いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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CO2排出大国(笑)

2009年09月10日 19時11分29秒 | 外交問題
鳩山政権はマヌケ。日本だけ必死で頑張ってみたって、意味ないっての。
何であんな目標を掲げるのか、理解できない。達成困難な国際公約はやめてくれ。日本の発言権云々とか言うのであれば、こういう時にこそ「米中が大幅削減するべきだ」と求めるべきであろうね。中国なんて、ハナから削減を拒否してるじゃないの。GDP世界第2位の国になりそうな常任理事国の責任だの国際貢献だのというのは、どうなんですかね。

世界の排出量の半分近くを占める、中国、米国の2カ国が減らさない限り、総排出量なんて削減できない。

どの国がたくさん二酸化炭素を出しているかがひとめで分かる図Garbagenewscom


日本がしゃかりきになって「○%削減達成」とか言ってみたところで、その削減量を大幅に超える量を中国や米国が出すだけ。減らす意味がない。

GDP比当たりとか、せめて国民一人当たりといった削減目標を掲げないと、ダメってことだわ。
世界の半分を占めてる「G2」が削減できないなら、総量は改善しない。


学校のテストと一緒さ。
クラスの総得点が低いので、みんなで頑張って改善しましょう、ということで、目標を「各自10%向上」を掲げたりしようものなら、優等生であればあるほど「達成がキツイ」ということになるだけ。基準点が次のようになっているとしよう。

Aくん:80点
Bくん:50点
Cくん:40点

BくんやCくんは、Aくんに向かって言うわけだ。「オマエがもっと改善しろ」と。80点から88点を目指すのって、かなり大変なんだよ。けど、成績の悪い2人は、4点や5点を向上させればいいだけだから、ずっと簡単で楽チンなのさ。

成績が圧倒的に悪い人たちが、まずAくんの水準に近づくようにやってくれ、ってのが、クラスの目標になるべきなのに、それを拒否するのは「大国だから」ということらしい。つまりは、自分勝手なクラスメートには、誰も言うことをきかせられない、というわけだ。




「日本は大国」の詭弁術

2009年09月10日 13時08分35秒 | 外交問題
ものは言いよう、という好例かもね。

・日本が負担する時には、「日本は大国」
→軍隊出せ、金だせ、責任を果たせ、貢献しろ

・日本が権利を主張する時、「ジャパン・ナッシング」(涙目)
→日本のことなんて誰も相手にしてない、存在感なし、ガラパゴス(笑)


民主党が勝利してからというもの、朝日新聞や報道ステーションあたりの寝返りっぷりというが余りに異常。
自公政権の時の、米軍や沖縄基地問題について、どんな主張をし、政府を攻撃していたのかよく考えてみるべきだ。共産党の方がまだマシ。ころころと節操なく変えたりしないもの。

民主党は、その他野党と共に給油問題について「否決」したのだから、当初の主張通りに「即時撤退」を原則とするのが筋だ。来年まで継続するからには、その要求を受け入れるだけの「条件」が整ってなければならない。給油活動の延長はすべきでない、という論陣を張っていた奴らは、一体全体どこに雲隠れしたんだ?肝心な時になったら、急速に怖気ずくというのはどういうことなんだ?
そんな姿勢だから、常に日本外交が舐められる。



そもそも、給油活動延長問題については、「日米同盟の象徴」とか言い出したのって、誰だったと思うか?
向こうの連中や対米礼賛主義者みたいな連中が、勝手に「象徴だ」と祭り上げただけじゃないの。
そんなのは、はじめから「大したことじゃない」って言ってるのに、給油を止めたら「=反米」って、どんな理論だそりゃ、ってな話ですわ。

国益を考えない連中が「給油しなければ、日本はこうなる!、日本は捨てられる!、日本は無視される!!」とか大袈裟に騒ぎ立てて、しかも米側の嫌がらせが行われただけじゃないか。

給油を止めたら、日米同盟が壊れるなんて誰が言ったの?
国家安全保障に重大な支障、とか、それってどんな理論?

こんな感じですか?

