テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

年越しの『ブルースハープ大会』だよ~(^O^)/

2012年12月30日 | 日記
今年もあと一日を残すばかりなのだ・・

常連読者の皆さんは如何お過ごしだろうか?


我が家では大掃除、買い出し、新年の準備etc・・

とりあえず、昨日までにすべてを完了したのだ



今年は音楽的に意義がある年だった気がする


念願だったUSA製のストラトを手に入れたのも大きかった


何となく始めたブルースハープも音楽的には大きな刺激になった気がしている


先日、お話した弦の件だが・・

かなり調子が良いので予備として3Pセットを追加購入したのだ



いつもは仕事の帰りに楽器店に立ち寄るのだが長期の休みということもあり買いだめをすることにしたのだ

とりあえず、ギター弦があれば何も怖くない



お試しセットということで同社のコーティング弦が付いてきた



ちなみに弦の太さは同じなのだ


以前に一回だけコーティング弦を使ったことがあるのだがフィーリングが合わずにそれ以降は試したことがない

とりあえずオマケということなので次回の弦交換の際に試してみたいと考えているのだ


コーティング弦はロングライフが売りだが感触が気に入らないという人も多いのだ

私と同じ感想なのだ


実際に使ったのは数年前なので何かが進化している可能性もある

楽しみなのだ




今回はブルースハープについて少々語りたいと思っているのだ

最初は手探りで始めたのだが都合10個以上のハープを吹き壊した成果が暮れになって表れてきた気がする

メンテにも興味を持ち始め、最近では分解清掃や簡単な調整もするようになったのだ



ハーモニカは子供が使う教育用ハーモニカでもブルースハープでも構造は一緒なのだ

基本的に5ピースのパーツから成り立っているのだ



ケースカバー上下、リード上下、本体という五点なのだ


非常に単純な構造だけに音楽としての表現は難しいものになるのだ

トランペットやサックス、尺八のように最初は音が出せないということはない

買ったその日に誰でも簡単に音が出せるというのもハーモニカの魅力だと思える


音と音楽とは区別していただきたい

簡単に音が出せるだけに甘く見てしまう人が多いのだ


実際に私もそうだったのだ

小学生の頃に触れてから数十年・・・

「意外に簡単に鳴らせるなぁ・・」

というのが第一印象だったのだ


その後が苦労と試行錯誤の連続だったのだ

とりあえず、ドレミファ・・が並んでいる部分でメロディーを吹くのは簡単だった


しかしながら、憧れていたブルース的な音とは程遠いのだ

その理由が『ベンド』というテクにあるのに気付いたのは後々になってからなのだ


今回はギターとは勝手が異なるのだ

売り手である楽器店のお兄さん達も誰も吹けない

それ故に知識もカタログスペック程度のものなのだ

お兄さんたちもベンドというテクの理屈は知っているが実際にどのようなものかは分かっていないのだ


当然ながら私に説明などできるはずもない

ブルースハープの大きな特徴がベンドなのだ

これはリードという小さな板が大きく影響しているのだ



このリードが他のハーモニカよりも薄いというのが最大の特徴なのだ

息の吹き込みに反応し易いのだ


吹き方や演奏時間によって寿命は大きく異なる

リードを保護するような吹き方ではダイナミックなベンドはできない


調子に乗ってベンドかけまくっているとすぐに寿命に達してしまう

寿命に達する・・とはピッチが狂うということなのだ

一般的には音程が下げる傾向が多く見られる


今まではリペア代が本体価格と同等という理由で買い替えていたのだが非常に不経済であることに気付いたのだ

「ちょっとメンテにも挑戦してみようかな・・?」

という気軽な感じで始めてみたのだ



不思議なことにリードを削ることで音程の修正が可能なのだ


音を上げることも下げることもできるのだ

ただし、ギターのペグのように上げ下げを繰り返すことはできない

その都度にリードが薄くなってしまうからなのだ


調整は一発勝負なのだ

2本のハープをダメにして3本目で初めて音の修正に成功したのだ

とにかく、読者の皆さんが想像している以上に繊細で微妙な作業なのだ

わずかにピッチを高めに調整することが演奏にも良い影響を与えることにも気付いたのだ


吹く→音程を調整→吹く・・・

を繰り返し、延々と使えるわけではない


数回ほど削ると一回の演奏でまたピッチが下がってくるのだ

これは『使用限度』なのだ


つまりはリードが薄く鳴り過ぎて息の入力に耐えられない状態ということがいえる


リードを新品に交換するしかないのだ


先日、ご紹介したトンボのリーオスカーモデルはメジャーボーイと基本設計は一緒なので
プレートを単体することが可能なのだ

すでに楽器店でリードプレートの新品を注文済みなのだ


年末年始というタイミングだったので入荷は年明けなる予定なのだ

現在はケースにしまって休眠している状態なのだ


まったく楽器として機能しない状態なのだ


その間に吹くハーモニカがないのも寂しいので一つ追加購入したのだ

違うキーにするか? 他のメーカーにするか?

などと色々と考えたのだが過去に失敗した『木製のハープ』を再び購入してみたのだ


”壊れやすいが最高の音!”

