読者の皆さんは週末を如何お過ごしだろうか?
私は所用で出かける予定になっているのだ
ブログ遊びが出来ないのは残念だが・・
昨日は勢いで3話投稿になったがバランスを
考慮して最終話を本日に移行したのだ
何卒ご了承いただきたい
このブログは本日、二話目という事になるのだ
今回は非常に面白い試みをご紹介したい
使用ギターはアコギなのだ
ジミヘンが弾くアコギから強い影響を受けて毎日のようにアコギを弾いているのだ
世に映像(音源?)として残した作品は2曲ほどなのだ
しかしながらこの存在感なのだ
他のギタリストの追従を許さない
当時負け知らずだったクラプトンが落ち込んだ理由が理解できる
余談だが・・
ジミヘンとクリーム(クラプトンが在籍していたバンド)が共演した映像が残されている
ジミヘンがクリームの楽曲をプレイしているという貴重映像なのだ
笑ってしまうほどにジミヘン節にアレンジしているのだ
傍らで弾くクラプトンが委縮しているのが粗い映像からも分かるほどの存在感なのだ
当時ジミヘンが米国から渡英した時にクリームが演奏する
ライブハウスにお客として訪れたのが最初の出会いなのだ
「アメリカから凄いギタリストが来るらしいぜ・・」
と評判にはなっていたらしい
その日、ジミヘンが飛び入り参加したのだ
海外のライブハウスは寛大なのだ
むしろこのようなパフォーマンスを歓迎する傾向がある
この感覚が音楽やギタープレイに現れているのだ
この時のジミヘンは借物のギブソンを使っていたのだ
ジミヘンの演奏にすべての観客が魅了された
もっとも魅せられたのはクラプトンだった
数分後にイジけてステージを降りてしまう
その夜はジミヘン&クリームというステージになってしまう
当時のマネージャーにクラプトンが語った
「俺の仕事は無くなるかも・・」
実はジミヘンの演奏を聴いたジェフベックも同様の感想を抱いたそうだ
ジミヘンの凄さが分かる伝説のエピソードなのだ
マニアには有名な話だが・・・
一般的なギター弾きにはあまり知られていない話なのだ
私は機材云々よりもギタリスト達の生き様に興味がある
知れば知るほどに自分自身のプレイにフィードバックしていくのが実感できるのだ
脱線した・・・
まぁ、こんな話はネットでも見かけないと思うの頭の片隅に置いておいても損はない
何かの機会に蘊蓄として友人たちに披露して自慢していただきたい
話をアコギに戻そう・・
本来、アコギのレコーディングは
”原音に忠実に・・・”
という事が基本になると思う
今回はあえてアコギの音をエフェクティブに脚色してみたのだ
こんな場合にもライン出力できるエレアコは便利なのだ
エレキ感覚でレコーディングできる点が魅力だと思う
ボディ鳴りに影響するなどと分かったような事を言う素人さんも多いが・・
正直なところ、私を含め素人レベルの耳では判別できないほど微細な差だといえる
特にエレキ弾きの一本目のアコギ(エレアコ)はルックスで決めても良いかも?
