テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

Ibanez&Zoom&CUBASE 

2011年10月29日 | 日記
次の新曲の『構想』は頭の中で完成しているのだ

cubaseを始めたばかりの頃はすべてが手探りだった

最初に8ビートなどの基本的なドラムパターンを打ち込み
それに合わせてギターのリフを刻むところからスタートすることが多かった


現在もロック系の曲に関しては基本のスタイルは何ら変わりはないのだが・・

一つの成長の証として打ち込む前に頭の中に大まかなイメージを浮かべることができるようになった


作り込むうちに頭に描いたイメージと異なる曲になるということが無くなった

単純なことのように思えるだろうが・・

これは非常に有意義なことだと思える


現在、取り組んでいる新曲はテンポの速いインスト系ロックなのだ

youtubeにおけるスティーブヴァイのライブ映像にインスパイアされたのだ

何故だかスティーブヴァイやジョーサトリアーニの曲を聴くとIbanezが弾きたくなってしまう

実際にギターを抱えて音を出してみるとだんだんと気分が盛り上がってくるのだ


オシャレさんの洋服のような感じだろうか?

その日の気分で抱えるギターが異なるのだ


昨晩、家族が寝静まった後に新曲のドラムの打ち込みに取りかかった

とりあえず核になる小節だけを打ち込むのだ

簡単に作ったドラムトラックをループ(繰り返し)させながらリフを考えていく

「こんな感じかな・・?」

というところでアドリブでリードを重ねてみる


思い付きで弦飛びのようなトリッキーなフレーズが飛び出すことも多い

リードのフレーズに合わせてリフを微調整することもある

しかしながら、頭に描いた曲のキーとコードが180度変わることは少ない


ドラムのフィルインなどはリフが決まってから合わせることも多い

まぁ、その時のノリというか・・決まった方法はない


エレキの場合にはフレーズも大切だが・・

やはり、音が最も大切だと思う

曲調や雰囲気によって試行錯誤しながらエフェクトを作り込んでいく


Zoomのマルチにはお約束のワウも入っているのだがワウペダルのようにペダル操作ができない

これはフレーズを構築する上で非常に残念なのだ

つまり『オートワウ』なのだ

Zoom製のペダルを接続すれば自在にコントロールする事もできる

しかしながら、その為だけにペダルを購入するならば、
もう少しお金を足して本格的なワウペダルを購入したいと思ってしまう


以前にもお話したが私は座イスに座って演奏しているのだ

椅子という人は多いと思うが・・座イスは少数派だと思う


楽器店のお兄さんは言う

「座イスって弾き難くないですか?」

「ちゃんとギターを抱えられます?」


ちゃんとギターを抱えているかは知らないが・・

何とか音も出るしアームも自在にコントロールできる

音楽制作以外にもパソコンを多用するのでこのスタイルに落ちついたのだ


・・という理由で自宅ではペダル類が使えない(使わない)というわけなのだ

たまには練習を兼ねて立って練習することもあるが疲れてしまう

やはり、使い慣れた座イスが大好きなのだ


そんな状況においてもやはりエフェクトをマニュアル操作がしてみたくなってしまう

「何かいい方法はないかな・・?」

という感じで模索していた


最近はcubaseに付属している『使えないエフェクト』を徹底的に研究している

何をもって使えないのか?

文章では上手くお伝えできないが・・・


要するにコーラスやディレイのようなポピュラーなものではないエフェクトなのだ

例えば・・ワウの効果を10倍くらい強力にしたもの

レスポールのスイッチ奏法のような効果を得るもの

あえてノイズを加えて音を汚すもの・・・etc


ちょっとクセがあるものも多いのだ

ギターのようなオーディオデータにもMIDIデータにも使うことができる共通のエフェクトなのだ

ヒップホップ系などに使うと効果がありそうなのだ


昨日、簡単に音入れしたギターの音に『デュアルフィルター』というエフェクトを後かけしてみた

音を再生しながら、何となくコントロールのツマミを左右にぐりぐりを回して遊んでいた

これが思いの外・・楽しい効果が得られることに気付いたのだ


オーディオインターフェイスのコントロールツマミをリズムに合わせて回すのだ

何となく足でワウペダルを踏んでいるような感覚なのだ

「これって使えるかも・・?」

という感じで早速録音を開始したのだ


ちなみにベースも入っていないし鍵盤も無しなのだ

ドラムもただ打っただけということで『化粧直し』も施していない

まったくのラフスケッチのような試作曲なのだ


「次回作はこんな雰囲気で作ろうかな?」

という感じなのだ


ちょっとした発見なのだが・・

ちなみにIbanezを使用している

アームがイイ感じでしょ?




