新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

低劣自民党政治家により苦労させられる「自称苦労人の菅義偉

2020年10月08日 12時15分16秒 | 菅義偉

地方自治体の首長になる人の多くは、「地元に根を張る」より「国とのパイプ」を重要視するらしく、「知事の6割が元キャリア官僚」という。
 
しかし中には、様々な職業経験を経た首長も少なくはない。
 
「変わり種」としては、東京都職員で夕張市市民課出向し、夕張市長から知事になった鈴木直道他北海道知事とか、陸上自衛官から宮城県議を経た達増拓也宮城県知事。  
 
タレントやニュースキャスター出身では、森田健作千葉県知事、黒岩祐治神奈川県知事、そしてお騒がせパフォーマーの小池百合子都知事らは、「落下傘候補」として出身地ではない他県からやってきた連中であった。
 
大学卒業後、県の職員となって副知事まで勤め上げ、その後、知事選を経て知事となった「生え抜き」は、長崎県の中村法道知事。
 
そして、大阪生まれの京都育ちながらも、早稲田大学の教授から静岡文化芸術大学の学長を経て静岡県知事になったのが川勝平太県知事が、最近の日本学術会議問題について、こんな発言をしていた。
 
『教養のレベルが露見』 任命問題、学者知事が強く反発」 

「日本学術会議」が推薦した会員候補105人のうち6人について、菅義偉首相が任命しなかった問題をめぐり、静岡県の川勝平太知事は7日の定例会見で、「菅義偉という人物の教養のレベルが露見した。『学問立国』である日本に泥を塗った行為。一刻も早く改められたい」と強く反発した。
 川勝知事は早大の元教授(比較経済史)で、知事になる前は静岡文化芸術大の学長も務めた、いわゆる「学者知事」だ。
 川勝知事は6人が任命されなかったことを「極めておかしなこと」とし、文部科学相や副総理が任命拒否を止めなかったことも「残念で、見識が問われる」とした。


弁護士から政治屋になり、今では「3男・4女、計7人」の子供の教育費のためらしく複数のテレビのコメンテーターになっている橋下徹は川勝知事に対しては、こうツイートでイチャモンつけていた。
 
「こういうもの言いが、さらに国民の支持を遠のけることが学者には分からんらしい。政治家をやって少しは学者臭が抜けたのかと思ったが、やはり学者だった。」  
 
弁護士会仲間からも見放されている橋下徹なのだが、そっくり言葉を返せば「政治家をやって少しは弁護士臭が抜けたのかと思ったが、やはり『『行列のできる法律相談所』レベルの弁護士だった。」ということか。
 
さらにはかつては「自己責任」を声高に言っていたが、自らの無謀な行動での「事故責任」もとれず大恥をかいた輩も、こんな知ったかぶりの「論点ずらし」を言っていた。
 
まさに政府批判をすると必ず「政権擁護」メディアからも援護射撃が飛んでくるのだが、中には勇み足のテレビ関係者もいた。
 
数日前にはオジサンはこんなリツートをした。
 
https://mainichi.jp/articles/20201006/k00/00m/040/302000c
最近、フジテレビの昼の情報番組にコメンテーターとして出演している平井文夫上席解説委員は根拠不明の発言を繰り返している。
 
時には今回のような明らかなデマ発言をしたにもかかわらず、一切自ら謝罪しないメディア人としては風上にも置けない情けない人物である。
 
早速、こんな「ファクトチェック」を受けてしまった。
 
ファクトチェック 『学術会議OBは学士院で死ぬまで年金250万円』 フジ解説委員発言は誤り
 
多くの批判ツイートが飛び交っていたが、窮地に陥った菅義偉を助けるがごとくの平井文夫の発言は単なる勘違いや言い間違いレベルではなく、明らかなデマでありかなり悪質であった。
 
まあ、「フジテレビらしい」と言ってしまえば身も蓋もない話である。
 
ところで、菅義偉自民党総裁の周囲には劣化した自民党員が多いらしい。
 
無知に浅知恵、はてはデマまで。日本学術会議会員任命拒否問題が露呈させた与党自民党政治家の低劣ぶり
 
国会どころか自民党内議論も軽視する安倍~菅政権
 日本学術会議の推薦した次期会員のうち6名の任命を菅義偉総理大臣が特段の理由も示さずに拒否したことは、まずもって根拠法たる日本学術会議法ならびに当該法に関する過去の政府の国会答弁と法解釈に反したものである可能性が高く、行政の一貫性や法の支配の観点からもきわめて重大な問題をはらんでいることは、すでに複数の法律家や識者が指摘している通りです。
 こうした手続き上のずさんさや遵法意識の低さ、また政府が負うべき説明責任の軽視は、先の安倍政権以来のもので、菅政権もそれを正しく継承しているのでしょうが、どう考えても国家社会に混乱をもたらす単なる迷惑行為でしかありません。国民に対するハラスメントは即刻やめていただきたいものです。
 そもそも政府が日本学術会議の人事に介入したいのであれば、事前にそれを可能とする法改正を行っておけば(少なくとも手続き上は)問題なかったわけで、衆参両院で与党が安定多数以上を占めている現状なら恐らくそれは造作もないことだったはずなのですが、これも安倍政権以来の伝統で、菅政権もまた国会のみならず党内議論すらも軽視しているのでしょう。自民党議員の皆さまにおかれましては、今後も単なる採決要員としてのお仕事に邁進されることと存じ、衷心よりご同情申し上げます。
 とはいえその自民党所属議員が今般の学術会議会員任命拒否問題をめぐって、ただの採決要員であることに飽き足らなかったのか、途轍もない無知と低レベルぶりを晒しているのもまた事実です。・・・後略・・・

 
【低レベルの浅知恵をここぞとばかりに披露する自民党議員たち】
◆長尾たかし衆院議員
 「3年前に学術会議が出した「軍事的安全保障研究に関する声明」を取り上げながら、「日本学術会議は中国人民解放軍傘下の大学留学生受け入れをどう認識しているのか」、「機微技術は海外にダダ漏れ」であり「矛盾していませんか?」 
◆甘利明衆院議員
「日本学術会議は防衛省予算を使った研究開発には参加を禁じていますが、中国の「外国人研究者ヘッドハンティングプラン」である「千人計画」には積極的に協力しています。他国の研究者を高額な年俸(報道によれば生活費と併せ年収8,000万円!)で招聘し、研究者の経験知識を含めた研究成果を全て吐き出させるプランでその外国人研究者の本国のラボまでそっくり再現させているようです。そして研究者には千人計画への参加を厳秘にする事を条件付けています。中国はかつての、研究の「軍民共同」から現在の「軍民融合」へと関係を深化させています。つまり民間学者の研究は人民解放軍の軍事研究と一体であると云う宣言です。軍事研究には与しないという学術会議の方針は一国二制度なんでしょうか。」
■長島昭久衆院議員

いまさらなんだが、7年8か月もの長い間、無知蒙昧の安倍晋三の下にはこんな連中しか集まらなかったのであり、、それをすべて受け継いでしまったのが、自称「苦労人」の菅義偉なので、これからもさらに多くの苦労を味わうであろう、とオジサンは思う。     
 
 

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