というのが印象なのだ


過去にも購入したことがあるホーナー製の『マリンバンド』という定番ハープを買ってみた

ある意味ではリベンジでもあるのだ


このハープは一流のハーピストにも愛用者が多いので有名なのだ

何かと耳にするハープの多くはこのマリンバンドである可能性が高いのだ

ライブやフレーズの練習では樹脂製を使い本番のレコーディングでは木製を使うという人もいるようだ


繊細な楽器だけに使っただけ劣化するというのが悩みの種なのだ

プロもステージに同じハープを二本持ち込むことが多いようだ


演奏中に突然リードが死ぬことも多い

音程が下がり始めたら一気にピッチが狂ってしまうという特徴があるのだ


初心者の中には格好主義の人も多く、木製は憧れのようだ


構造上の違いを少々・・

木製はその構造故に気密性が低いのだ

つまりは息漏れが起こってしまう

それ故に吹き方が非常に難しいという側面がある


一方の樹脂製は気密性が高い傾向がみられる

息に対するレスポンスが鋭いのだ

それ故に不安定な息の吹き込みの初心者でも音が出せるのだ


これだけみると樹脂製が勝っているように感じられると思う

ここが楽器の深いところなのだ


木製の息漏れが『味』になっているのだ

ブルース演奏時の擦れたようなブルージィーな音は木製の特徴なのだ


それなりに二種類を吹き比べた印象として私のレベルでも違いが分かるほどなのだ


プロの中にはメンテナンス性と実際の音が気にいって樹脂製を愛用する人も少なくない

つまりは最終的には好みということになるのだ


以前にエフェクトで加工した樹脂製の音をお聴きいただいていると思うが・・・

エフェクトで音を加工する事を前提にした場合にはパワーがある樹脂製の方がノリが良いと感じる


今回は久々にマリンバンドを吹いてみたのだが・・

やはり、味わい深い音にKOされてしまった

「やっぱり木製はイイ音がするなぁ・・・」


私も少しは学習しているのだ

息や唾液の湿気が原因で木が膨張するのが故障の主な原因なのだ

当たり前だが樹脂ボディーにはありえない


今回は新品の状態のうちに木製の本体にレスポールで使ったオイルステインを染み込ませてみたのだ

これで少しは湿気から守れるような気になっているのだ


あくまでも実験という感じなのでしばらく使ってみなければ結果は分からないのだ

結果が良好ならば、次回も木製ハープは十分にありだと思える


まぁ、失敗したとしてもコレクションとして一本は持っておきたいハープなのだ

以前に壊してしまったオールドスタンバイも急に欲しくなってきたのだ

まさに枯れた音が味わいのヴィンテージギターのような立ち位置だと思う

木という単純な素材がこれほどまでに音に影響を与えるとは意外なのだ

楽器は本当に深いと痛感させられる



私自身も成長しているのだ

演奏時に唾液がほとんど出なくなってきたのだ


つまりはハープを汚さないようになってきたのだ

この辺りはギターの扱いに似ているような気がするのだ


無駄に力んでフレットを削り取ってしまう初心者が多いが上級者になれば
チューキングを多用しているにも関わらず意外にもフレットにダメージを与えていないのだ


すべての楽器に共通していることは・・

”無駄な力は入れない・・”

に尽きると思う



今回の楽曲について少々ご説明したい

先日もシカゴブルースのカラオケをアップしたが今回は少し雰囲気が異なるシカゴスタイルなのだ


スローブルースは6/8という拍子なのだ

シカゴブルースはテンポが速い4/4拍子ということになる

基本的にノリが違うのだ


シカゴブルースの名手にリトルウォルターというハーピストがいるのだ



以前にご紹介したリーオスカーも超有名なのだがハープ界においては同等以上に有名な一人だといえる

聞いた話によるとマイクを両手で包みこむスタイルを確立した人らしい

マイクを通すということはアンプで音を増幅させるということなのだ


氏が愛用していたハープが今回購入したマリンバンドなのだ



誰かのブログで見かけた一節だが・・

”プロと同じハープを素人が使えるのって最大の魅力だと思うなぁ・・”

私もまったくの同感なのだ


今回も自宅でマイク録りしたのだ



マイクで拾ったハープの音をGT-100を通過させているのだ


エフェクトはコンプとOD程度なのだ


あえてアンプはOFFにしているのだ

木製ハープ本体の音を前面に押し出してみたのだ


ギターを3本重ねているのだ



ベースギターは使っていないのだ

シカゴブルースにはボトム(低音部)は似あわないという判断なのだ

とにかくオケも軽快であるべきなのだ


ギターもカントリースタイルのリックを少々取り入れているのだ

1弦と3弦のオクターブ奏法なのだ

まだ、下手だがもう少し煮つめていこうと考えているのだ


ブルースはコード進行が単純なだけに色々な小技が不可欠だと思う

同じコードでもフォーム(押さえ方)を変えるだけで音が激変するのだ

ブルースでもコードワークの重要性を痛感させられる


ハープ同様、ギターもまだまだ勉強&研究する必要がありそうだと思う

良い意味で2013年も研究テーマ?が山積しているのだ


私のブログを訪れている方々の中にはハープに興味を持っている人も少なくないと思う

簡単な楽器とは言い難いが・・・

最も簡単に手に入れやすい楽器ともいえるのだ


年末年始の休みを利用してお近くの楽器店を訪れてみては如何だろうか?