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DAW超入門虎の巻

2011年10月29日 | 日記
連日、私のブログに多くの読者(試聴者?)が訪れてくれるようになった

ギター演奏に興味があるのだろうか?

それとも流行りのDAW(cubase)に興味があるのだろうか?


まぁ、どちらでも良いと思う


私の想像だが・・

そろそろ『聴くだけ』では我慢できなくなって人がいるのではないだろうか?

以前にも少しだけDAWの導入についてお話したが今回は違った観点から説明したいと思う


揃える機材や価格帯などは今さら説明の必要もないと思える(ネットで調べられるからね)

もっと大切な事があるのだ


それは導入機材(ソフトも含む)の『認識作業』なのだ

「どういう事? 何それ?」

と思う人も多いと思う


すでにDAWを始めている人は分かると思う


音楽に限らないがパソコンに接続する外部機器には認識作業が必要だ

絶対に避けては通れない道だと思う


デジカメやビデオカメラ、外付けハードディスクetc・・・

すべて、パソコン側で機器の接続を認識することから始まるのだ


接続すれば自動的に認識作業が始まるようになっているので意識する人も少ないと思う

メーカー側であらかじめ専用のドライバがインストールされている事も多い

機器の接続と同時にドライバが読み込まれるという仕組みだ


パソコンで音楽を制作する際にも必要に応じて色々な機器を接続する

オーディオインターフェイス、MIDIキーボード、ギター用マルチエフェクターなど・・

当たり前だがこれらの機器もパソコンが認識しなければ動かない


基本的には製品と一緒に入っている付属のディスクをインストールするだけと簡単なのだ

しかしながら、これが結構な『曲者』で一回で成功したケースは少ない


その都度にイライラと若干の焦りを感じる事も多い

現在使用しているオーディオインターフェイス(以下OI)の導入時にもトラブルがあった

私のOIはcubaseと同じメーカーであるスタインバーグ社製なのだ


(これは以前のレイアウトなのだ)


OIの機能とコントローラーが一体になっている優れモノなのだ

もっと音質が良い他社製品(価格も高いが・・)という選択肢もあったがコントローラーに惹かれたのだ


作業時において、マウスでの煩雑な操作から解放された

音質も素人のレベルには十分かもしれない


USBの接続後にOIのランプが点灯し接続が目で確認できた

実際にcubaseを立ち上げてみると肝心のコントローラ部分が反応しないのだ

「ちゃんとドライバをインストールしたんだけどなぁ・・」

再び挑戦するもダメなのだ

「これって不良品じゃないのか?」


私の年代のオヤジは自分の能力を棚に上げて製品の非難に転じる傾向が見られる

もっと上の世代ならば、その傾向は尚強いように感じる

世の勉強不足のオヤジ達は自己反省すべきなのだ(私も含む)


