テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

年越しの『ブルースハープ大会』だよ~(^O^)/

2012年12月30日 | 日記
今年もあと一日を残すばかりなのだ・・

常連読者の皆さんは如何お過ごしだろうか?


我が家では大掃除、買い出し、新年の準備etc・・

とりあえず、昨日までにすべてを完了したのだ



今年は音楽的に意義がある年だった気がする


念願だったUSA製のストラトを手に入れたのも大きかった


何となく始めたブルースハープも音楽的には大きな刺激になった気がしている


先日、お話した弦の件だが・・

かなり調子が良いので予備として3Pセットを追加購入したのだ



いつもは仕事の帰りに楽器店に立ち寄るのだが長期の休みということもあり買いだめをすることにしたのだ

とりあえず、ギター弦があれば何も怖くない



お試しセットということで同社のコーティング弦が付いてきた



ちなみに弦の太さは同じなのだ


以前に一回だけコーティング弦を使ったことがあるのだがフィーリングが合わずにそれ以降は試したことがない

とりあえずオマケということなので次回の弦交換の際に試してみたいと考えているのだ


コーティング弦はロングライフが売りだが感触が気に入らないという人も多いのだ

私と同じ感想なのだ


実際に使ったのは数年前なので何かが進化している可能性もある

楽しみなのだ




今回はブルースハープについて少々語りたいと思っているのだ

最初は手探りで始めたのだが都合10個以上のハープを吹き壊した成果が暮れになって表れてきた気がする

メンテにも興味を持ち始め、最近では分解清掃や簡単な調整もするようになったのだ



ハーモニカは子供が使う教育用ハーモニカでもブルースハープでも構造は一緒なのだ

基本的に5ピースのパーツから成り立っているのだ



ケースカバー上下、リード上下、本体という五点なのだ


非常に単純な構造だけに音楽としての表現は難しいものになるのだ

トランペットやサックス、尺八のように最初は音が出せないということはない

買ったその日に誰でも簡単に音が出せるというのもハーモニカの魅力だと思える


音と音楽とは区別していただきたい

簡単に音が出せるだけに甘く見てしまう人が多いのだ


実際に私もそうだったのだ

小学生の頃に触れてから数十年・・・

「意外に簡単に鳴らせるなぁ・・」

というのが第一印象だったのだ


その後が苦労と試行錯誤の連続だったのだ

とりあえず、ドレミファ・・が並んでいる部分でメロディーを吹くのは簡単だった


しかしながら、憧れていたブルース的な音とは程遠いのだ

その理由が『ベンド』というテクにあるのに気付いたのは後々になってからなのだ


今回はギターとは勝手が異なるのだ

売り手である楽器店のお兄さん達も誰も吹けない

それ故に知識もカタログスペック程度のものなのだ

お兄さんたちもベンドというテクの理屈は知っているが実際にどのようなものかは分かっていないのだ


当然ながら私に説明などできるはずもない

ブルースハープの大きな特徴がベンドなのだ

これはリードという小さな板が大きく影響しているのだ



このリードが他のハーモニカよりも薄いというのが最大の特徴なのだ

息の吹き込みに反応し易いのだ


吹き方や演奏時間によって寿命は大きく異なる

リードを保護するような吹き方ではダイナミックなベンドはできない


調子に乗ってベンドかけまくっているとすぐに寿命に達してしまう

寿命に達する・・とはピッチが狂うということなのだ

一般的には音程が下げる傾向が多く見られる


今まではリペア代が本体価格と同等という理由で買い替えていたのだが非常に不経済であることに気付いたのだ

「ちょっとメンテにも挑戦してみようかな・・?」

という気軽な感じで始めてみたのだ



不思議なことにリードを削ることで音程の修正が可能なのだ


音を上げることも下げることもできるのだ

ただし、ギターのペグのように上げ下げを繰り返すことはできない

その都度にリードが薄くなってしまうからなのだ


調整は一発勝負なのだ

2本のハープをダメにして3本目で初めて音の修正に成功したのだ

とにかく、読者の皆さんが想像している以上に繊細で微妙な作業なのだ

わずかにピッチを高めに調整することが演奏にも良い影響を与えることにも気付いたのだ


吹く→音程を調整→吹く・・・

を繰り返し、延々と使えるわけではない


数回ほど削ると一回の演奏でまたピッチが下がってくるのだ

これは『使用限度』なのだ


つまりはリードが薄く鳴り過ぎて息の入力に耐えられない状態ということがいえる


リードを新品に交換するしかないのだ


先日、ご紹介したトンボのリーオスカーモデルはメジャーボーイと基本設計は一緒なので
プレートを単体することが可能なのだ

すでに楽器店でリードプレートの新品を注文済みなのだ


年末年始というタイミングだったので入荷は年明けなる予定なのだ

現在はケースにしまって休眠している状態なのだ


まったく楽器として機能しない状態なのだ


その間に吹くハーモニカがないのも寂しいので一つ追加購入したのだ

違うキーにするか? 他のメーカーにするか?

