読者のみなさん、お久しぶりなのだ
貧乏暇無しで超絶に多忙な日々を送っていたのだ
忙しいほどにギター密度が濃厚になる気がする
ギターに対する愛情が増し、音に敏感になるような気がする
良い意味でギターに枯渇しているのだ
ギターに飢えている状態を作り出すのも悪くないと思う
少しでも空き時間を見つけるとギターを抱えるという感じの生活なのだ
ギターが染みるという感じなのだ
ブログのタイトルにもあるが私の推しはレッドツェッペリンなのだ
若い頃にはあまり興味がなかった
中年になってからその魅力に気付いたという感じなのだ
ギターという楽器を知るほどにペイジ師匠の天才ぶりに脱帽させられる
氏を表現する言葉は天才に尽きる
音の選び方や配置が常人の域を超えているのだ
前回は変則チューニングの楽曲を紹介したと思う
アコギの名曲『フレンズ』の発想は良い意味で普通ではない
コピーすることで私の引き出しが増えたのだ
満足するまで弾き倒した結果としてレギュラーチューニングに戻ったのだ
とにかく、片っ端からコピーしているのだ
いわゆる、定番の曲はある程度、網羅しているのだ
むしろ、通好みの曲に関心がある
ファンが好きな曲よりもペイジ師匠をはじめとする本家が好む曲に関心がある
今回は『THANK YOU』という曲をコピー&アレンジしてみた
ライブでも頻繁に演奏されていた曲なのだ
ボーナム没後にプラント&ペイジで活動していた時期にも良く演奏されていた
聴くと簡単そうで弾くと難しい曲なのだ
そういうタイプの曲がレッドツェッペリンには多いのだ
ペイジ師匠をヘタウマと揶揄する人には完コピに挑戦していただきたい
ギターは部分的なテクニックを切り出しても意味がない
音楽としてどうなのか?
音楽の一部として機能しているか?
その辺りに踏み込んで考えられるようになるとギターが楽しくなってくる
以前にもお話したがギター演奏の大半はバッキング(伴奏)なのだ
バッキングの引き出しを増やすことでギターの楽しさも倍増する
基本的にレッドツェッペリンの曲は歌ものなのだ
インストで演奏する場合、ギター部分だけを抽出しても意味がない
コピーのセンスが問われる部分なのだ
完コピを達成したうえで独自のアレンジを加えるのだ
伴奏部分にボーカルのラインを少し混ぜるという手法は常套句
センスが問われる部分なのだ
読者の皆さんはこの曲をご存じだろうか?
市販されてる楽譜などをみると解釈が異なるのだ
YouTubeの動画を参考にしたのだ
目コピなのだ
良い時代になったと思う
耳コピに加えて視覚的な部分で分析するのだ
使用しているポジションを確認するだけでも意味がある
本家をコピーしているマニア系の動画もかなり精度が高い
まさに完コピ命!という人も多いコピーの世界なのだ
「完コピ意外は認めないぜ!」
というコアな層がいるのも事実
奥深い世界なのだ
私は『要所』を押さえるタイプなのだ
ジミヘンの名曲『リトルウイング』が良い例なのだ
コードだけを押さえてアルペジオで弾いてもあの感じにはならない
興味ある方は楽譜を入手してチャレンジしてみていただきたい
試奏の際に注目されることは間違いない
コピーの精度と注目度は比例するのだ
少し脱線したが・・
この曲は二枚目のアルバムに収録されているのだ
英国のトラッドなフォークから影響を受けているという
原曲では12弦アコギと6弦アコギとエレキを使用している
所謂、オーバーダブで構成されてるのだ
手持ちの楽譜のとおりに弾いてみたのだがしっくりこないのだ
何か違うのだ
結局、上記の方法で煮詰めていったのだ
イントロ部分の美しいアルペジオがキモになる
曲のブリッジ部分でも何回か登場する重要なパートなのだ
ここを手抜きすると何の曲かわからなくなる
単なるD始まりのフォークになってしまう
掴みの部分が大事なのだ
名曲には耳を惹き付ける部分がある
逆の言い方をするならば、そういう部分が無い曲は名曲にならない
私を含む素人作曲が微妙な理由はその辺りにあるのだ
作曲を目指す人は特長的な『バース部分』を熟考した方が良い
弾き手の引き出しが問われる部分なのだ
今回は貰い物のオベーションを使用した
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とにかくプリアンプが秀逸なのだ
良い意味で現代のプリアンプのような繊細で尖った部分が少ない
良い意味でルーズなのだ
トーンの追従性も良い感じなのだ
壊れたプリアンプを修理してくれた楽器店の天産に感謝!
なんと言ってもオリジナルに勝るものはない
自宅使いでは電池もほとんど消耗しない
ラインを通すと軽くコンプがかかったような音が弾きやすい
録った音も聴きやすい
今回はほとんど録り音を加工していない
アコギで核をつくった後でエレキを重ねた
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ピックアップはフロントを使用
アンプはMTRに内蔵のクリーン系
歪みは無しという感じなのだ
オリジナルの曲はかなり重要な位置でオルガンが使われている
オルガンとボーカルだけという部分も多い
エレキを使用することで甘く温かい音色を追加した
当然ながら、アコギとは異なるフレーズを考えているのだ
今回使用したMTRは毎度お馴染みのこちら
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私を成長さてくれたマシンなのだ
録って聴くを何回も繰り替えてきた
とにかく私は自分に厳しいのだ
特にギターに関してはシビアなのだ
いくら弾いても練習しても自分に満足できない
まぁ、軽いスケッチという感じで作ってみたのだ
本家はライブなどで色々なバージョンを披露しているのだ
アコースティックセットを組んだ時期もある
エレキでロックっぽく演奏していた時期もある
テレキャスなどで少し歪ませて弾いてもカッコいいのだ
アレンジは無限大という事
オリジナルの曲はアコギでソロをとっているがライブなどではエレキでゴリゴリに弾き倒すこともあったようだ
興味ある方は上記の曲名で動画を検索してみていただきたい
時間があれば、ロックっぽいアレンジでもお届けしてみたいと考えているのだ
良い曲は弾くほどに進化し変化するのだ
最近のマイブームは『アコギでRock』
開放弦と空ピックを交えながらゴリゴリにロックリフを弾き倒している
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アコギも極めるとカッティングの心地良さはエレキ以上
私は5弦が良く切れる
続いて4弦なのだ
とにかく、演奏が盛り上がっているところで5弦が切れる
ピックで狙い打ちが出来ている証になる
切れるのは決まってブリッジ部分
先端が磨り減ったピックを捨て、切れた弦を交換し
日々のストレスを発散しているのだ
ギターをガンガンに弾いている人に悪い人はいない
スポーツでモヤモヤを発散していた青春時代を思い出す
まさにそんな感じなのだ
愛車にギターを積み込んで人気が無い場所で弾くのも悪くない
エレキの外弾きは微妙だが・・
アコギならばギリギリでセーフという感じなのだ
5弦を10本、4弦を5本購入した
これで安心して演奏に集中できる
昨日は弦が切れていないが他の劣化した弦も交換してみた
やはり、新品弦は気持ちが良い
ギリギリまで延命させた弦は変化が分かり易い
素人はコスパ重視で良いのだ
ギターを負担なく楽しく弾くことに尽力すれば良いのだ
無駄なお金を出すくらいならば、有益な知恵を絞るなのだ
知恵を絞るのは無料なのだ
お金などかけなくてもギターは楽しめる
ギターほどコスパが良い趣味はないのだ
それに気付くことは上達の証でもある