翌日、購入した楽器店を訪れた

「インストールに問題はないようですね・・」

「もしかしてドライバが最新ではないのかも?」

新品を購入したにも関わらず、付属のドライバが最新ではないとお兄さんが言うのだ


ちょっとだけ頭が混乱してしまった

「新品を買ったのにドライバが古いの?」


私の突っ込みにもデジタルに詳しいお兄さんはまったく動じないのだ

「音楽ソフトや関連機器には良くある話なんですよ」

「製品の販売中にOSが切り替わることもありますよね?」

「パソコンに合った最新のドライバを入れれば解決しますよ」


・・という事なのだ


お兄さんの説明をすぐに理解する事ができた

パソコンが苦手な人が勢いだけで音楽制作に踏み込んだ場合にはここからの理解が必要になってくる

「ドライバって分かる?」という感じなのだ

道のりはかなり遠いように感じる


むしろ、パソコンの知識に自信があるならば簡単に始められるという事なのだ


結局、お兄さんのアドバイスに従いメーカーのHomeから最新のドライバをDLすることで解決した

コントロールのツマミでcubaseのパラメーターが動いた時には本当に感動した


最近では問題を解決した後の気持ち良さもDAWならではだと思うようになってきた



やはりというか何というか・・

最近導入したドラム音源であるBFDも使えるようになるまでに一苦労あったのだ


リズム作りのネタ帳という感じでスタンドアロンで動かすこともできるのだが
やはりcubaseのソフト音源として活用する方が何倍も有効だと思う


インストールも無事に完了したと思ったのだがcubaseで認識できないのだ

cubase側が認識するとcubase付属の音源と同様に活用できるようになるのだ

「あれ? 何でBFDが認識できないんだ?」

またまた楽器店のお兄さんに相談なのだ


音楽系のデジモノに関しては自分で調べるよりも確実で早いのだ

「おかしいですね~ デバイスじゃないですかね?」

「デバイスマネージャーに手動で読み込ませてみたらどうですか?」


何のことやら?という読者の人も多いと思うがついてきてほしい

cubase全般の設定状況などを管理しているのだ

通常のパソコンのデバイスマネージャーに似ていると思う


お兄さんの教えてくれたことをメモに取り、帰宅後に実践してみたのだ

何と一発で解決したのだ


とにかく勉強熱心な店員さんなのだ

店頭で販売する商品のほとんどを実費購入して自宅で試しているようだ

とてもではないが店員さんの給料だけでは無理だと思う


噂では大地主の御曹司だと聞いている

楽器店の店員さんは仮の姿なのかも?


数十万円もするギブソンにフェンダー、ポールリードスミス・・・

とにかくUSモデルのコレクターでもあるのだ


まぁ、彼の話はこのくらいで・・


とにかくソフトや関連の機器を使い始めるまでが結構大変な道のりなのだ

買ってはみたものの・・

『動かない・・』では困ってしまう


もしかしてDAWは生楽器を演奏するよりも難しいかもしれない

音楽的なセンスに加えパソコンの知識も不可欠なのだ

始めてみたいと思いつつも躊躇している人が多いのも納得なのだ


パソコン全盛の時代であってもMTRが不滅だという理由が分かる気がする



以前に使っていたマシンだが現在も店頭で販売されているのには驚いた

確か二万円を割る価格だったような・・・

パソコンとの連携は皆無だが簡易的に音楽を作りたいという人には最適なのだ

いまだに古いMTRをメインに作曲している人も少なくないようだ

「アナログらしさと温かい感じがいいんですよね~」


音が温かいかは知らないが・・・

簡易的とはいえ音は確実に『デジタル』なのだが・・・



話は変わるが・・

先日、BFDがちょっとしたトラブルに見舞われた

私が悪いのだが・・cubaseでクラッシュさせてしまったのだ

迫力を増そうと同時にBFDを二つ立ち上げたことが原因だったようだ

CPUに負荷がかかってしまったようだ


同じトラックを二つ同時に立ち上げるという作業は裏技としてありなのだ

しかしながら高負荷のBFDでは無理だったようだ

確かにピコピコ系のドラム音源と比較してみると生々しい音だけに分かる気もする


おそらく、それが原因だと思うがドラムマップがおかしくなってしまったのだ

「ドラムマップって何?」という人の為に・・

ドラムの音を音階に割り振る事なのだ

MIDIキーボードやマウスなどで入力する際に必須なのだ

マップも変になってしまったが・・鳴らない音も出てきた


こんな場合には再度インストールをし直すのがお約束のように思えるが・・・

事前にお兄さんに注意を受けていたのだ


「社外のプラグインソフトは基本的に何回も入れ直さない方が無難ですよ」

「たしかBFDは3回で使えなくなりますから・・メーカーに連絡する必要が出てきます」

これも先に述べた『認識』に関係してくる


本当に購入した製品版なのか?

という事にメーカーは神経質なほど拘るのだ


コピー全盛の時代だけに当たり前だが・・

ちなみにcubaseに関しては再インストールに制約はないが『専用の鍵』が必要なのだ

別のパソコンにコピーするのは自由だが必ず一台のパソコンでしか使えないように工夫されているのだ


とりあえず、メーカーのサイトを訪れてみた

幸いにもQ&Aのコーナーに似たような事例があった

結局、ドラム音源集を再度読み込ませる事で解決したのだ

「良かった・・」という感じなのだ


DAW関連のソフトは微妙なところで安定しているようだ

ちょっとした操作ミスでおかしくなってしまうことが多々ある

何かと神経を使うところなのだ


BFDが調子を取り戻したので気を良くしてもう一曲作ってみた

前回に引き続き『なんちゃってジャズ』なのだ


ジャズドラムの微妙なニュアンスの表現は追々ロックにも役立つと考えている


今回の曲ではギターを弾いていないのだ

左右から聴こえるギターはMIDIの打ち込みによるものなのだ

転調でアクセントを付けている

実際の演奏では転調はスケールの問題で何かと面倒なのだがMIDIならば朝飯前なのだ


それでは聴いていただきたい






次は『ジャズではない曲』を考えている



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二曲を『良い音』でアップしてみたので聴いてみてね(^_-)-☆

