新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

バカな大将、敵より怖いとは誰のこと?

2021年05月20日 11時33分31秒 | 菅義偉

昨日、久々に「新聞・固定電話・インターネット」などがない生活から戻ってツイッターをのぞいてみたら、ナント安倍晋三がよせばいいのにいつもの悪癖をまき散らし、餌食になっていた。


まあ、あまり考えもせず自分に批判的だったメディアを目の敵と思っていた安倍晋三が、ここぞとばかりに発したツイートだったのだが、まさに「藪蛇」となった次第。
 
そして「うまく逃げ切った」と思っていた過去の問題が改めて指摘されていた。
 
安倍晋三は『妨害愉快犯』攻撃の前に“河井案里への1億5千万”の説明を!田崎史郎も『かかわるとすれば当時の安倍総理』」 

  
ことの発端はこの一連のツートらしい。

 
言いがかりのようなつまらぬ抗議に対しては、まっとうなメディアは至極当たり前の報道姿勢を強調していた。

AERA dot. 記事への防衛省の申し入れに対する見解

AERA dot.で5月17日に配信した『【独自】「誰でも何度でも予約可能」ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥』の記事について19日、芹澤清・防衛省官房長名の「貴社報道に対する申し入れ」が郵送で届きました。これに関する弊社の見解は次の通りです。
 今回の記事は、人の生命・安全に影響を及ぼす新型コロナウイルスのワクチン大規模接種に関する予約システムについて、架空の市区町村コードや接種券番号で誰でも予約ができてしまう脆弱性があり、このシステムを使って重大な不正行為が行われる恐れがあることを指摘したものです。この点について事前に防衛省とシステムの委託先の会社に見解を求めましたが、明確な回答は得られませんでした。取材過程における予約は情報に基づいて真偽を確かめるために必要不可欠な確認行為であり、記事にある通り、確認後にキャンセルしております。65歳以上の接種希望者の接種の機会を奪い、ワクチンを無駄にするものではありません。政府の施策を検証することは報道機関の使命であり、記事は極めて公益性の高いものと考えております。
               2021年5月19日 株式会社 朝日新聞出版


 
そして、このポンコツ予約システムの運営組織の闇の部分が明らかになった。 
 
竹中平蔵は自民党から金を巻き上げる天才。ワクチン接種で今度は防衛省から中抜き、システム運用会社役員に“詐欺師”の名」 
 

自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約で、実在しない市区町村コードや接種券番号を使っても可能になっていることが17日、明らかになった。菅義偉首相の肝いりで始まる試みだが、システムの運営会社の経営顧問には菅首相の盟友、竹中平蔵氏が名を連ねていた。

■ワクチン接種の予約システムに重大な欠陥が発覚
今月24日に東京と大阪に開設する大規模接種センターのワクチン接種は、17日からインターネットで予約の受け付けが始まった。
しかし、東京、大阪のいずれの会場でも、予約受け付けのシステムが、実在しない接種券番号などでも予約が取れる状態であることがわかった。NHKなどが報じた。
防衛省が民間企業に委託して運用している今回のシステムは、市区町村の予約システムと連結しておらず、接種券番号などを照会する仕組みになっていない。
短期間で予約システムを構築することが求められたことから、対象となるすべての自治体の接種券の番号をシステムとひも付ける作業ができず、架空でも入力可能な設定になったとしている。
防衛省によると、実在しない番号で予約しても、会場では接種券を提示しなければ接種は受けることはできないという。「実在しない番号での予約は貴重な予約枠をむだにするだけなので、絶対にしないでほしい」と呼び掛けている。
これを受け、岸信夫防衛相は18日の記者会見で、架空情報を使って予約しないようにするため、システムの一部を改修すると明らかにした。
■システム運営会社の役員に“竹中平蔵”の名前
防衛省のホームページに掲載されている予約システムの最下部を見てみると、「Copyright © MRSO Inc. ALL RIGHTS RESERVED.」とあり、システムの運営会社としてマーソ株式会社の名が記されている。
同社のホームページによると、マーソ株式会社とは2015年2月に設立された比較的新しい会社で、人間ドックや各種がん検診の予約ポータルサイトの運営など、医療に特化したサービスを提供している。
役員には経営顧問として菅政権のブレーンを務める竹中平蔵氏が名を連ねている。
まさかの竹中氏の登場にネットでは、「こんなところにも顔を出すのか」「また利権祭りだ」「いくら中抜きすれば気が済むの?」などの声が上がっている。
どうやら菅首相はこのような状況下でも、自らの権力維持とお友達への利益分与にしか興味がなさそうだ。


それにしても、菅義偉の思いつきで動き始めた「自衛隊の歴史が始まって以来、初めてのオペレーション」というすべてが「場当たり的」なことが続いている。
 
もはや、「トラブル続出のワクチン接種 ポンコツ政権が急ぐ“危うさ”」が目に見えてきている。
 
怖いのはノルマ達成の“数ありき”で、接種の前提となる健康チェックの予診がおろそかになりかねないことです。ましてや、これだけ予約困難だと、体調が悪くとも『せっかく予約が取れたから』と病を押して、接種を望む来場者も出るでしょう。そもそも、大手町の東京会場は神奈川・埼玉・千葉から、中之島の大阪会場は京都・兵庫からの接種を受け付けます。都会の中心部に県境を越えて高齢者を集めれば、感染リスクを高めるだけです。すべてがうまくいっても両会場の接種能力は1日最大1万5000人。菅首相がブチ上げた『1日100万回』のたった1・5%では焼け石に水です。『大規模』と言うのは大げさで、政権の“やってる感”を強調するパフォーマンスに過ぎません」  
西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学
 
支持率急落の菅政権の命運はワクチン次第。接種を順調に進めて何が何でも『人類が新型コロナに打ち勝った証し』と位置付ける東京五輪を開催し、数少ない政権浮揚の好機を逃さず総選挙に打って出たい。菅首相はせっかく握った権力を1年足らずで手放したくないのです。その野望のためなら、自衛隊・前統合幕僚長の河野克俊氏に『自衛隊の活用は国家安全保障会議で協議すべき』と苦言を呈されても、手続き論は無視。意のままに自衛隊を動かせると勘違いし、自治体には露骨に圧力を加える。法の支配を逸脱した『スガ支配』によるワクチン独裁には、危うさと恐ろしさが漂います」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法
 
もはや、こんな状態ではまさに「バカな大将、敵より怖い」というこならば、菅義偉を引きずり降ろすことが、この国をコロナ禍から救う最短の道なのかもしれない、とオジサンは思う。 
  

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