残暑厳しい日が続くが如何お過ごしだろうか?
マスクは暑い
ヘッドフォンは暑苦しい
ここ最近は『気付き』が多い
テレキャスを購入したことで色々と勉強になっている
猛暑で歪んだピックガードも無事に補正が完了した
ヴィンテージなどでも一枚板のタイプでは良くあることらしい
そもそも最初期は5点ネジ留めだった
ある年代から現在の8点ネジ留めに変更になったのだ
このギターに代替のピックガードは似合わない
ギリギリでミラータイプも気になるが・・
厳密にはピックガードの形が異なるのだ
ブリッジの脇まで伸びているのだ
これが意外にデザインとして効いているのだ
今回の件で補正方法を知ったのだ
ドラゴンテレキャスのベースになっているのは59年製のモデル
ジェフベックがペイジ師匠にプレゼントしたギターなのだ
当時はピカピカの新品も現在は立派なヴィンテージギター
良い意味で仕様が古いのだ
この辺りの年代のコピーに真面目に取り組んでいるのだ
近年、メキシコ製のフェンダーは格段に技術を上げているそうだ
実際に私も現物を手にしてそれを強く感じる
作り込みが丁寧なのだ
すべての塗装にラッカーを用いているのも拘りだと思う
近年はすべてポリ塗装に変更になっている
生産者側にもユーザー側にもメリットが大きい
ラッカー塗装のメリットは何だろうか?
触り心地の良さだと思う
このギターはボディはグロス仕上げ、
ネックはサラサラのサテン仕上げなのだ
ポリ塗装にもグロスとサテンがあるが・・
明らかに質感が異なる
経年変化が楽しみなネックになっている
問題の塗装へダメージはクロスで解決したようだ
ギタースタンド側に解決策はないのだろうか?
総じて、どの製品もゴムを採用しているように感じる
ちなみにポリ塗装ならばまったく問題ない
かなり変色したストラトのヘッド
購入時にはかなり白かった
スタンドに当たる部分もまったく問題ない
改めてポリ塗装の強さを実感した
ちなみにネック裏はサテン仕上げになっている
先にも述べたようにまったく質感が異なる
上手い表現が見つからないが・・・
触った時のエロさ?では圧倒的にラッカー塗装に軍配が上がる
まさに『シルクタッチ』のようなスベスベ感
規制によって貴重な材になりつつある『ローズウッド』
ギターごとに『顔』が違う
ストラトの指板は皆が褒めてくれる
購入時にはもっと赤っぽかった
経年で色味や導管などにも変化がみられる
肉眼ではもっと赤い
テレキャスのボディはアッシュ材
アッシュというと重い印象があるが・・・
この個体はかなり軽い
アッシュくらい種類が多い材もないようだ
50年代にはかるい材が流行っていたようだ
70年代に入り『ホワイトアッシュ』という重い材が用いられた
先日、断捨離で手放したジャパンのジャズベがこの材を使用していた
かなり重いのだ
音に芯が生まれる
しかしながら肉体には辛い
とにかく、楽器は重さを意識した方が良いことを知った
さらにはネックとボディの重量バランスが大事
飾りものではないのだ
楽器は弾いてナンボだと思う
手が伸びない楽器は相性が悪いのだ
ストラトはアルダー材を使用している
アッシュのストラトもあるが・・
少数派なのだ
一方のテレキャスはアッシュがメイン材
アルダー材は少数派
ネックもメイプルの方が多い
ローズは少数派
ユーザーに求められて生まれた仕様ということになる
因みににジョン・フルシアンテのテレキャスは
アルダーのボディにローズの指板という仕様
やはりロック的な要素を求めるとメイプルよりもローズになる
氏が使用するストラト数本もほとんどがローズ
ペイジ師匠のギターにおいてはメイプルは一本もない
達人がローズ指板を求める理由をあらためて強く意識しているのだ
いまだにデフォルト弦を張っている
何故だか劣化し難い
劣化しているのだろうが・・
気にならないのだ
アッシュ材の生音が弦の劣化を上回っているように感じる
ピックアップを通した音も絶妙なのだ
テレキャスのピックアップに糸が巻いてあることを初めて知った
オイルが染みた糸のようだ
3弦が高いのもヴィンテージ仕様
ちなみに剥き出しのピックアップにカバーを被せたのはストラト
フェンダーの中での進化を感じる部分
研究熱心な私はボディ材やネック、ピックアップなどについて色々と
調べてみたのだ
自分が使うギターのことを知っておくことは悪いことではない気がする
本物をお持ちの方は一冊はこの手の書籍を持っていても良いと思う
紙から入ってくる知識には重みがある
アッシュのテレキャスを手に入れたことで
廉価のテレキャスの立ち位置が見えてきた
仕様はかなりストラト寄りだと思う
指板やボディの材のバランスも近い
レリックの悪い虫?が目覚めてきたのだ
少しではあるがボディの角などの塗装などを弄り始めているのだ
やり過ぎは禁物だと思う
『使用感』がテーマのレリックになると思う
廉価とは思えないくらいに音が良くなっているのだ
毎日弾き込むことも重要性を実感しているところなのだ
近々に比較音源という形でお届けできれば良いと思っているのだ
出先に持ち込むことも多い
出先で弦が切れることも多いのだ
ワインダーとニッパーが欲しくなってきた
オールインワンタイプも気になっているのだ
因みにこのニッパーは10年くらい使っているのだ
ベース弦を切っても歯がこぼれない
実は先日、某100円ショップで簡易的なニッパーを買った
ギターのプレーン弦を二本切って終わった・・
歯がボロボロなのだ
まぁ、缶コーヒーよりも安い値段なのだ
何が良いか?を検討しているところなのだ
まぁ、手の運動ということで手巻きでも良いが・・・
続いてベースのレリック状況
状況というか・・
最終章なのだ
表面はかなり気にいっているのだ
ツルツルでピカピカだった塗装は艶が消えている
かなり剥いたのだ
問題の背面・・
実際に使っている間に付いた傷も含まれる
ここまで面積が大きくなった
これで音に影響しないはずがない
個人的な感覚としてはとにかく音が鳴るようになった
とにかく分厚い塗装から開放されたような感じなのだ
高価なベースならばこんな荒技は出来ない
楽器に遠慮しているうちは良い演奏など出来るはずもない
ボディの傷もフレットの減りも気にしない
そんな感じになれば良い結果が生まれると思う
余談だが・・
最近はあまりマルチを使っていない
アンプばかり鳴らしているのだ
何故だかアナログに回帰しているのだ
テレキャスがそういう気持ちにさせているのだろうか?
自分でも理由が良く分からない
小型アンプを鳴らすことが楽しいのだ
電池アンプなれど、ギターの個性が如実に表れるのも楽しい
ギターは深い
どこまで遊んでも遊び尽くせない
いくらでも遊び方や楽しみ方あるのだ
たかがギター・・
されどギター・・・
ギター一本でここまで遊べるならば安い買い物だと思う😉