2011年10月27日 | 日記
今回は偶然にも二曲が同時期に仕上がった

一曲に集中することもあるのだが私のスタイルは『複数同時進行型』なのだ

制作の途中で行き詰った時などには気分転換の為に他の曲に移動することも多い

新鮮な気持ちで取り組むことができるのだ


今回アップした二曲はかなりBFDのドラム音が上手に仕上がったので気に入っている

・・ということで『期間限定』ということで高音質のmp3形式でアップしてみた


是非とも御手持ちの携帯音楽プレーヤーなどに転送して試聴してみていただきたい

基本的にはフラットなミックスを心がけているのだが・・

インナーフォンやヘッドフォンの特性で低音が足りないと思える人は
プレーヤーの低音域を少し補正しても良いかも?


実際に私も手持ちの音楽プレーヤーで聴く際には少しだけ低音域を強調する設定で楽しんでいる

迫力を感じていただく為にも今回は音量は大きめで試聴していただきたい

余計なお世話だと思うが・・・




使わせてもらっている立場で言うのも何だが・・・

ピアプロの音楽再生プレーヤーの音質は何とかならないものか?

もう少し音質が良いならば、こんな手間は省けるのだ



それでも多くの音楽好きに楽曲を聴いてほしいと思うのが人間の性なのだ



二曲アップしているよ(^O^)/
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『なんちゃってジャズギター』 レスポール編だよ(^O^)/

2011年10月26日 | 日記
昨日アップしたファンク系のロックは如何だっただろうか?

レスポールの音の良さとBFDドラムのリアリティを感じていただけたと思う


今回はさらにレスポールの音を煮詰めてみた

レスポールというとブルースやロックをイメージする人も多いと思う



何となくジャズ的な曲を作ってみたくなった

私の作曲はまったくもって思い付きなのだ


レスポールの音は実に多彩だと思う

歪みも気持ち良いがクリーンも結構イケる音なのだ

昨日アップしたレスポールのパッチから歪み系のアンプだけをカットしてみた


つまり、アンプ以外はまったく同じ設定ということなのだ

アンプを省くだけでこれだけ音が変わってしまう(当たり前だが・・)



ギブソンのレスポールに付いているピックアップの音を忠実に再現しているらしい?



本家と同じピックアップを付けないのがニクいところなのだ

ちゃんと差別化を図っているのだ


”レスポールと呼べるのはギブソンとエピフォンだけ・・”

というのも満更ではない気がしている


価格だけで中級者用ギター、初心者用ギターと区分けする人が多いように思える

低価格のギターにも良い品質の製品は多い

しかも、ちゃんと調整すれば上級機種にも劣らないパフォーマンスを発揮することもある


楽器屋のお兄さんに褒められることがある

「本当にzoomだけで録音したんですか?」

「とても1万円台のマルチだけとは思えませんよ」

褒め言葉として受け止めているのだ

結局のところ、ギターを含む弦楽器はピックの使い方や左手の使い方で音が変わってくるような気がするのだ


憧れのギタリストと同じような機材を揃えただけでは絶対に同じような音は出ないと思う

何はともあれ・・基本は演奏技術だと思う

まだまだ、私も勉強中だが・・




話をジャズに戻そう・・


ジャズギターというとラリーカールトン師匠が頭に浮かぶ

フュージョン系ギタリストというイメージを持っている人も多いと思うが・・

もともとはジャズ畑の出身なのだ



もちろん使用ギターはギブソン335なのだ

セミアコ独特の温かいトーンが素晴らしい

セミアコに興味はあるのだが・・・

場所を取る事と座って弾き難いということで購入を見送っている


今回のテーマはソリッドボディのレスポールでセミアコの音を再現することなのだ

なかなか良い音に仕上がったと思えるが・・如何だろう?