などと色々と考えたのだが過去に失敗した『木製のハープ』を再び購入してみたのだ


”壊れやすいが最高の音!”

というのが印象なのだ


過去にも購入したことがあるホーナー製の『マリンバンド』という定番ハープを買ってみた

ある意味ではリベンジでもあるのだ


このハープは一流のハーピストにも愛用者が多いので有名なのだ

何かと耳にするハープの多くはこのマリンバンドである可能性が高いのだ

ライブやフレーズの練習では樹脂製を使い本番のレコーディングでは木製を使うという人もいるようだ


繊細な楽器だけに使っただけ劣化するというのが悩みの種なのだ

プロもステージに同じハープを二本持ち込むことが多いようだ


演奏中に突然リードが死ぬことも多い

音程が下がり始めたら一気にピッチが狂ってしまうという特徴があるのだ


初心者の中には格好主義の人も多く、木製は憧れのようだ


構造上の違いを少々・・

木製はその構造故に気密性が低いのだ

つまりは息漏れが起こってしまう

それ故に吹き方が非常に難しいという側面がある


一方の樹脂製は気密性が高い傾向がみられる

息に対するレスポンスが鋭いのだ

それ故に不安定な息の吹き込みの初心者でも音が出せるのだ


これだけみると樹脂製が勝っているように感じられると思う

ここが楽器の深いところなのだ


木製の息漏れが『味』になっているのだ

ブルース演奏時の擦れたようなブルージィーな音は木製の特徴なのだ


それなりに二種類を吹き比べた印象として私のレベルでも違いが分かるほどなのだ


プロの中にはメンテナンス性と実際の音が気にいって樹脂製を愛用する人も少なくない

つまりは最終的には好みということになるのだ


以前にエフェクトで加工した樹脂製の音をお聴きいただいていると思うが・・・

エフェクトで音を加工する事を前提にした場合にはパワーがある樹脂製の方がノリが良いと感じる


今回は久々にマリンバンドを吹いてみたのだが・・

やはり、味わい深い音にKOされてしまった

「やっぱり木製はイイ音がするなぁ・・・」


私も少しは学習しているのだ

息や唾液の湿気が原因で木が膨張するのが故障の主な原因なのだ

当たり前だが樹脂ボディーにはありえない


今回は新品の状態のうちに木製の本体にレスポールで使ったオイルステインを染み込ませてみたのだ

これで少しは湿気から守れるような気になっているのだ


あくまでも実験という感じなのでしばらく使ってみなければ結果は分からないのだ

結果が良好ならば、次回も木製ハープは十分にありだと思える


まぁ、失敗したとしてもコレクションとして一本は持っておきたいハープなのだ

以前に壊してしまったオールドスタンバイも急に欲しくなってきたのだ

まさに枯れた音が味わいのヴィンテージギターのような立ち位置だと思う

木という単純な素材がこれほどまでに音に影響を与えるとは意外なのだ

楽器は本当に深いと痛感させられる



私自身も成長しているのだ

演奏時に唾液がほとんど出なくなってきたのだ


つまりはハープを汚さないようになってきたのだ

この辺りはギターの扱いに似ているような気がするのだ


無駄に力んでフレットを削り取ってしまう初心者が多いが上級者になれば
チューキングを多用しているにも関わらず意外にもフレットにダメージを与えていないのだ


すべての楽器に共通していることは・・

”無駄な力は入れない・・”

に尽きると思う



今回の楽曲について少々ご説明したい

先日もシカゴブルースのカラオケをアップしたが今回は少し雰囲気が異なるシカゴスタイルなのだ


スローブルースは6/8という拍子なのだ

シカゴブルースはテンポが速い4/4拍子ということになる

基本的にノリが違うのだ


シカゴブルースの名手にリトルウォルターというハーピストがいるのだ



以前にご紹介したリーオスカーも超有名なのだがハープ界においては同等以上に有名な一人だといえる

聞いた話によるとマイクを両手で包みこむスタイルを確立した人らしい

マイクを通すということはアンプで音を増幅させるということなのだ


氏が愛用していたハープが今回購入したマリンバンドなのだ



誰かのブログで見かけた一節だが・・

”プロと同じハープを素人が使えるのって最大の魅力だと思うなぁ・・”