私は一目惚れだったのだ
音の第一印象も悪くなかったので購入を決めたのだ
今回はzoomのプリアンプを通した音をDAWのプラグインソフトで加工してみたのだ
オルガンなどに使う事が多いロータリースピーカーのシュミレートなのだ
何とも『不思議な音』になっていると思う
ギターの音作りに正解というものはないと思っているのだ
特に私を含めた素人の場合、自分自身がカッコいいと思う音が最高なのだ
自分の耳と感性を信じることが近道だと思う
基本的にこのようなレコーディングはアコギの世界では邪道だと言われてしまう
しかしながら、そこは素人の斬新な発想で勝負なのだ
ジミヘンも誰もやらなかった革新的な奏法や音を生み出したのだ
ジミヘンが偉大である理由の一つだといえる
今回の音源はツェッペリンの名曲『レモンソング』を題材にアレンジしているのだ
ペイジ師匠はプレイヤーとしても優れているがそのプロデュース能力が突出している
これはジミヘンにも共通している才能だと私は考える
実はこの曲も原曲は先人のブルースマンが作った曲なのだ
オリジナルだと思われがちが・・
クラプトンにもツェッペリンにもこのような他人の曲が意外に多いのだ
そこは達人なのだ
原曲の雰囲気の残しつつも自分流のアレンジを加えているのだ
長年温めながら演奏しているうちに
聴き手に『オリジナル?』と思わせてしまう魔法をかける達人たちなのだ
今回の音源は始まりの部分で本家の音を少々拝借した
途中から私のギターが重なっていくという構造になっている
後半のドラムは二本指でトコトコとドラムを叩いてみたのだ
通常の音楽制作ではリアルタイム録音の後にリズムの修正や音の差し替え作業がある
つまりは失敗したドラムのフレーズを完璧なドラムへと仕上げていく
女性が外出前に化粧で修正?するような感じなのだ
今回は簡易サンプルという事でそのままなのだ
ツェッペリンはバンドアレンジになっているが・・・
ペイジ師匠がアコギを弾いているようなイメージで聴いていただけると良いと思う
音源を聴き終わった方でお時間がある方はさらに読み進めていただきたい
続く・・↓
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↓
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↓
昨日は週末ということもあり閲覧数が伸びたのだ
三話連続投稿の効果もあったと思う
『俺って暇人? アホかな?』
と感じる事も多々ある
自身のアホさ加減を実感しているのでご心配なく・・
先週から妙なテンション感で気付けば連続投稿の日々になったのだ
読者の皆さんの協力には日々感謝している
”ブログランキングに協力して・・”
という私の声かけに良い反応を示してくれる
「ネットの住人も捨てたもんじゃないよ・・」
「ギター好きって結構多いよ もっと頑張ろう!」
と楽器店のお兄さんたちを激励しているのだ
まぁ、こんな変わったお客も私だけだと思う
ギターの先生と話をする機会も多いのだ
ギターの先生と私の立ち位置はクラプトンとジミヘンのような関係なのだ
当然ながら先生の方が圧倒的に音が良く演奏も上手い
当たり前だが・・・
しかしながら演奏が楽しくない
申し訳ないがアイディアが貧困なのだ
ギター弾きとしての引き出しが少ない
これ重要・・
皆さんが憧れているプロのギタリストと場末のギター教室の先生のテクの差はそれほどない
違いは何か?
それは斬新な発想でありアイディアなのだ
ギターの先生や楽器店の腕自慢の多くが抱える弱点は作曲能力の欠如なのだ
楽譜を目の前に猛練習を重ねコピーの腕前は本家以上という人も多い
行き付けの楽器店の先生はクラプトンの大ファンで音はクラプトンを越える
しかし、その腕前を活かしたオリジナル曲は作れない
ある日、楽器店のお兄さんに声をかけられた
音楽CDの売り込みなのだ
「うちの先生が弾いたんですよ~」
「どうですか一枚?イイ感じですよ」
私は迷わず断った
オリジナル率0%の内容だったのだ
この手のトリビュート作品は数多く存在する
特に特化した存在には感じられない
むりろ拙い演奏でも初心者が一生懸命にギターを弾き打ち込みをした作品に触れてみたい
動画サイトや音楽系投稿サイトなどを日々徘徊しながらそんなオリジナルの作品を探しているのだ
海外のギター弾きと日本人のギター弾きの感覚の違いを表したエピソードがある
あるイベントに有名バンドのファンが集ったのだ
国内外問わず数十組のバンドが集結したのだ
主催者の声かけでコピー曲の収録する企画が持ち上がったのだ
その際に原曲を忠実に再現していたのは日本のバンドだけだったという
「真面目にコピーしているのって俺たちだけ?」
『コピー』という立ち位置が海外では異なるのだ
クラプトンが代表作である『クロスロード』を自身でコピーした名演が数多く残されている
”一冊丸ごとクロスロード・・”
という謳い文句の書籍があるのだ
またしても買ってしまった・・
テンポ、使用ギター、エフェクターなど
時代ごとに色々と変化を加えている
意図した・・といういうよりは必然という感じに聴こえる
正直な話、
脂が乗りっ切っていた20代の演奏の再現は現在のクラプトン自身にも無理なのだ
ギターにはその年代に見合った弾き方というものがある
美味しい部分を引き出すというのも才能の一つなのだ
いずれにしてもコピーという感覚が大きく異なる
”誰が聴いても分かるフレーズ・・・”
”オリジナルと似たコード進行・・・”
この二つのルールを守っていればコピーは成り立つ
ちなみに日本人はどんなに巧みな演奏を披露しても原曲からかけ離れた演奏は認めない
youtbeなどの動画に寄せられるコメントを読めば分かる
申し訳ないが・・
まだまだ世界と比較すると意識が低い
「この人って神~^^ 凄く上手いですぅ・・」
「僕も練習しよっと・・機材って何ですか?」
この手の動画とコメントにも飽きてきた
賢明なる読者の皆さんの中にも同様の感想を抱いている方が多いのでは?