「いや~面倒くさいね~ 俺はネットで検索するからいいよ・・」

という人もいると思う


実はこれは大きな間違いなのだ

パソコンの小さな画面で見るのと実際の楽器を目の前で確認するのには雲泥の差があるのだ

手の平にすっぽりと収まってしまうブルースハープも然りなのだ



実物には所有感を刺激される魅力があるのだ

「この小さなボディからあんな音が出るんだ・・」

少しでも吹けるようになれば愛着も倍増するのだ



楽器に関して始める前に断念してしまう人も多い

経済的な理由の場合は仕方がないとして・・


その他の理由であきらめている人は惜しいと思うのだ

特に私が嫌いな理由の筆頭は・・

”時間がない・・”

それほど多忙な人はそんなに多くない気がする


私の友人の中にも家庭や仕事を理由にギターから遠ざかっている者がいる

本当に『出来る男』は家庭も仕事も完璧にこなし

趣味の時間も自在にコントロールできるものなのだ


物事を実行する前に諦めてしまう人は結局は何をやっても大成しないものなのだ


読者の皆さんは如何だろうか?


世の中は不公平なもので勉強もスポーツも完璧!

しかも女子もモテる人がいる


学生だけに限ったことではない

社会人でもこのタイプは存在するのだ


そんなタイプの人間が趣味に没頭した場合の爆発力は半端ではない

つまりはエネルギーなのだ


やるべき事をしないで、ダラダラと趣味で気を紛らわせている人もいる

結局は趣味も形にならない場合が多いのだ


少々、脱線してしまったが・・・


とにかく、ギターでもハーモニカでも買ってみなければお話しにもならないのだ

「でも、ハープって楽譜とか少ないんだよね?」

「どんな風に練習すればいいの? 分かんないし・・」

私もそんな手探りの状態でスタートしたのだ


ハープの話になると何かと『ベンド』がキーワードになるようだが・・

個人的には『フレーズ回し』の方が重要だと考えているのだ

つまりはギターでアドリブを組み立てる力がある人ならば絶対に吹けるようになると断言できる


2年経ってもまったく吹けない人の場合、唇の形や吹き方ばかりに着目するようだが・・

問題は別の場所にあるという事に気づかないのだ


つまりはギター弾き(他の楽器でも良い)の場合、初めて楽器に触れる人よりも
その時点でアドバンテージがあるということなのだ

コード的な理論を少しでも理解しているならば、なお強いと思う


「もっと多くの人が楽器の楽しさを知れば良いのになぁ・・」


これは楽器屋のお兄さんと共通の意見なのだ


何事においても食わず嫌いは損だと思う


学生さんの場合、ポケットから、さりげなくハープを取り出し披露できたならば・・

必ず女子に注目されると思う


社会人ならば新年会などで披露できれば何かが変わると思う

「○○さんってハーモニカ吹けるんですね・・・」

「私も以前から興味があったんですよね・・・」

これだけで話のきっかけ作りになってしまう


何とも都合良い発想だが・・・


2012年を消極的に過ごしたと自己反省している人は来年は是非とも自分で流れを作っていただきたい

私のような中年オヤジがピチピチのガールズバンドのお姉さん達とお友達になれたのも楽器(ギター)お陰なのだ


特にこれといった進展はないが・・(あってはダメだが・・)


概ね自然な流れに身を任せていたのではない

人生の流れは自分で作るものなのだ




相変わらずダラダラと長いが・・・

年末なのでオヤジの独り言としてご理解しただきたい





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エレキでアコギをシュミレーションしてみたよ・・・

2012年12月28日 | 日記
ダダリオの009~は中々良いフィーリングなのだ

 

トラスロッドが一番細いストラトもネックが安定しているように感じる


とりあえず、実際の音をお聴きいただく為に簡単な試作曲を作ってみたのだ

最近は便利なものでどのメーカーのマルチにもアコギのシュミレーション的なサウンドが入っているのだ



楽器屋のお兄さんお薦めのテイラーのアコギなのだ

良いギターだと思う


今回はアリアで弾いてみたのだ

ピックアップはフロントとセンターのハーフトーンを使ってみた




今さらだがギター弾きの皆さんはピックだけでアルペジオが弾けるだろうか?

すべての弦をキレイに鳴らすのは初心者の人には難しいと思う

弦のテンションが強いアコギでは指弾きがお約束だがエレキの場合にはピックを使った方が良い音がすると思う


フレーズによってはオルタネイト(交互弾き)になったりもする

テンポは異なるがピックを使ったアルペジオを完璧にマスターしておくと速弾きにも有効なのだ


初心者の方は是非ともこの機会にチャレンジ&マスターしていただきたい


今回の曲は都合二本のギターを重ねているのだ


アコギの生鳴り感がそこそこ再現できたと思うが・・・

まぁ、こんなものだと思う




読者の皆さんに私の曲をお聴きいただく為にピアプロのプレーヤーは必須だが・・

残念ながら音質はお世辞にも良いとはいえない

アップロード前のデータはwav形式なのだが実際の音源はもっと良い音なのだ

もっと音質の良いプレーヤーを待ち望んでいいるのだが・・・

贅沢な悩みだろうか?


余談だが・・

ハーモニカも自分で修理できるようになったので機会をみつけて音源付きでリポートしたいと考えているのだ

将来的にはスラップとハーモニカをミックスした楽曲を作ってみたいと考えているのだ

スラップベースと10ホールズハーモニカのコラボはプロの世界でも少ないが・・・

面白いのではないだろうか?





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エレキの基本は『弦選び』だと思うなぁ・・・

2012年12月27日 | 日記
読者の皆さんも色々と検索していると思う

私も困ったことや疑問がわくと、とりあえず検索してみることも多いのだ

リペアショップのプロもいれば、どこの誰だか分からない素人さんも多い・・


とりあえず検索は自分なりに『近似値』を出してみるのも一考だといえる

例えば弦高調整の場合、人それぞれで考え方が大きく異なる

6弦側の高さにしても1.5㎜~3㎜ぐらいの開きがある場合が多い


『基本的な調整』というものは存在するが・・・

最終的には自分の好みという事になるのだ


ここで問題なのが・・

”ギターの状態を判断する自分の感覚が正しいのか?”

