いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

国民新党・亀井さんのポスト

2009年09月15日 16時40分03秒 | 政治って?
防衛大臣とかいう、前フリだか、新聞辞令だかってのは、所謂「カラ手形」みたいなものだったんでしょうか(笑)。


亀井氏ポスト急転 防衛相から「郵政・金融担当」に(産経新聞) - Yahooニュース


どうやら、拙ブログのアドバイスが効いたみたい。冗談だけど。


ホラ、これ>「誤り」が証明される時

3ヶ月前に予言した通りになったでしょ?(笑)


郵政担当と金融庁の組み合わせって、まさに「ここしかない」って感じになってるでしょう?


これもまあ単なる偶然でしょう。



それ以前に

2009年09月15日 16時22分19秒 | 俺のそれ
こりゃまた、かなり凄い(笑)。
こういうのを真に受ける人はいるかもしれない。

はてなブックマーク - Sasayama’s Weblog 「日銀による米国債直接購入」というバイパス的為替介入スキーム

経済学的な話とか知識の有無という問題ではなく、日本語の理解や能力について何らかの疑いを持つべきなのかもしれない。
それとも、単なる勘違い、とか。


自分を振り返っても、思い込みとか勘違いはままあるので、人のことは言えませんがね(笑)。

けど、普通に考えれば判りそうなことなのに、陰謀が挟まると何故か過った結論が導かれてしまうのですね。断片的には正しい情報が含まれていても、間違いか意味をなさない説明とかを結論部分に持ってきてしまうので、全部が崩れるというパターンでしょうか。


信じてしまう人々が出てくるのではないかと、心配になってしまいます(笑)。

だって、どんな悪徳商法でも、無根拠な勧誘とか詐欺的商法でも、必ず引っ掛かる人たちは出てきますので。



日本の外務省は休眠中

2009年09月15日 11時48分49秒 | 外交問題
民主党政権誕生の変わり目だから、ということがあるのかもしれないが、それにしても注意深さの一つもないのかな、と疑問に思うのが、外務省の対応だ。実質的に外務大臣が「死に体」になっている自民党議員であるとしても、民主党の幹部クラス―例えば次の外務大臣と目されている岡田幹事長とか―が何らかの声明を発表するでもいいのに、そういうことを外務省の人間が何故教えないのか、甚だ疑問である。こういう時にこそ、発信力を使わずして、一体いつ使うのか。


米国側は、外交姿勢を伝えてきた。一連のメッセージが読み取れるのではないか、ということである。

ひとつは、突然の「セーフガード発動」である。相手国は、中国。
もう一つは、核拡散問題に関する安保理での決議案提案である(NIKKEI NET(日経ネット):国際ニュース-アメリカ、EU、アジアなど海外ニュースを速報)。


この二つから、日本が対応すべきかどうかというのが、自ずと見えてくるはずなのである。
米国側の心情(敢えて、心情と言うことにするよ)を平たく言うと、次のようなことだ。

恋人同士か、お付き合いをしてるカップルでもいいけど、自分のやるべき仕事に超多忙な彼氏が、彼女にこう言った。
 「今は大事な時なんだ、手を焼かせないでくれ」
確かに、彼氏は数日後に控える取締役会で重要なプレゼンがある。その準備に忙しいので、彼女のことなんて構っている場合ではない、という気分なのである。そういう時、彼女があれこれ不満を口にして「彼氏を困らせるの図」ということなのである。米国にとっては、そういう気分、ということ。
で、あんまり彼女が大袈裟に言うので、「わかりました、あなたの不満の声は”聞えました”」ということを彼氏が言ってきたのだ、ということだな。むしろ、とても厳しい時期なので「オレの手を煩わせないでくれ、それよりも、大事な場面だからオレを支えて協力してくれないか」ということを求めている、ということである。


今は、米軍基地や地位協定などの2国間の(=彼氏彼女の2人だけの)問題は持ち出さないでくれないか、ということですね。本音の部分は、「それどころではないよ」と。で、彼女を黙らせる為に、少し配慮をしましたよ、というのが、セーフガード発動、ということですね。


何故、中国なのか、何故、”タイヤ”なのか、ということは、ああそうね、なるほどね、という話である。鳩山家は、そう、そうなんですよ。だから、なんです。一応、中国側はWTOに提訴という対抗措置を取った、ということのようですけどね。まあ、これが両国間の火種にはならないでしょう。米国にしてみると、「それくらいのモノを選んだ」ということには違いないわけで。

もう一つの安保理提案ですけれども、これは「核保有国向け(=主要な外交プレイヤー)にも、意見を言うぞ」という態度を見せました、ということでしょう。それは、「日本にばかり言いやがって」という不満(笑)を散々述べる人(例えばオレ?とか)がいるから、ということもあるかもしれないし、鳩山さんの「対等外交」ということに対する一つのメッセージでもあるでしょう。
しかも、温暖化問題では「大きなことは言えない」という米国内の事情があるのと、金融規制などに関する経済分野での主導的立場というのも、「お前が言うな(=米国が犯人だろ、米国金融機関が元凶だろ)」的反発を招きかねない、というような立場の弱さというものがあるわけです。そうすると、「他がマネしにくいもの」という、思い切った提案なり「勇気ある決断・提案」というものを出せなければならない、と考えたんだろうと思います。そうすると、プラハ演説からの流れとしては、「核兵器削減、核拡散防止」というテーマが最も有利、と判断するのは自然な気がします。保有していない国々の方が圧倒的に多いのだから、ライバルは少ないし、日本にも協力を取り付けやすい、という面もある。


そういうわけで、核に関するテーマを大きく取り上げたい、という意向を米国側が示したわけですから、日本としては、「その議論を大いに歓迎したい」、とか「米国と歩調を合わせて、核拡散防止に取り組みたい」とか、そういう「肯定的な意見を出してくれると有り難い」ということになるのですよ。米国側のメッセージとは、そういうものであっただろうな、ということです。それなのに、日本側は「あんまり気にしてませんでした」みたいに、寂しくスルー。ニュースも殆ど大きく扱わず。これじゃ、期待外れ、ということになっても仕方がないわけですよ。こういう時こそ、「よくぞ言ってくれました!賛同しますよ!」とか、できるだけ大袈裟に(海外に大きく伝わるくらいに、ガイジンさん向けにはっきり判りやすく、ということで)言やあいいものを、肝心なことはまるで言わないんだもの。これじゃ、ダメだよね。


米国側にしてみると、「これくらいは、判れや」という話でして、どんだけ鈍感なんですかねってことですわな、日本政府&外務省。
今からでも遅くないので、明瞭なメッセージを返してあげるべき。

「日本は核問題にどうやって取り組むか」ということについて、方向性を示すことが必要。現実の実効性は乏しいとしても、米国が提案ということに踏み切ってきたわけですから、そこは評価して、日本も歩調を合わせますよ、決意を述べますよ、ということはやった方がいい。




ま、向こう側の「(あなたの声は)聞えました」という返答は、「承知いたしました」と申し上げておきたいと思います。