参院選挙中にもかかわらず、余裕の外遊を行っている岸田文雄はドイツ南部・エルマウのG7会議に出席し、中国による融資で、途上国を借金漬けにする「債務のわな」が指摘されている巨大経済圏構想「一帯一路」を批判する米国の手先として、途上国支援という名目のバラマキを発表していた。 「G7のインフラ投資で岸田首相『8・8兆円超の拠出目指す』…「質の高い」途上国支援を強調」 自民 . . . 本文を読む
昨日に引き続いて、「烏の鳴かない日はあっても維新議員の不祥事は尽きない」の続きを最初に紹介しておく。 但し会員登録しないと全文は読めないのでその一部だけを・・・。 「日本維新の会が『殺人未遂で逮捕』の秘書を党職員として再雇用」
約1年前に知人男性を車ではね、顔面を殴った秘書が今年の春から日本維新の会が広報担当職員として30代の男性A氏を雇用しました。彼はもともと、参院議員の梅村みずほ氏(43) . . . 本文を読む
政治評論家ではない国際投資アナリストの大原浩が最近の国際情勢の風潮から「特に『有事対応』」の逸材が枯渇しているとして、「『重箱の隅』に『拝金』、世界中の政治家が小物化している2大原因」という論文を寄稿していた。 ■重箱の隅つつきが「小者」を量産している政治家の質が低下している要因として、次の2つがあげられると思う。1) 重箱の隅つつき2) 「金儲けが上手い人間」が尊敬される風潮1の重箱の隅つつき . . . 本文を読む
しばらく新聞やネット無しの生活を雨の中で過ごしてきたのだが、久々にネット記事をのぞいたら、ロシア研究者らの「『ロシア史研究者』は今や『人類の黒歴史研究者』と同義語となった」と揶揄されていた研究者たちが、このような声明を出していたらしい。 「日中印がウクライナ停戦仲介を ロシア史研究者ら訴え」
日本のロシア史研究者らが緊急声明を出し、ロシア軍のウクライ . . . 本文を読む
日本で70万部を超える大ベストセラーとなった『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』を1979年に書いたエズラ・ボーゲル博士が90歳で亡くなったのが2年前の12月20日。 日本を訪れた際、直接お目にかかって2人だけで話をする機会に恵まれたジャーナリストの田中良紹は、ある時こんなことを書いていた。 「博士が最初に私に言ったのは『ジャパン・イズ』ではなく『ジャパン・アズ』であり、「日本が一番」と断定している . . . 本文を読む
最近ネット上で繰り広げられている「ロシア・プーチンの戦争」に対する「どっちもどっち」という議論。 例えば「プーチンの暴挙であると同時に、西側の外交的失敗でもある。NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大問題、プーチンの世界観と心理状態と誤算、それらを把握しているはずなのに採られなかった戦争回避策。これらと向かい合うことなく、プーチンを悪魔化して責任逃れをする「世界のリーダーたち」は、どうも薄っぺらに . . . 本文を読む
5月にしては肌寒い連休の3日目。 例年ならば半そでシャツ姿でもおかしくはないのだが、今年は少々異常である。 「異常」というのなら21世紀になって20年以上も経過したのだが、時代錯誤的な自国の領土を拡大するかのように、他国に侵略し町中をミサイルで破壊するという光景を世界中に見せつけたのがプーチンが仕掛けた「ウクライナ侵略戦争」であろう。 メディア紙面にも「ウクライナ」という言葉が氾濫しているが、日本 . . . 本文を読む
今年齢80歳になる作曲家の三枝成彰が、日刊ゲンダイディジタル版に5年ほど前から「三枝成彰の中高年革命」と題したコラムを書いている。