という点なのだ


特にギターを始めて間もない初心者の場合は何が正しいのかが分からないことが多い

これはギターに限らずとも良くあるケースなのだ


ギター歴数十年というベテランですら間違った知識を信じ込んだまま
ギターライフを送っているケースも多いという

何でもプロは凄いのだ

楽器店のお兄さんたちは持ち込まれたギターの状態を見ただけで『メンテ技術』が分かるという


どんな状態のギターであっても結果的に『良い音』が出せるならば、それも結果オーライだといえる

しかしながら、適正なメンテをすればさらに弾き易く、もっと良い音が出せる可能性を秘めているのだ


メンテ≒技術&道具というイメージを持つ人が多い

その前に大切なののが『知識』&『感性』だと私は考えるのだ


最近の私は異常なほどにネック周辺にシビアになっているのだ

なっているというか・・なってしまったのだ


『悪い状態』を見過ごせなくなってしまったのだ

ある意味では何も分からずに楽しく弾いていた時代を懐かしく思うのだ


おそらく私が気になる悪い状態は大雑把な性格の人にとっては問題ないレベルだと推測できる


季節ごとにネックが反るということはギター弾きには常識なのだ

むしろ、私は・・

”ネックが動いている・・”と感じているのだ

厳密な話をすると冬場でも日々湿度や温度は変化しているのだ


特にギターを部屋に置いている場合には有人、無人との環境差が大きい

留守の時にはエアコン(暖房)はオフにする

帰宅後にはすぐに暖房をオンにする


ギターのネックはエアコンの影響を受け易いのだ

実際に私もそれに気付くまではすべてのギターを見える場所に出していたのだ

特にトラスロッドが細いストラトのネックが最初に動くのだ

「一週間前に調整したのになぁ・・」


部屋の湿度計を見てみると30%を指し示しているのだ

加湿器を置くというのもありだが・・・

色々な理由から見送っているのだ


ストラトのネックだけが動くならば問題だが他のギターも次々に動き出すのだ

おそらく角度にして僅かだと思う


”何故、僅かな反りを確認できるのか?”

以前にもお話したが・・


オリジナルの『簡易ネックセンサー』を使っているからなのだ



これはストラトの12F付近なのだ


センサーといっても不要になったピックを接着剤で張り合わせているだけなのだ

キモはその厚みなのだ


要らないピックを何でも張れば良いのではない

この用途の為にピックを買い揃えたのではないが
偶然にもベストな弦高の状態にジャストだったのでそのまま使っているのだ

この季節は基本的に『順反り』傾向なのでネックが反ればピックが落ちる(止まらない)ということになる


夏場にはまた別の計測方法があるので別の機会に・・・




かなり便利なのでベース用にも異なる厚みのセンサーを作ったのだ


もちろんエッジが摩耗した古ピックなのだ

ベースは1弦側なのだ

理由があるのだ


ベースもギターと同様に太い弦で合わせるとピックが3枚になってしまうのだ

ケチなのではない

ピックを貼り合わせる際に使用する接着剤をできるだけ少なくしたいのが理由なのだ


これは本当に便利なのだ


普通の人は定規などをネックの側面に合わせて目視で弦高を確認しているようだ

プロのリペアマンも同様なのだ


もちろん私も正確に調整する時には同様の方法なのだ


あくまでもピックがネックの動き出しを知らせてくれる『簡易センサー』なのだ


ちなみに毎回、ピックを挟み込んでいるわけではない

「何かコードが弾き難いなぁ・・・」

「音程が微妙に狂っているなぁ・・」

という違和感が最初に訪れるのだ


ピックセンサーで測ってみるとネックが微妙に反っているのだ

辛うじてフレット上に留まっている場合もあるがギタースタンドから持ちあげた瞬間に床に落ちてしまう


つまりは『ネックの反り始め』という証だといえる


これはかなりお薦めなので興味ある人は実践していただきたい


トラスロッドの管理はギターメンテの第一歩なのだ

「調整が分からないなぁ・・」

「触るのが怖いよ・・・」

ちょっとくらい回したくらいでは壊れたりはしないのだ


ただし・・少しだけ注意があるのだ

頻繁なトラスロッドの調整で『フレット浮き』が起こることを懸念する人もいる

これは私の見解だがフレット浮きの多くは指板の木痩せが主な原因だと考えている

むしろ、そんな些細な事を気にしてバランスの悪いギターで弾き続ける方が問題だと思えるが・・・



話は変わるが・・

最近、弦のゲージを変更したのだ



ワンサイズ落としてみたのだ


常連読者の皆さんはご存じだと思うが以前は0095~を好んで使っていた



この絶妙なサイズが気に入って夏の頃から使い始めていたのだ


お兄さんに無理を言って切れ易い1弦をバラ売りにしてもらうほどの力の入れようだったのだ



実際に音楽教室のギターの先生もお気に入りの弦らしい

徐々に人気を伸ばしている弦なのだ


問題は弦のテンション(張力)なのだ

冬場に入ってトラスロッドが細いストラトのネックが弦のテンションに
負けてしまう傾向が見られるようになってきたのだ

乾燥→調整→乾燥・・・・

乾燥≒順反りだと思っていただきたい


ここのところ『時計回り』にしか回した記憶がないのだ

とりあえず、冬場に入って2回の調整で落ちついているが今後の乾燥状態も懸念される


・・ということでワンサイズ細い009~に変更してみたのだ

楽器屋のお兄さんが言っていたのだがUSA製のストラトの基本設計は009に合わせているようだ


これよりも太い弦はオーバースペックということらしい

細かい事を気にしないならば012くらの太い弦も張れるようだ

しかしながら、弦高を下げるなどの工夫も不可欠なのだ


どんな弦を張るのも本人の自由なのだが・・

常にネックの状態を気にする必要はあると思う


”ネックの声を聞く・・・”

