状をもたらすものであったか、遺伝子を

解析して明らかにし、初期感染と世界に広がった経緯を検証して、責任の所在を明確にしなければなりま

せん。WHOが、これをできないのであれば、世界の国々が共同して行わなければなりません。

 

4.中国共産党

 

 習近平氏が、自分の考え(思想)を、党の綱領・規約・報告書に明文化し、党の指導思想として記して

いることが伝えられています。私たちは、かつて(文革初期のころ)、林彪(りんぴょう)氏が、自分を

毛沢東氏の後継者として、党の規約に書き込んだ時、失脚したことを知っています。日本では、「驕(お

ご)れるもの、久しからず」と言います。習氏の考え方は、世界の「人権を大切にしよう」する歴史の道

から外れています。

 

5.大阪「都」構想

 

 この構想は、二つ以上の郡や市、県・府が集まって行政単位を広域化し、一つの郡・市・県単位ではで

きなかったインフラを整備し、その地方独自の文化や産業、新しい文化や産業を起こして、そこに住む住

民の生活を豊かにすることを企図(きと)するものではありません。もし、「それを企図するものだ」と

いう答えが返って来るならば、大阪市と大阪府は現状のまま合議機関を作って、行政を進めて行けば良い

だけの話です。大阪市を廃する必要はありません。大阪「都」構想は、この構想に取りつかれた人たちを

含めて、「都」という幻惑のもとで、大阪市を廃し大阪市を四つの特別区に再編し大阪府庁の行政下に組

み入れようとするものでしかないと、私の目には映(うつ)ります。行政とは、行政権者のためにあるの

ではなく、住民の人々のためにあるものなのです。

 

 

                   10月のウロコ雲

 
 
 
 

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