過去のアーカイブを調べたら、最初のコラムは「男性ホルモンは大事 孫を抱く暇があるならオンナを抱け」というタイトルで、まさに昭和生まれの中年オヤジ丸出しの内容だった。
その後どんなの批判があったのかは知らないが、徐々に本来の自分の姿に戻りつつ、政治問題でも安倍晋三 . . . 本文を読む
海に囲まれている島国の日本に生まれ育った日本人は最も近い隣国が日本海のおかげで、簡単には上陸するということは夢にも思っていないことは確かであろう。 したがって陸続きの隣国のロシアから戦車隊により侵攻されたウクライナ国民の恐怖はなかなか理解できないものである。 それでも、自民党を始め「ゆ党」連中をの中には今回のロシアの横暴振りを見て、「火事場ドロボー」的な発想から有事に備えてもっと防衛予算を増やせと . . . 本文を読む
「ロシアのウクライナ侵略一色の新聞・TVにはさすがにウンザリしてきた」という声がネットから聞こえてきたのだが、身近で分かりやすいニュースがあった。 4月から自民党の神奈川県連の会長に就任した小泉進次郎前環境相。 会見では「一人ひとりが持てる力を最大限発揮できる、日本一結束力の固い県連にしたい」などと抱負を述べ、どうやら本格的に再始動をするようだ。 精力的に動き出した小泉進次郎だが、早速その発言をめ . . . 本文を読む
「ロシアを一方的に悪者扱いしているのではない。見たこと聞いたことを現状に照らし合わせながら、ありのままに書く。」という基本的な立ち位置でウクライナの現地からの報道を続けてい田中龍作。 4月になってからの現地からの報告を列挙しておく。 ★4月3日 「【キーウ発】兵隊が略奪に押し入る国 兵隊がスーパーで食料調達する国」★4月6日 「【キーウ発】「破壊・殺戮・略奪」 露軍蛮行の跡を行く」 ★4月9日 . . . 本文を読む
「ロシア軍が残虐行為の部隊、ふたたび投入か ウクライナ国防省の見解」との記事によると「ブチャで残虐行為を働いたのはロシアの「第64自動車化狙撃旅団」だという。 この自動車化狙撃旅団とは、正式には独立自動車化狙撃旅団といわれ、ロシア陸軍の基本的な展開部隊だという。 自動車化狙撃大隊(機械化歩兵)を3個大隊、自走榴弾砲大隊を2個大隊、戦車大隊を1個大隊、その他いくつかの戦闘支援/後方支援部隊(大隊から . . . 本文を読む
日本の組織ジャーナリストが現地にはいない状態で、ウクライナ国内現地からのリポートがある。 新記事『【キーウ発】「破壊・殺戮・略奪」 露軍蛮行の跡を行く』電動ノコギリとショベルがロシア兵によって強奪された。前者は家のドアを破壊する際に、後者は墓を掘る際に役立つ…https://t.co/PBTxIMLZZnロシア兵が殺した住民を埋めるのに掘った墓=5日、ボロデャンカ 撮影:田中龍作= pic.twi . . . 本文を読む
今朝の民放各局の情報番組は足並みそろってロシアの残虐さへの非難一色であった。 「キーウ近郊に410人遺体、市民か 各国からロシアの戦争犯罪問う声」 特に米国の大統領・バイデンは激しくプーチンを「戦争犯罪人」と断罪していたのだが、こんな声を忘れてはいけない。 https://t.co/imzhx8XeJY #ウクライナ情勢 相手国へ侵攻し学校や病院、マンションなど片っ端から破壊し一般市民を大量虐 . . . 本文を読む
先日、ある訳知り顔のコメンテーターなのかロシア専門家なのかは知らないが、現在のロシアのウクライナ侵攻について、こんなことをのたまわっていた。 「プーチンは崩壊したソビエト連邦の復活を企んでいる」 一見、さもありなんと思わせる口調であったが、実際にプーチンの口からはそのような趣旨は伝わってはいない。 そしてネット上では多くの「識者」らしき人物が思い思いにロシアの、いやプーチンの狙いや誤算などを書き立 . . . 本文を読む