自分のギターに並々ならぬ愛着があるならばこの声が聞こえてくるのだ



現在の私の使用弦のラインナップなのだ


メンテの中心はネックとブリッジ周辺ということになるが・・・

意外に忘れられているのが『ピックアップ調整』なのだ


読者の皆さんの中にピックアップの調整を頻繁に行っている人がいるだろうか?


音が気にいらない・・⇒社外のピックアップに交換!

という人も多いようだ


以前にも少しだけお話したが少々おさらいしておきたい

ピックアップの高さを上げればパワーが増す

音量が上がるのとは微妙にニュアンスが異なる


ピックアップを下げるとピッキングのニュアンスを繊細に表現できるようになる


・・というのが一般的な理論なのだ


パワーだけが欲しいという場合には社外品を購入する前にピックアップを上げてみてほしい

これで解決する場合も多いのだ


数年前までの私もそうだったが・・

闇雲に歪みを強調したギター音は何とも稚拙で味気ない

特にストラト(シングル)を使うようになってそう感じるようになってきたのだ


ピックアップの調整には最低限のお約束がある

高さを下げる分にはいくらでも構わないと思う


問題は高さを上げる場合なのだ

ピックアップに磁石が入っているのであまりに近いと弦に悪影響を及ぼすのだ


”音程が不安定になる・・”


”音の伸びがスポイルされる・・”

パワーがあるハムバッカーの方が磁力が強いと思っている人が多いが・・・


実は繊細な音のシングルコイルの方が強い磁石が使われていることが多いのだ

手元にハムとシングルがある人はドライバーなどの金属を近づけてみてほしいと思う


つまりは同じ状態のギターあるならばシングルの方が弦との距離をあけた方が良いということなのだ


始めて調整する人は頭の片隅に置いておいていただきたい


「高さってどう決めるの?」

特に決まりはない


好みの音になるように合わせれば良いのだが・・・

バランスというかコツのようなものはあるのだ


基本的にネック側(フロント側)を基準に考えるとスムーズに事を運べると思う

最初にフロントの音を決めてしまうのだ

その後にセンター、リアという順に高さを合わせれば良いと思う



特に意図がなければ、ピックアップセレクターを切り替えた時に
音量に変化がないように調整すべきだといえる

私の場合には意図的にセンターを少し低く調整している


基本的にセンター単体で使うことがないからなのだ

むしろ、ストラトもアリアも『ハーフトーン』で最高の音になるようにしているのだ


あくまでもセンターは音作りの補助的な役割だと割り切っているのだ

ハーフトーンの状態で音を鳴らしながらドライバーを少しずつ回していくのだ


ボディ側面から見た状態でも僅かに下がっている程度が私の好みなのだ

これもギターのボディ材やピックアップの特性、弦のゲージetc・・

いろいろと深いと思う



話を弦に戻したい・・

ストラトの弦を009~に変更したのは先に述べたとおりだ

実は昨晩、アリアも試しに009に取り換えてみたのだ



「テンションが弱くなっちゃうかな?」

と思ったのだが・・



思ったほど悪くないのだ


以前に使っていた時にはテンションの弱さが気にいらなくてゲージを太くしたのだが・・

私の指の力が無くなったのだろうか?


ギターも変化するように人間自身も日々変化しているのだと感じたのだ


009というと『初心者用の弦』というイメージを抱いている人も少なくない

テンションが弱い≒弾きやすい弦

というイメージが初心者を想像させるのだと思う


実際にエディヴァンヘイレンもジェフベックも009を使っていると聞いたことがある

仮に細い009をつかているとして・・

あの音の太さは何だろう?


そうなのだ

細い弦≒細い音ではない


これがギターの面白いところなのだ


「それじゃ何で極太の弦が売られているの?」

ということになると思う


一長一短なのだ


ほとんど歪んでいないようなクリーンで弾いた時には太い弦の方が音に腰があるのだ

音に芯があるという表現をする人もいる


一方、読者の皆さんも大好きな歪みだが・・・

細い弦の方が音のノリが良いといわれているのだ


以前に私のブログでご紹介した『コンプレッション感』の違いだといえる

弦振動だけを取り出してみると細い弦の方が振れ幅が広いのだ


しかも弦に対してオーバースペックのピック(厚いピック)で弾いた時に独特の粘りも表現し易いのだ


ラウドな音量のメタルやハードロックはさぞかし極太の弦で弾いていると思っている初心者も多い

実はまったく逆の場合も多いのだ


むしろ極太弦はジャズ&ブルース系のギタリストの御用達なのだ

013や014という弦を使うプレーヤーも多いと聞いたことがある


メタルでも最近ではダウンチューニングを多用しているので
そんな場合には弦のテンションを稼ぐためにあえてワンサイズ太い弦を張ることもあるのだ


ちなみにレスポールでは継続して0095を使う予定なのだ



ギター弾きの方はご存じだと思うがレスポールはショートスケールなのだ


一般的に009の弦を張ったストラトと010を張ったレスポールで
おおよそ弦のテンションが釣り合うと言われている


わずかな弦の太さの違いでも相当に弾き心地に影響を与えるのだ


ここ数年はダダリオの弦がお気に入りでギターもベースもすべて同メーカーの製品を使っている

勧められるままにライバルメーカーの弦も何度も試してみたが何となく気にいらないのだ


同じゲージ(太さ)でも微妙に雰囲気が異なるのが面白い


特に初心者の方は好みの弦が見つかるまで色々なメーカーの製品を試してみると良いと思う


”迷ったらダダリオ・・”