検索すれば販売目的の商業的サイトが洪水のように溢れている
カタログスペックの記載と価格の表示だけというちまらない内容なのだ
こんなサイトの乱立がギターの目的を変えている
”ギターを弾く・・”
から
”ギターを買う・・・”
に変化し始めている
ギターブログを立ちあげている人の中にも
演奏よりも製品のレビューなどに熱い人もチラホラ・・
まぁ、車好きにもドライブ派と洗車派がいるように千差万別で良いと思う
音楽動画を検索しても同様の傾向が見られる
先生風?の人が一生懸命に演奏をレクチャーしているのだ
その演奏が微妙だったりする
「現代人って日常生活に満たされていないのかな・・?」
などと思ってしまうのは私だけだろうか?
バーチャルの世界だと分かりつつ・・
先生という立場に憧れているのだ
私はある出来事をきっかけに
ブログランキングの存在を知ったのだ
訪問者数の増加の為というよりは他の人が書いたギターブログが読みいというのが本音なのだ
わずか120人程度の登録数だがギターブログが集中しているカテゴリは楽しい
ブログランキングを訪れる時には一人の読者として楽しませてもらっているのだ
改めて思うことがある
『やっぱり俺のブログは変わっているなぁ・・・』
他の人のブログを読む度にそんな思いが強くなっていくのだ
自分のブログをどのように表現したら良いのか?
評論? 作文? 自分でも良く分からない
チョイチョイと楽器店のお兄さん達との会話を盛り込む
独自の雰囲気を持っている
この会話形式も読者の皆さんにウケている要因だと感じているのだ
ギターの種類や機材を説明するブログが多いようので・・
むしろ私はギターに対する『精神論』について語りたいと考えているのだ
演奏のノウハウを説明するにしても私のアプローチは異なる
普通の人はTAB譜を貼り付けて終わりだと思う
「後は好きに弾いて・・」
初心者が教則本を購入して独学で練習するような成果しか期待できない
弦楽器には『プラスα』の発想が不可欠なのだ
いわゆる上手いといわれる人はその部分に開眼した人達なのだ
長年に渡り私のブログを熟読していただいている常連さんも多いと思う
すでにギターが上手いという自覚がある方は良いとして・・
伸び悩んでいた初心者~中級者の方は読むだけでスキルアップに繋がっていると思う
「読むだけで上手くなる・・?」
如何だろうか?
教則本には書いてないない内容をお届けする事を信条としている
一所懸命に機材の説明などをしている人の話の腰を折るのも何だが・・
結局はギターの音は指先が作りだしているのだ
根本になる音、核になる演奏を身に付ける事が上達への近道なのだ
近道というよりはそれが目的だと言っても過言ではない
高価な機材を用いた微妙な演奏の人よりも
zoomのコンパクトマルチ一個の私の方が良い音を出せる現実がある
資金面で厳しい学生さんの心の支えになりたいとも思っている
「zoomなら僕でも買えるよ~」
「こんな音が出るんだね~♪」
究極、これが私のブログのテーマの一つでもある
機材やギターが好きなので結果的に高価な製品を購入する事もあるが・・
ブログネタとしてもピグノーズやzoomなど
学生さんや小遣い制のお父さんでも手が届く機材を中心に発信したいと考えているのだ
”お金をかけなくてもギターで良い音が出せる・・”
なのだ
”お金をかけなくてもギターを楽しめる・・・”
似たような表現だが・・区別したい
何かの縁でギターに出会ったからには楽しいだけでは勿体ない
クラプトンもジミヘンも同じ人間なのだ
人間が成し得た事は頑張れば出来る!
・・と言う事を力説する楽器店のお兄さんが苦笑するのだ
「そんな前向きな人って○○さんだけですよ・・」
「でも、そんな気持ちがギターの音を良くしているんですね」
・・そういう事なのだ
今日は一話なのだ
気に入った方、
「応援しても良いよ~」
という前向きな読者の方はランキングにご投票しただきたい
明日は時間があるので『楽しいネタ』を提供できれば良いと思っているのだ
ブログは楽しいね~