いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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銀行という皮を被った、隠れ~~?

2009年09月27日 18時43分00秒 | 社会全般
木村剛で思い出したが、同じような話はあったな。

新銀行東京に学ぶ経済学~その4

08年3月頃ですけれども、単なる偶然なんだろうとは思いますが、日本振興銀行が債権を買っている、といったことがあったらしいですな。それも、SFCGの保有していた債権とか。二重譲渡問題で、ハメられた信託銀行とかが日本新興銀行なんかを訴えたそうだが。亀井大臣あたりが何かの強権でも発動するのかな?(笑)




ところで、妄想なんだが、計画的に倒産させる方法、みたいなものを考えてみたよ。
キャッシュを抜く為に計画倒産させる、ということは不可能ではないはずだろう。

資産サイドにある債権を売って現金化し、このキャッシュで子会社や親族の経営する別会社にあるゴミ資産みないなものを不当な価格だろうと何だろうといいので、買ってしまえば、資金は抜き出せるんじゃないかなと思うね。素人だから、もの凄くシンプルに書くけど、


債権 1000   借入 500
          資本 500

となっていたのを、借入を1000増やして杜撰だろうと何だろうといいので貸しまくる。すると、

債権 2000   借入 1500
          資本 500

みたいになるわけである。
ここから、債権を売却し現金化してゆくのだ。けど、債権売却は総額よりも安くなるので、とりあえず債権総額と売却額との差額を損失として表示するとすれば、

債権 1000   借入 1500
現金 700    資本 500
          損失 △300

となるわけだ。ここから、現金700でゴミ資産を購入したことにしてしまうと、ヨソに資金が移動できるということになるだろう。更に債権売却を強引に進めてゆくとすれば、

債権 100   借入 1500
資産 1300   資本 500
         損失 △600

という具合になるわけである。
資産というのは、債権1900を1300で売却し、そのキャッシュで名目上のゴミ資産を買ったことにすれば、現金はそちらに移ってしまうということになるだろう。あと、会社自体は債務超過に陥るので、倒産させることができる。こうして、会社そのものの存在をなくしてしまえば、過払返還金訴訟から逃れられるとともに、債権を購入した側には過去の過払金請求は無い上に新たな貸出先を生み出せるというメリットがある。それに、貸出金利と定期預金金利差額は大きく設定できるので、非常にオイシイ取引ということになるわけである。

このスキームは、倒産させる側にも、購入する側にもメリットが大きくあって、どうせ弁護士に過払い返還金で取られるくらいなら、「山分けしておこうぜ」というような動機が発生しても不思議ではないだろう。債権購入側がそうした意図を知っていたかどうかは不明であるし、騙されて買わされたということも有り得なくはない。が、初めからハメるつもりで、トラップを仕掛けておくということはできそうな気もする。

①債権保有者QがRに債権を売却する
②売却債権の回収代行をQがRから請け負う
③Qは別なSに対しても同じ債権を譲渡
④Qは倒産、債権の所有権をRとSが主張

ここで、②の部分が問題だろう。借り手にとっては、これまで返済先がQであったのが、債権が売却されたとてこれまでと同じQに返済を継続することになっているからである。借り手から見れば、外見上は何らの変化もないということになるわけである。しかし、実態としては、債権者はあくまでRであり、Qは回収代行業務を請け負っているに過ぎない、ということなのだ。返済先が変更なく、返済条件の変更もない場合に、債権が譲渡されたことを全て知らせるかどうかということになるからである。Qが別なSに二重譲渡を意図して、Rから回収代行業務を受けたのだとすれば、QはRをハメる気だったということはあるだろうね。


まあ、やる気になれば、色んなあくどいことは思いつくだろうと思うので、そういうその道のプロにかかれば、色々手があるよということなんでしょう。
くわばら、くわばら。




苦しむハム…

2009年09月27日 15時58分41秒 | いいことないかな
9月は非常に厳しい期間となってしまった。
打撃不振と踏ん張り切れない投手陣、ということで、苦しい戦いとなった。