これは楽器店のお兄さんと私に共通する意見なのだ


最近のお兄さんは聞いたことがないようなメーカーのコーティング弦がお気に入りなようだ

店頭に並んでいる製品のほとんどを自分で試しているというから驚きなのだ


おそらく、こんなに勤勉で真面目な楽器店の店員さんは少ないのではないだろうか?

良いことだと思う


長々と雑記を書き連ねてしまったが・・・



















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素人作品を聴く事は勉強になると思うなぁ^^

2012年12月24日 | 日記
本日、二話目なのだ


私の愛読書であるサウンドデザイナーの来年1月号が発売になったのだ

今回は『ギター特集』ということで明日にでも内容を確認する予定なのだ

参考になる内容ならば購入したいと考えている



今回もなかなか力作揃いだと思う

毎度、感じることだがギター主役の作品が少ないのは残念だと思うのだ

ギター、ベース、ハーモニカを同時に使用した作品は皆無だと思う


人間が演奏したアナログ楽器とジャストなタイミングのMIDIとのコラボもDAWの醍醐味だといえる

これからも自分のスタイルを良い方向に伸ばしていきたいと考えているのだ

長くなりそうなのでこの辺で・・


お楽しみいただきたい↓

サウンドデザイナー1月号『素人投稿コーナー』


私が歌モノの曲を作る時に注意しているのはイントロの小説数なのだ

聴く側に歌モノだと分かるように配慮しているのだ

いきなり歌から始まるようなビートルズスタイルも潔いと思う

作曲者の音楽的センスがもっとも問われる部分なのだ

プロの作曲家やアレンジャーが頭を悩ませる部分らしい


まぁ、決まりというものはないとは思うが・・・

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年末に”エレキギターの楽しさ・・”を再確認したよ。。。

2012年12月24日 | 日記
読者の皆さんは年末の準備は御済みだろうか?

年賀状作成、大掃除、食材の買い出しetc・・

何かとバタバタしていると思う

早朝からパソコンのネットサーフィンに没頭できる人が羨ましい

私も自分の家事の分担を終えてようやく自分の時間に集中できるのだ




中年になると来年(未来?)よりも過去の事や今年一年の出来事が頭をよぎるようになる

「俺にとってギターって何だろう?」

挽きたてのコーヒーの飲みながら物思いに耽ってみたのだ




ギターを弾き始めて数十年になる

女子にモテたいという『不純な動機』でフォークギターを始めたのがギター道の一歩なのだ

私の動機に共感できるという人も少なくないと思う


ギターを始めてデメリットというものは感じたことがないが・・

”女子にモテモテになったのか?”

