読者の皆さん、お久しぶりなのだ
自粛制限の解除など、巷では色々な変化があった
読者の皆さんの生活にはどのような影響があっただろうか?
私は色々と大変な日々を送っているのだ
色々とストレスが溜まる日々なのだ
そんな苛立ちを癒やしてくれるのはギターなのだ
ここ最近はジミヘンばかり弾いているのだ
特にAngelやLittleWingなどのバラード曲に癒やされる
エレキで弾いてもアコギで弾いても楽しい
やはり、関心させられるのは『音選び』なのだ
ギターには同音異ポジションという考え方がある
一つのコードでも複数のボイシング(押さえ方)が出来るということ
所謂、これがギター弾きとしての引き出しになる
読者の皆さんは何個くらいのコードボイシングをご存じだろうか?
ギターの理屈と構造は簡単なのだ
横にそのまま平行移動できる点が最大の特徴なのだ
つまり、一個のコードを知れば同時に複数のコードの理屈を知ることになる
50年前のジミヘンが理屈でギターを弾いていたとは考え難い
天性の才能なのだ
やはり、天才なのだ
誰かがやったことや見つけたことを真似ることは簡単なのだ
誰かが掘ったトンネルを歩くようなもの
最初に切削しながら突き進むことの難しさを知る人は少ない
特に巷のギター弾きにはそういう人が少ないように感じる
まぁ、私も含めてということで・・・
ジミヘンは知れば知るほどに深いのだ
プロとしてのキャリアは僅か数年ほど
その間に残した偉業は数知れず
ジミヘンの曲に関しては完コピには意味がない
スタジオでのテイクとライブではまったく異なる演奏をしていることも多々ある
ライブの数だけ名演があるともいえる
要所を押さえた音選びと演奏は流石の一言
名曲Redhouseなどもコテコテのブルースだが・・
要所を押さえなければ、普通のブルースと区別できない
海外の一流プロにもジミヘンのファンは多い
カバーしている人も多いようだ
完コピ派と崩し派に分かれるのも面白いところ
誰とは言わないが・・
自分味が濃い人はリスナーが引いてしまう
それがジミヘンの曲なのだ
完成度の高さなのだ
LittleWingなどもあのイントロは忠実に再現すべきだと思う
タイム感(はねる感じ)は楽譜には表記されていない
名曲Hey Joeも楽譜ではスクエアに表記されているがはねている
パープルヘイズも実は軽やかに弾いているのだ
偉そうに語っているが・・・
私も修行の身なのだ
ジミヘンをコピーするにあたり、上辺を軽く撫でるならば
やめておいた方が良い気がする
曲にもよるがコード進行は割とシンプルなのだ
Hey Joeなど5個のコードを循環させているだけなのだ
それでも聴き手を飽きさせない
飽きさせない何かをもっているのだ
学ぶべきはそこなのだ
当ブログでも再三に渡り『コード崩し』というワードをご紹介してきた
よりギターを深めたいと考えている人は知っておくべきテクなのだ
可能ならば、一回くらいはチャレンジしてみていただきたい
ジミヘンは同じコードをポジションを変えながら、崩しているのだ
まさに即興演奏なのだ
すべてのライブが完璧であったわけではないようだ
天才にもダメな時があったようだ
そんな人間臭い部分も好きなのだ
ギター弾きは機械ではないのだ
精神的に疲れている時にはそんな音が出る
それも含めてギターと接することができると良いと思っているのだ
ジミヘンが教えてくれたことは多い
クリーンの美しさ
歪みの少ない音で弾き切ることはかなりの難易度
ましてやギター一本で完結させることはかなり難しい
他人が聴いてどうのこうのというよりは自分に向けて
自分が楽しいか?