A)給油をする→米軍は気分が良くなる
 →日本を守ってやってもいいぜ→日本は安泰~

B)給油止める→米軍の機嫌が悪くなる
 →日本を守ってやんない→日本は超危険地帯にwww


防衛省の問題で、守屋次官の切る切らない騒動もそうだったし、久間潰しもそうだったが、後に守屋が撃たれた。そしてスキャンダルで逮捕、ということになっていったわけだ。事務次官バッシングが焚きつけられた、ということになった。延長問題に揺れた結果、安倍政権は崩壊した。民主党を中心とする野党の参院否決によって、そこまで追い込めたわけですよ。
福田政権下で再可決するまでは、海自が引き上げた後に「給油艦は穴が開いたままになっていた」、というのが現実ですよね。別に、どこか他の国の給油艦が来て、補給を担当したわけではなかったみたいですよ。諸外国にとって、それでも困らないから、ということでしょう。結局、いてもいなくてもいい、というだけでは。


日本の国家安全保障に支障を来たす、ってのは、要するにB案ってことでしょ?(笑)
日米関係にただならぬ障害を生じる、と。で、実際、海自が給油艦を引き上げた後には、どうなりましたか?再派遣するまでの間には、どうなったんでしょうか?
だから、何回も言うけど、信頼を裏切ったのは日本だったか?
日本が裏切ったので、米軍は機嫌が悪くなり日本を守ってやらんぞ、お前らの安全なんて知らんぞ、ということですか?自衛隊が米軍からの情報を一切もらえなくなったのは、日本が裏切ったことへの制裁ということなんですか?(笑)

給油活動=日米関係に云々という理屈は、特定勢力の連中がひねり出した「批判をかわす詭弁」だっただけでしょう?だからこそ、延長するかどうかなんてあまり重要でもない給油活動を、「日米同盟の象徴」とか言い出しただけでしょう。つまりは、向こう側のブラフだったというだけ。そのブラフに持ちこたえられず、あまりに簡単にへこたれてしまったのが安倍総理だったんでしょう。違うの?

ブラフにいつまでお付き合いしているんですか、って話ですわ。

更に言うと、「こっちは本気です」ということを、(1回でもいいので)米側にも知って頂く必要がある、ということを言っているんですよ。なのに、朝日系の報道機関はここに来て主張をひっくり返しやがった。向こうは、「どうせ日本には何もできない」と高をくくっているフシが大いにある、ということを言っているんですよ。だからこそ、そういう連中には少し思い知っていただく必要がありますね、ということです。その為には、実行すること、そして実際に「痛いおもいをしてもらうこと」が必要なんですよ。「痛み」は効果的というのも、ホラ、拷問とかでよく学習していることでしょう?米国では御馴染みですよね?

これまでは、日本だけが痛いおもいをして、米国側では「痛くも痒くもなかった」ということだったわけですよ。これを是正いたしましょう、「痛みを分かち合いましょう」ということを言っているわけですよ。どうして民主党にはこれが判らないんでしょうか?


手始めに、防衛省に命じて、過去の給油活動の全活動記録を、鳩山政権が掌握することが必要です。交渉には応じられない、という場合には、それら情報を「有効活用しましょうね」ってことを言っているわけですよ。都合よく用いられる「国際社会」という、姿の見えない相手というのも、本当に怪しいもんですわ。ただのプロパガンダに過ぎないという程度のことについて、相手にする必要などない。国際社会の世論だか何だかってのは、米国の誰か及びその界隈だけの話が殆どで、全世界がそんなに日本のことについて詳しく知っているなんてことはないんじゃないのか?(笑)

極東の田舎猿という程度に思われているだけの日本が、そんなに世界中の人々が注目しているなんてことは考えられないからね。日本人の多くが、例えばノルウェーの外交とかオーストラリアの外交とか、そんなに詳しく知っていると思いますか?日本人だけじゃなくてイギリス人やスペイン人でもいいけど、その大多数が諸外国の外交について詳しく知っているなんてことがあると思いますかね?
給油活動を停止すると、反米だのと言われるなんて、一体どこの基準なんでしょうか。

じゃあ、派遣していた軍隊を引き上げると「反米」か?(笑)


朝日系もその他マスコミもどういうわけかコロッとひっくり返り、民主党の主張であったはずの即時撤退を取り下げさせるとともに、連立の社民をも黙らせるという、わざわざこっちの手札を減らすような主張をするのだな。
まんまと向こうの作戦にハマリに行ってるってわけだ。

日本は、「常任理事国にもなれない」くらいの、弱小国でしかありませんから。
GDP比で中国やロシアの国連分担金はやたらと小さいのに「発言権だけは強大」というのが大国であって、日本はそうじゃない。

何なら、中国に軍隊を出してもらうように、米国が要求してみたらいいのではないか?(笑)
日本以外の大国が実際に何をしているか、という話ですな。