という部分に関しては何とも言い難い

微妙なのだ


しかしながら興味ある女子の『初めてのギター購入』に同伴したり、

女子数人に取り囲まれながらギターレッスンをしたという楽しい思い出も蘇るのだ


初めての人前での演奏は学園祭だった気がする

他校からの学生も出入りが自由というアットホームな時代だったのだ


楽曲に関する鮮明な記憶は薄れているのだが・・・

演奏後に他校の女子数人に取り囲まれてサイン?を書いた記憶だけは残っているのだ


他人にサインを求められたのは生まれて初めてだった

ノートに楷書で自分の名前を書いた記憶がある

『ギターって何だか楽しいなぁ・・』と感じた瞬間だった


過去のブログに登場した友人と出会ったのは次の年のクラス替えだった

現在は大手の某楽器店で副店長をしているのだ

常連読者の方々は友人と私の『偶然の出会い』をすでに読まれていると思う



本人は求めないかもしれないが・・・

その友人に多大なる影響を与えたのは私だと思っているのだ

おそらく部下などには飲み会の席でこんな話をしていると想像できる


部下 「副店長って何でギターを始めたんですか?」


副店長「アリスかな・・フォークが流行っていたからな」

   「高校に入ってリッチーとかに憧れたんだよね・・」


まったくの嘘ではないが・・

彼はいつもギターを弾く私の傍らで興味津々に眺めていたのだ

「○○君 ギターって難しいかな? コードって難しい?」

「どんな風にギターを練習しているの? ギターって幾ら?」

とにかく演奏が終わると同時に質問攻めなのだ


彼を自宅に招いてレッスンをしたこともある

当時は簡単にギターを買える時代ではなかったので
ちょっとした交換条件付きで使っていないギターを貸し出したこともあるのだ

中学生だったのでバイトは無理なのだ


数ヵ月後に親を説得して何とか購入資金を調達したのだ

その時にも私が彼の母親を説得したのだ


私の記憶では私と同じモーリスのフォークギターを買ったように思う

初心者に良くある行動パターンなのだ

自分の憧れのギタリストと同じメーカー、モデルを欲しいと思ってしまうのだ


私もギターが上手かったわけではない

しかしながら右も左も分からない超初心者にとって
目の前でコードを抑えてアルペジオを弾いている者は神々しく映るのだ

数十年前はパソコンもなければ、丁寧な教則本も少なかったのだ

ギターを習う唯一の方法は弾ける人に教えてもらう・・

そんなアナログな時代だったのだ


中学生の頃に私に憧れていた(たぶん・・?)も自身もそこそこ弾けるようになり

高校に入学した頃にはもっと上手いギタリストに出会ったはずなのだ


その時点で当時の私のギターテクがショボかった事に気付いたのだと思う



私にも似たような経験があるのだ

初めてエレキを買いに行った頃の話なのだ

「あの・・エレキが欲しいんですけど」

種類もレスポールとストラトしか知らないのだ

フォークはそこそこ弾けたのだがエレキには無知だったのだ


楽器店のお兄さんが優しく問いかけてくれたのだ

「どんなギタリストが好きなの?」

「予算はいくらくらいなのかな?」

質問はこの二つだけなのだ


私はリッチーブラックモアと答えたのだ

当然ながら目の前にはストラトタイプが数本並べられたのだ

「準備ができたよ どうぞ、弾いてみてくださいな・・」


ストラトでフォーク的なストロークを披露?した記憶が蘇る

見兼ねたお兄さんがデモ演奏を申し出てくれたのだ

「リッチー風に弾いてみようか?」

「ハイウェイスターとかスモーク・オン・ザ・ウォーターって知っているよね?」

まるで目の前に本物のリッチー本人がいるような錯覚を起こしたのだ


初心者にとって何でも感動的に映るものなのだ


振り返ってみれば・・

そのお兄さんが特に上手かったわけではないような気がする


以前にもお話したが・・

無理をして自分で演奏するよりも楽器屋のお兄さんに
弾いてもらった方が本来の音を確認できる場合が多いのだ

「自分のギターを他人に弾いてもらってどうするの?」

という人もいると思うがその楽器のスペックを知るというのは重要なのだ


私もイングヴェイのレッスンビデオなどを見るにつけ思うのだ

「ストラトって上手くなればこんな弾き方ができるんだなぁ・・」


上手い人の演奏を見たり聴いたりするのは良い刺激になるのだ


私の友人の話から微妙に脱線してしまったが・・・

言いたい事は賢明な皆さんに伝わっていると確信しているのだ



話は変わるが・・・

皆さんはギター練習のコツは何だとお思いだろうか?

音源を聴きながらTAB譜を追いかけるという原始的?な方法が最良だと思っている人も少なくないと思う


私はもう一歩進んだ練習方法をお薦めしたいのだ

可能ならば、動画を何度も観るのだ

手元の楽譜とまったく同じ動画は皆無だと思う

その辺りは軽く流すとして・・・


上手なギタリストの弾き方を自分なりに研究してみるのだ

指の動きにばかり注目しがちだが実はギターは全身で弾いているのだ

演奏時の姿勢とギターの位置を少し変えるだけで劇的に上手くなる瞬間が訪れるのだ


こんな簡単な上達法があるだろうか?


つまりは他人の意見にまったく耳を傾けないというタイプには伸び代は期待できない

独自の練習法でもそれなりに進歩&上達はすると思うが・・・


素直で柔軟な人の倍は時間がかかるといえる

自我(演奏スタイルやメンテ方法など)を確立するのは相当に先の話でも良いと思う


私くらいの年代になってようやくその領域に到達すると思うのだ

今以上の伸びも期待しない代わりに他人からの影響も受ける必要がなくなるのだ


成長が止まった・・という事だと思う

特に20代、30代のギタリストの人はもっと柔軟であるべきだと思う


素人ギタリストにとって頑固には何の美徳もないのだ

むしろ、他人に影響を受け、他人の意見に左右されるような人の方が向いていると思うのだ


今さら性格を変えることはできないだろうが・・・



もう一つの上達方法は・・

”文章で理解する・・”方法なのだ


ギターに限らず、楽器をマスターする上で≪文章で理解する≫は一つのキーワードになると思う

もちろん相手が音楽故に基本は音源や楽譜になると思う

あくまでも補助的という意味なのだ


音楽雑誌などの特集でギターレッスンが載っていることも多い

私の場合には楽譜と同様に解説の文章を熟読するのだ

演奏のコツなどを丁寧に説明していることも多い


それそ読むだけでも意味があるのだ


以前の私はカッティング奏法を軽視していたのだ

「フォークのストロークと同じだろう?」

つまりはギターソロ、しかも速弾き系にしか興味を示さなかったのだ


ギター弾きとして片手落ちであり惜しい時間を浪費したと悔やんでいるのだ

ある時にファンク系のギタリストの動画を観たのだ


楽曲の中心はスラップベースとストラトのカッティングなのだ

ソロと呼べるものは一切ないのだ


それなのにカッコいいのだ

すぐに真似てみるも・・まったくグルーブ感が出ないのだ


当然なのだ

私のカッティングはミュートが甘かったのだ

「ミュートって何だろう?」

譜面では×という表記で表わされている場合が多い


ここで文章が重要になってくるのだ

ミュートにもいろいろな方法がある


コードを押さえている左手の指を使っているのか?

ピックを持っている右手なのか?

仮に右手だとしてどの部分なのか?


楽譜だけでは分かりにくい


”ミュートを制する者はカッティングを制する!”