クリーン音のエレキ一本で数時間くらい遊べれば上級者なのだ
ジミヘンが作る曲にはドラマがあるのだ
単純な進行の中にメロディを感じる
所謂、ジミヘンコードも前後のドラマがあってこそ
前後のコードとボイシングで活きてくることを知った
ジミヘンは深い
マイナーな曲だが素晴らしい曲があるのでご紹介したい
『Driffting』という曲なのだ
こんなコードが体から滲み出るジミヘンは天才なのだ
大昔に買ったジミヘンの歌本が大いに参考になる
残念ながらコード譜しか載っていない
それでも助かるのだ
私の能力では耳コピは無理
コードを知った後はyoutubeで検索なのだ
海外でもかなり通が好む曲なのだ
コピーやカバーしている人も少ない
ジミヘンというワードで検索してもヒットしない
一般ウケはしない
私のギター仲間も無反応なのだ
浅いのだ
有名な曲だけを聴いてその気になっている人は本物のファンではない
まぁ、マニア以外はそれで良い気もする
とりあえず、コード進行は体に叩き込んだ状況なのだ
動画などで崩し方を学んでいるところなのだ
ギターを始めた頃からジミヘンを知っていたが・・
読者の皆さんと同様にあまり興味がなかった
中年おじさんになってジミヘンに開眼した
十年くらい前にコピーにチャレンジしたが挫折した
ギターソロやイントロなど部分的にコピーしても意味がない
ZEPの『天国への階段』も同様
ジミヘンも同じ
結局、グズグズの状態で放置していたのだ
先にも述べたようにコードをそのまま、アルペジオしても飽きる
それはジミヘンではないのだ
コード崩しという技があることを知ったのは数年前
一つを知ることで十個を知ることが出来るのもギターの楽しいところ
私は普通の人がコピーを避けるような曲に惹かれるのだ
Angelは私の十八番になったのだ
ジミヘン自身も大切にしていた曲
ジミヘン史上最も美しいバラードだという人もいる
最近になって発掘された音源にもジミ自身がインストにアレンジした
バージョンが収録されているのだ
いまさら実機のファズを買うつもりはないのだ
マルチ内蔵のファズでいかにジミヘン風味を表現できるか?
その辺りも楽しいところなのだ
巻き弦の音が抜けないところもファズらしい
ゲインをMAXにすれば、ウッドストックライブのあの音も再現できる
ワウペダルは悩ましいところ
まじめに欲しい
買うか?否か?は迷っているのだ
当面はマルチの疑似ペダルで我慢なのだ
余談だが・・
ジミヘン遊びにハマるようになってからアンプを良く使うようになった
持て余していたベースアンプが良い仕事をしてくれる
ひとつ気づいたことがある
アンプは鳴らした時間だけ馴染むということ
電池駆動の小型アンプはピグノーズも含めて侮れない
お勧めしたい
超小型のアンプは避けた方が良い
飽きるのだ
お勧めはBlackstarとピグノーズ
共に6ワット仕様だと思う
部屋鳴らしには十分過ぎる音量なのだ
大型のアンプを絞るなら、小型のアンプを開いた方が良い
これはすべての音響機器に言えること
特にギターアンプにはいえる傾向
アンプは弾き手が育てるものなのだ
読者の皆さんのギターの開放弦はビンビンに鳴るだろうか?
生音で弾いた時に良い感じで音が暴れるだろうか?
特にプレーン弦に耳を傾けていただきたい
鳴るギターと鳴らないギターの最も簡単な見分け方
生音の確認は大事
値段も含めて、良いギターはエレキでも生音が楽しい
是非ともご確認いただきたい
一日一回指弾きで強めに音を入力する作業を続けてみていただきたい
必ず変化が現れる
そこからがギターは楽しいのだ
伸びるのだ
因みに梅雨に入ってネックの状態は如何だろうか?
私のギターたちは軽く逆反り気味なのだ
逆反りというよりは順ぞりで調整したロッドを戻したという感じ
同一方向に回し続けるよりも良いと思う
ネックは動くもの
むしろ、動くネックは良いと思っている
ネックの中に極太の鉄芯を入れ込んだギターなどダメなのだ
過去にそんなギターを作っていた時期もある
メーカーも時代で試行錯誤を繰り返してきたのだ
年代でロッドの太さや強度を変化させてきた
両方向への調整が可能になったのも最近の話なのだ
そもそも初期のエレキにはロッドが仕込まれていなかった
クラシックギターと同じような構造だったのだ
反った場合にはどうしたのだろうか?
実は音に拘るメーカーの高級ギターは意外にロッドが細い
むしろ、廉価のギターの方が丈夫だったりするのだ
高級なギターを買ったにも関わらず、それをクレームとして
持ち込むようなお客さんも少なくないという
実は人間の扱いが一番難しかったりするのだ
カッコいい表現になってしまうが・・
ギターとの『対話』が不可欠なのだ
自分で状態を把握していれば、色々なことがわかる
ジミヘンも弦交換を含む、簡易な調整はすべて自分で行っていたようだ
ジミヘンがギターをメンテする画像がけっこう残っているのだ
自分でギターが調整できない人は一流にはなれない
上手くもなれないのだ
そもそも、そのギターが自分のスタイルに合っているか?
も分かっていないことが多い
ギター選びには理由があるのだ
ジミヘンがストラトを選んだ理由も奥深い
詳細は割愛させていただくが・・・
そんなこんなで本日もどっぷりとギターに浸りたいと思う
アンプの弾き比べや前段のエフェクターの相性など・・
色々と試しているところなのだ
余談だが・・・
昨日は無投稿にも関わらず訪問者2,023人だった
遅ればせながら・・・
足繁く通ってくださる読者の皆さんに感謝!!😉