私もまったくの同感なのだ


今回も自宅でマイク録りしたのだ



マイクで拾ったハープの音をGT-100を通過させているのだ


エフェクトはコンプとOD程度なのだ


あえてアンプはOFFにしているのだ

木製ハープ本体の音を前面に押し出してみたのだ


ギターを3本重ねているのだ



ベースギターは使っていないのだ

シカゴブルースにはボトム(低音部)は似あわないという判断なのだ

とにかくオケも軽快であるべきなのだ


ギターもカントリースタイルのリックを少々取り入れているのだ

1弦と3弦のオクターブ奏法なのだ

まだ、下手だがもう少し煮つめていこうと考えているのだ


ブルースはコード進行が単純なだけに色々な小技が不可欠だと思う

同じコードでもフォーム(押さえ方)を変えるだけで音が激変するのだ

ブルースでもコードワークの重要性を痛感させられる


ハープ同様、ギターもまだまだ勉強&研究する必要がありそうだと思う

良い意味で2013年も研究テーマ?が山積しているのだ


私のブログを訪れている方々の中にはハープに興味を持っている人も少なくないと思う

簡単な楽器とは言い難いが・・・

最も簡単に手に入れやすい楽器ともいえるのだ


年末年始の休みを利用してお近くの楽器店を訪れてみては如何だろうか?

「いや~面倒くさいね~ 俺はネットで検索するからいいよ・・」

という人もいると思う


実はこれは大きな間違いなのだ

パソコンの小さな画面で見るのと実際の楽器を目の前で確認するのには雲泥の差があるのだ

手の平にすっぽりと収まってしまうブルースハープも然りなのだ



実物には所有感を刺激される魅力があるのだ

「この小さなボディからあんな音が出るんだ・・」

少しでも吹けるようになれば愛着も倍増するのだ



楽器に関して始める前に断念してしまう人も多い

経済的な理由の場合は仕方がないとして・・


その他の理由であきらめている人は惜しいと思うのだ

特に私が嫌いな理由の筆頭は・・

”時間がない・・”

それほど多忙な人はそんなに多くない気がする


私の友人の中にも家庭や仕事を理由にギターから遠ざかっている者がいる

本当に『出来る男』は家庭も仕事も完璧にこなし

趣味の時間も自在にコントロールできるものなのだ


物事を実行する前に諦めてしまう人は結局は何をやっても大成しないものなのだ


読者の皆さんは如何だろうか?


世の中は不公平なもので勉強もスポーツも完璧!

しかも女子もモテる人がいる


学生だけに限ったことではない

社会人でもこのタイプは存在するのだ


そんなタイプの人間が趣味に没頭した場合の爆発力は半端ではない

つまりはエネルギーなのだ


やるべき事をしないで、ダラダラと趣味で気を紛らわせている人もいる

結局は趣味も形にならない場合が多いのだ


少々、脱線してしまったが・・・


とにかく、ギターでもハーモニカでも買ってみなければお話しにもならないのだ

「でも、ハープって楽譜とか少ないんだよね?」

「どんな風に練習すればいいの? 分かんないし・・」

私もそんな手探りの状態でスタートしたのだ


ハープの話になると何かと『ベンド』がキーワードになるようだが・・

個人的には『フレーズ回し』の方が重要だと考えているのだ

つまりはギターでアドリブを組み立てる力がある人ならば絶対に吹けるようになると断言できる


2年経ってもまったく吹けない人の場合、唇の形や吹き方ばかりに着目するようだが・・

問題は別の場所にあるという事に気づかないのだ


つまりはギター弾き(他の楽器でも良い)の場合、初めて楽器に触れる人よりも
その時点でアドバンテージがあるということなのだ

コード的な理論を少しでも理解しているならば、なお強いと思う


「もっと多くの人が楽器の楽しさを知れば良いのになぁ・・」


これは楽器屋のお兄さんと共通の意見なのだ


何事においても食わず嫌いは損だと思う


学生さんの場合、ポケットから、さりげなくハープを取り出し披露できたならば・・

必ず女子に注目されると思う


社会人ならば新年会などで披露できれば何かが変わると思う

「○○さんってハーモニカ吹けるんですね・・・」

「私も以前から興味があったんですよね・・・」

これだけで話のきっかけ作りになってしまう


何とも都合良い発想だが・・・


2012年を消極的に過ごしたと自己反省している人は来年は是非とも自分で流れを作っていただきたい

私のような中年オヤジがピチピチのガールズバンドのお姉さん達とお友達になれたのも楽器(ギター)お陰なのだ


特にこれといった進展はないが・・(あってはダメだが・・)


概ね自然な流れに身を任せていたのではない

人生の流れは自分で作るものなのだ




相変わらずダラダラと長いが・・・

年末なのでオヤジの独り言としてご理解しただきたい





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