これは私の格言なのだ


ちなみにスラップもキモはミュートなのだ

スラップの場合はさらに複雑になってくるのだ


動画と文章の二本立てで理解を深めてきたのだ

手軽に動画を試聴できるパソコンにも感謝なのだ


最近、ちょこちょことハーモニカの音源をお聴きいただいていると思う

「そこそこ吹けるようになってきたよね~」

という感想を抱いている人もいると思う

 

「どんな風に練習したの?」

「俺もハープを吹いてみたいな」

という人はいるかは分からないが・・・

  

不思議な事にブルース的フレーズを紹介した教則本は皆無なのだ

”ブルースハープ初級編・・”

的な教則本ではキラキラほしや聖者の行進などメロディ吹きで終始しているのだ

オマケのように和音奏法も紹介しているがハーピストが吹いているフレーズとは程遠いものだ


私の先生は動画の中のプレーヤーの実際の演奏とネットの解説なのだ

ハーモニカの奏法という形で検索すると画像1割、文章9割というような解説に突き当たることが多い


文章が嫌いな人ならば引いてしまう内容が多い


文章好きの私にとってはこれらの文章解説が大きな手助けになったのだ


ハープの初心者に多くみられる傾向としてメロディ練習が大嫌いらしい

「キラキラ星とかいらないから・・ブルース的なフレーズを紹介して!」

ネットの質問コーナーで多く見られる意見なのだ

「ベンドってどうやるんですか? コツとかありますか?」

これも良く見かける質問の代表例なのだ


私の場合にはドレミファソラシドという音階の練習をしていたのだ

これはある人のホームページの文章から影響を受けたからなのだ

ドレミファ・・を成立されるにはベンドが不可欠なのだ


しかも、このドレミファの位置(穴番号)がもっとも使用頻度が高いポジションであることを知ったのだ


ドレミファ・・という単純音階の重要性を知ったことは大きかった

知らぬ間に音階が吹けるようになっていたのだ

コンビニに行くたびに上達している自分を感じていたのだ


実際のブルース的なフレーズだが・・・

これもあるハーピストのブログに影響を受けたのだ

「フレーズってアドリブなんだよね」

「常套句もあるけど・・ノリっていうか」

ブルースギターに近いと感じられたのだ


自分がどんなキーのハープを買えばいいのか?

これも初心者の悩みなのだ


誰かがポジション説明を丁寧に解説してくれていたのだ

これもギターのカポでポジションを代用する発想に似ていると思えたのだ


ギターとハーモニカ・・

形はまったく異なるのだが音楽的な成り立ちやアプローチが似ているように感じられたのだ


この辺りを頭で理解できたことは大きな収穫だったと思うのだ


現代人で文字が読めない人は少ないといえるが・・・

”文章を正確に理解できる・・”人もそんなに多くないと私は感じているのだ


電話での会話をイメージしてほしい

友達や家族との会話ではない

もっと他人行儀というかビジネスライクなトークなのだ

心の中でこんな事を思ったことはないだろうか?

『この人って俺が言ってる意味を理解してるのかな?』

この場合には二つの問題がある


自分自身が的確に文章を表現できているのか?

相手側が文章を理解できるスキルがあるのか?


という事なのだ


これはメールの文章表現にもいえるのだ


文章は簡潔にすべし!

と学校で教えられた人も多いと思う

間違ってはいない


しかしながら、これは相手に用件(要件)を明確に伝える為の手段に過ぎないのだ


むしろ、文章の最大の魅力は長文にあると私は考えているのだ

自分が伝えたいことを連ねる長文になってしまう

これは仕方がないと思うのだ


常々、気になっていることがある

「すべての人が理解できているかな?」

ということなのだ


すべてにおいて安直な世の中だけに面倒だという人は音源だけを聴いてもらっても構わない

しかしながら、ギターのテク(メンテを含む)や音楽的な伸びを望んでいる初心者の人は
是非とも文章の意味を理解してほしいと思うのだ





またまた、話は変わるが・・・

以前に私のブログで楽曲提供の件をお話したと思う


楽器屋のお兄さんのバンドとガールズバンドも出演する年末ライブが行われるのだ



私が提供した楽曲もアレンジを加えて演奏するらしい

歌モノ中心のガールズバンドにもインストを提供したのだ


「素人の作った曲を演るなら、プロのコピーの方がいいんじゃない?」

と思った人も多いと思うが・・

まぁ、感覚が至って普通だと思う

  

コピー譜がすべて!

というタイプではないだろうか?


おくまでもオリジナルに拘っているお兄さんのバンドは素晴らしいと思う

変わり種というところで私(他人)が作った楽曲を演奏したいのだと思うのだ


アレンジに関しては任せているのだ

特に私が口出しする必要もない


今回はお兄さんのバンドに提供した私の代表作を2曲ほどお聴きいただきたい

一曲目は思い入れがある色々なギタリストに成りきって演奏しているのだ


ゲイリームーア、ジャーニーのニールショーン、スティーブヴァイ、リッチーブラックモアetc・・



なんちゃって風だが・・本人は楽しんで演奏しているのだ



楽しんで演奏(製作)するという事が素人の場合には重要なのだ


二曲目はアドリブ大会のオンパレード的な曲なのだ

アーム無しのレスポールでどれだけトリッキーに聴かせられるか?

という部分に注目してお聴きいただきたい



B'Zの松本氏のライブをイメージして弾いているのだ



観客の歓声をDAWに取り入れるのはおそらく世界でも私だけだと思う

遊び心がある楽器屋のお兄さんはそんな微妙な部分を気にいってくれたらしい



リバーブの感じも東京ドームクラスのようなアリーナ級の会場をシュミレーションしているのだ

6畳の書斎の座イスの上で弾いている演奏に聴こえるだろうか?









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