けれど、ギリギリ首の皮一枚で繋がった、という感じ。
それには、総力戦という気持ちが入っていたからだと思う。


ソフトバンク戦の初戦。
首位陥落となりかねない重要な戦いで、西武戦連敗の悪い流れは続いていた。

しかし、まあ延長12回を0-0の引き分けで、凌いだのだった。
8回だったか、2アウト満塁の大ピンチの場面で、若い坂元がよく抑えた。
満塁でノーストライク、3ボールとなった時には、もう観念したよ(笑)。
9回裏もサヨナラのピンチだったが、これもダブルプレーで切り抜けたのだった。

いや、7回までに江尻を使ってしまい、8回から菊地、宮西と連続で投入してしまっていて、1アウト満塁から、林で一つ、坂元で一つのアウトを取ったのだった。あの継投はよく判らなかったけれど、まあ、坂元はよくやった。12回裏の金森もサヨナラのピンチを招いたが、他に投手は残っていなかったのもあるが、よく凌いだ。
内容的には殆ど負け、というゲームではあった。

でも、若い投手2人が踏ん張ったのが大きかった。
あのプレッシャーのかかる場面で、よく投げたなと思ったよ。
先発藤井も援護のない中で、よく投げたと思う。


そして、昨日の試合。
相手は杉内で、万全の内容。これは苦手というのもあるが、好投手なので、ある程度は仕方がない。

8回表裏の攻防で、流れが途絶えたかに思われた。
3-1で迎えた8回表、ハムがどうにか1点を返した。
1点差に詰め寄ったが、裏には決定的と思われる1点を奪われてしまった。

菊地が四球と小久保のヒットで1アウトも取れずに宮西にスイッチ。
しかし、松中にタイムリーを許してダメ押しの1点を献上してしまう。
最終回を残して、4-2と再び2点リードを許してしまったのだ。
なおも、ノーアウト1、2塁で、金森が登板。

ここも大変厳しい場面だったが、田村を浅いフライで仕留めると、ライナーでゲッツー。
ピンチを見事に切り抜けたのだった。
凄いぞ、金森。
これが9回表の攻撃に繋がったのだ。
9回には中継ぎエースの好投手摂津が登板。
2アウト・ランナーなし、から、代打坪井が2塁打、金子ヒットと賢介四球で繋ぎ満塁。
ここから代打二岡が同点に追いつく2点タイムリー。
信じられないような驚異的粘りを見せたのだった。

金森は結局3回を投げて無失点だった。勝ち投手にはなれなかった(2回を抑えた久が勝ち投手)が、殆ど勝ち投手に値する投球だったと思う。いや、投手も頑張ったと思うけど、チームに貢献してきた代打2人(坪井、二岡)が打ったというのも、チームにとっては大きかった。どうにか勝ちを拾った、という試合だった。

ソフトバンクは、8回に送りバントをしていれば、というのが気になるところかな。
田村だから、というのはあったろうけれど、あそこは送りバントというのが普通だろうな、と。
バントがヘタ、というのは、実はかなり攻撃の幅を狭めるのだよね。
やはり、守備やそつなく繋ぐ攻めといったプレーの質というものが勝敗に影響してくるだろう。


これまで菊地は登板回数が最も多くて、試合数も多いから、責めることはできないと思う。宮西も暫く結果が出てないけど、大事にされてるのだから、信頼を取り戻せるように頑張れ。信頼を取り戻すのは、それぞれ自分の力を出し仕事をしなくちゃ。
ソフトバンクの摂津や巨人の山口みたいに、目指すべき投手はいるよ。


ソフトバンクは、ファルケンボーグが抜けてから、摂津と馬原に負担がかかっていったんじゃないかな、と思う。
ハムも、久が連続登板と投球回数が長いので、他の中継ぎ陣が踏ん張らないとね。