ドラムのフレーズと音色に注目していただきたい

昨日使用したキットはロック系を基準にカスタマイズした

今回はプリセットに含まれているジャズ系のドラムセットを元に自分好みにチューニングしてみた


ジャズ系のドラムのキモは金物だといえる

キックなどはほとんど聴こえなくても良いらしい

スネアもスティックの代わりにブラシなどを使うことも多い


ハイハットでビートを刻み、シンバルでアクセントを付けるという感覚なのだ

ジャズドラムなど叩いた事などないが・・

youtubeの動画などを参考にそれっぽく仕上げてみた


ピアノやブラス系も同様なのだ

ギターのジャズコードを元にピアノコードに起こしてみた


ベースもジャズの4ビートを強く意識してみた

コンプを強力にかけることにより平べったい感じを演出してみた

ロックなどのピックベースでガリガリとしたエッジを強調した音と対峙する


ジャズでもジャコパストリアスのようにノイズを重視するベーシストもいる

アプローチも様々というところだろう・・



最終的なミックスだが・・

今回は全体的に薄くルーム系のリバーブを加えている

奥行き感が増して良い感じになったと思う


改めて言うのも妙だが・・

本当にcubaseは凄い奴だと思う

これで2万円ちょいの低価格なのだ


憧れのギタリストのコピーばかりに精を出している人に教えてあげたいなぁ・・

DAWを楽しむようになってから客観的に自分のギタープレイに耳を傾けるようになった

他の楽器の特性を知ることでギタープレイにフィードバックできることも多い



ちなみに曲名を訳すと・・


”ジャズのような感じ・・?”という意味なのだ




英語の勉強にもなるでしょ?





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エアロスミス風?

2011年10月25日 | 日記
新曲が完成したのだ(^O^)/

今回も長文だが楽曲をより一層楽しみたい方はお読みいただきたい




レスポールを使った作品(試作も含む)では4曲目になる

購入から毎日時間をみつけては弾いている

弾き込むほどに味わい深くなっていくように感じる

他のメーカーのレスポールモデルも購入の際には検討したがエピフォンで良かったと思える



私の想像だが・・

おそらく付いているピックアップの音が良いのだと思う

さすがにギブソン社が管理&監督しているだけのことはあると感心させられる



ギターも様々でパワーだけを追求するタイプのギターとそうでないギターに大別される

レスポールは基本的に後者だと思えるのだ

今回の楽曲における音作りも歪み量を抑えたクランチサウンドなのだ




他の2本のギター(ハムを使う場合)は歪み量を増すと良い音になるのだがレスポールは逆なのだ

非力?なピックアップと共にブリッジが大いに関係している考えられる

レスポールタイプのギターには『チューン・オー・マチック』というブリッジが採用されている



他の二本のギターのように弦をボディ裏から通すタイプと比較すると音の振動に弱いように思える

つまり・・弦の振動が上手にボディに伝わらないのだ


それが悪いことなのか?

これがギターの面白さなのだ

これが独特のサスティン(音の伸び)になっているようだ


他のギターとは比べ物にならないほどのボディの厚みと重量

そしてこのブリッジ機構、非力なピックアップ・・

これらが三位一体となってレスポールの音を作り出しているのだ


手放してしまったB.C.Richも雰囲気はレスポールに似ていた

ボディーの重量感とブリッジはレスポール寄りのギターだと思う

しかしながら、サウンドのキャラクターを決定付けるピックアップが異なる

『ロックフィールド』という非常にパワーがあるピックアップが付いていた


純正のレスポールのピックアップを社外の製品に交換したという雰囲気の音なのだ

ボリュームやトーンを絞ったとしてもレスポールのような枯れた音は出ないのだ

ただ、音量や音圧が下がったという感じなのだ


レスポールの音を一言で表現するならば『枯れた音』に尽きると思う

ハイゲインのアンプよりもクランチ系が良く似合うように思える


楽器店の店長やお兄さんの弁だが・・

「レスポールの音は他のギターでは表現できません!」

半信半疑だったのだが・・
今はその言葉の意味が良く分かる


弾いていて、とても気持ち良いのだ

毎日弾くことによって重さと厚さにも体が慣れてきたようだ

最終フレットは若干物足りない22F仕様なのだがこれも含めてフレーズを考えるようになった

他の二本のギターは共に24F仕様なのだが持ち換えるごとに演奏スタイルが変わってくる


自然にそのギターに似合ったフレーズを考えるようになってきた


購入から徹底的に自分好みに調整した

買ってきた状態で演奏している人は少ないと思うが・・

私の拘りは尋常ではない


とくに弦高と音程にはシビアなのだ

ここ数年の傾向なのだ

パソコンで音楽を作るようになって、その傾向はなお強くなった


レスポールのブリッジの設計は古い

すでに60年近く構造変更がなされていない

それだけに完成度が高いともいえるが・・・


やはり改良された現代のギターよりは劣る点も多い

マニアはそれも含めて好きだというが・・


B.Cの時もピッチで悩んだが今回のレスポールもシビアな調整が必要だった

弦高を自分の好みに調整したのだから当然なのだ

初心者が陥ることが多いのだが・・・


とにかく、ネジやナットを回した瞬間からバランスが崩れる

「右に反回転したから、今度は左に回せば元に戻るかな?」

そんな簡単なものでもないようだ


今回のレスポールもシビアにピッチ調整をしたのだが・・

やはりサドルの駒の可動範囲が足りなくなってしまうのだ

本来は二等辺三角形の駒が1弦から3弦、4弦から6弦で対称にセットされている



ほとんどのギターがこのような状態で販売されている

私の場合には使用する弦の強さと弦高が関係している思われるが低音側で合わなくなってしまう

B.Cの時にもチャレンジしたがサドルの駒を逆方向に取り付けることで解決した



すべての駒が同じ方向を向いているのがお分かりいただけるだろうか?


ギターのメンテに詳しい楽器店のお兄さんの話ではどちらの方向でも問題はないそうだ

これによって高音のポジションにおける微妙なピッチ狂いが一気に解消した


ちなみにローポジションだけでリフを刻むようなギタリストならば気にならない範囲だと思う

おそらく、販売されていた状態で使い続けると思える


結局のところ、どの程度の音まで気になるのか?という話なのだ

ちなみにピッチが狂った状態でのハイポジションでの和音は酷い音なのだ

一気にテンションが下がってしまう


私はかなりハイポジション好きなのだ

フレットが打ってある限り、すべての音を表現してみたいと思ってしまうのだ

同じフレーズをオクターブ違いで弾いてみると音の表情が異なることも多いのだ

スティーブヴァイの楽曲に出会ってからギターに対する考え方が変わってきたのだ


レスポールの話はこのくらいで・・



楽曲の解説に移ろう

ドラムはご存じのとおりBFDを使用した

前回とは異なるキットを使用した

どちらかというとロック向きなキットだと思う

さらにスネアやタムなどの皮の張り具合も好みにチューニングしてみた

前回にもましてリアル感が増していると思う


特にシンバルなどの金物のリアルな音に注目してほしい

シンバルの老舗メーカー『ジルジャン製』なのだ

打ち込みの際に跳ねる感じを表現してみたが如何だろう?

エアロスミスのドラマーのグルーブ感を真似てみたのだ

雰囲気は出ていると思う


ベースはピックを使わずに指弾きで表現している

ドラムのキックとの絡みを考えながらコンプで音圧を調整している


ファンク調のリフの後にポップな感じのフレーズになるのだがその部分だけ軽く鍵盤を使用した

今回の楽曲はとにかくギターが主役なのだ

ギターの多重録音でどれだけ音の隙間を埋められるか?

というコンセプトの元に取り組んだのだ


後半に暴れ気味なソロが確認できると思うが・・

前日、アームの調整が完了したIbanezを使用した

レスポールと使用アンプは一緒なのだ

ゲイン(歪み量)を少し多くしている

あまり使うことはないのだが『レゾナンスフィルター』というエグい?エフェクトを使用してみた

ワウに似ているがこちらの方がクセがあるように感じる

アームとの相性も良いように感じる



レスポールのストレートな音との対比を楽しんでほしいと思う



最終的なマスタリング作業だが・・

いつもはリバーブで奥行き感を表現することが多いのだが今回は使っていない

ドラムやギターなど単体のリバーブだけで仕上げている

ドラムのルームマイクの空気感を感じてもらう為なのだ


ドラムの音を仕上げる上でルームマイクの空気感が重要だと実感した

ドラムから離れた位置にセットするマイクの事なのだ




BFDをより使いこなす為には本物のドラム(レコーディングも含む)の知識が不可欠なように思えてきた

少し研究するだけで激的にカッコいい音になるようだ



長くなったがとりあえず新曲を楽しんでいただきたい






ちなみに、こちらはcubaseのプラグイン音源を使ったテイクなのだ

両者はまったく同じドラムフレーズなのだ

音の違いを確認してみてほしい






近日中に期間限定で良い音源をアップしたいと考えている


忘れた頃にフッ・・と訪れるような浮気性な人は聴き逃してしまうのだ

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