衆院選で当選議員が「3倍増」となった日本維新の会。
大阪中心では圧倒的な強さを誇示した維新であったが、肝心の「身を切る改革」が看板倒れになりつつあるようだ。
その「看板」を破壊するようなツイートを飛ばした大阪で維新の会の候補に勝って当選したれいわ新選組の大石あきこ衆議院議員。
さすがの「イソジン小僧」もタジタジだったようである。
その維新の会の創始者の橋下徹に果敢に挑んだことでも有名になっていたことを、最近知った。
これは必読ですね!!!!
— 無職労オジサン (@649rouojisan) November 17, 2021
出来事2008 あの日(橋下知事に抗議した大阪府女性職員) https://t.co/sRtOdTxDS8
そして、文書交通費の100万円問題でも松井一郎が頓珍漢なことを言って批判したのだが、昨日の「維新の会 物言えば唇寒し秋のブーメラン」の最後で、「政党交付金」を受け取らないことをすでに実行中の共産党にできることが他の与野党にできない理由はいったいなんなのか。」とつぶやいた。
その後、「日本共産党岡山市議団 」の宮本 たけし議員がfacebookでこうつぶやいていた。
「文書通信交通滞在費1日100万円で大騒ぎしていますがね。この「日本維新の会」の今年分の政党助成金18億円余りを365日で割ってごらん。一日あたり500万円ですよ。税金から毎日5倍も受け取っているが、気にはならないのかね。日本共産党は一切受け取らずゼロ。最も身を切っている党です。」
維新の会は国会でも与野党を巻き込みその存在感を誇示したかったようである。
そんな策略に見事に自民党幹事長が乗せられたようである。
「新人議員の10月文通費、返還求め適切に寄付へ=茂木自民幹事長」
どうやらとりあえずは国民の目から根本的な問題を避けようとの思惑が見え隠れしていた茂木 敏充幹事長。
維新の議員25人の「文書通信交通滞在費」の使途を朝日新聞が分析したところ、総額2億8千万円のうち、64%にあたる1億8千万円が、議員本人の政治団体に寄付されていた。(朝日新聞2017年12月27日付)。 https://t.co/6aUOz6A379
— 町山智浩 (@TomoMachi) November 15, 2021
文書通信交通滞在費と歳費の区別ができていない維新支持者。自民も。文書通信交通滞在費は働いた結果として交付されるのではない。これから働くために交付されるもの。日割りにするかどうかよりも重要なのは、政治活動には使えないとの厳正な基準と使途の公開、残金の国庫返還、返還逃れ防止。
— 上脇博之 (@kamiwaki) November 16, 2021
維新のセルフ領収書の何が問題かというと、文通費の支給目的は「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」とされているのに、自らの政治団体に「寄付」し移し替えることで、選挙活動や借金返済などに流用されてしまっていること。 pic.twitter.com/z3IQ1giPZ3
— たつみコータロー 前参議院議員 (@kotarotatsumi) November 16, 2021
たしかにあたかも「1日で100万円」稼いだかのような話は論外なのだが、一般には毎月2回に分けて議員報酬と一緒に個人の口座に振り込まれてしまうので、お金には色がついていないので、まさに「生活費」の一部になっていることの是非であろう。
議員活動に必要ならば「必要経費」として堂々と報告すればいいのだが、その境界もあいまいで正直に報告できない出費ならば当然ながら領収書も必要ない「文書通信交通滞在費」は格好の「隠しカネ」となってしまうということが問題なのであろう。
「国民感覚からズレた月100万円の『文書通信費』 制度改正が臨時国会の焦点 使いみちは非公開 日割り規定もなし」
【東京新聞より】
さて、維新の話に戻すと、佐高信『佐高信の筆刀両断』で「維新という『半グレ』政党に屈しなかった吉本女性芸人“魂の叫び”」の中でこんな風に紹介されていた。
「吉本所属の芸人シルクが敢然と抵抗している。シルクは5年前は維新に賛成だったという。しかし、彼女は覚醒した。
「大阪市民のみなさん、吉村人気に流されず、私のような間違いをおかさないで」と訴え、さらに、『大阪府民は維新に何を期待してるの?緊縮財政でまた地獄を見るだけ』と説いている。」
その「吉本の美容番長」のブログ「あ-あ、、政治家になってからモノを言え!!といってた人は、、」から一部を引用しておく。
橋下さんでしたね。。大阪教職員組合(当時橋下さんが目の敵にしていた組合)の議事録に残ってるわよ、、なぜ私立校への補助金を廃止するのかと質問した女子高生にね、、、 政治家でもないのに、維新の援護射撃はおやめくださいな。。 イソジン吉村知事も、もらってたやん!しかも10月1日付けでね、、、心痛むなら9月30日付でやめたはず、、、もう、、すぐばれるやんか、バレたら寄付しますとは、、、ダサっ!!特大ブ-メラン避けたな!!さすが維新!!その寄付もどこに寄付するのか、しっかり明示せよ!難波維新じゃないの?? 維新は、、、HPに政治資金収支報告書には、、、20億円政党交付金もらっておいて、しがらみのない政治、身を切る改革実行中!あの、、国にしがらみあるやん!!自分の政党に8億寄付してる、、、自分で自分に領収書を書く政党。広域政治団体維新組やね。 れいわの大石議員さん、、すっきりしたわ!「100万もらったるわ!維新に対する戦費や!」それでいいんですよ。政党交付金がル-ルでもらってるんでしょ?なら文書交通滞在費もル-ルですよ!ただし、、これは橋下さんが、公務員叩きに使いそうね、、 橋下さんさ、、このお金が出るのはおかしいと責めるのは簡単なのよ。でもね、、、100万円てほんとに多いの?まあ1日しか働いてないのに、、というなら日割り議論もありだろうけど、、、国会議員は3人秘書を雇える、政策担当秘書、公設第一秘書、第二秘書、、東京、地方にそれぞれ事務所がいる(地方といっても、選挙区の範囲が広い議員もいる)、、、で、この3人の秘書で、2つの事務所をまわすのは、無理。だから私設秘書を雇わないとね。地元に事務所構えて、私設秘書雇えば、、月100万くらいはすぐになくなる。。。(安藤裕氏) まともな議員活動には、人を集めて、お金も集めないとね。だから、議員の時には自分の時間とお金が減っていく方が、多いのよ、、、あの、まともな議員活動している方ならね。。。 100万円が、返納やら減らせなんてことになれば、、、政治資金パーティーをやらないといけなくなる。。。大口スポンサ-を見つけるとか。。 そうなったら、大口スポンサーの言うことを聞かないといけなくなる。。これがしがらみになる。 政治資金パ-ティも、地盤も看板もない議員なら、人が集まらないわよね。誰か先輩議員にたのんで、人や企業を紹介してもらったらどうなる? その先輩の言うこと聞かないといけなくなるわよね。。自分の政策、信条ではなく、恩義の話になる。。。そっちが優先されるわけよ。。 それで自分の思い通りの政策ができるの?? だから十分な報酬がいるのでは??しがらみのない政治をめざすならね!だから身を切る政策とは、相容れないわけよね、、、 責めるのは非常に楽、、、維新の人気も高まる、、、 新人の議員さんとか、ほんとに困ってるとおもうわ。。赤字で立候補して。100万もらえて、返済に充てる方もいるでしょう。。来月の支払いできるかな?と思ってはる方もいらっしゃる。。 真面目に議員活動すればするほど、お金はどんどん減っていくらしいの。。。先輩に頼らず自力ではね。。 議員報酬も、文書交通費も、高くはない! ていうか、今は、、すべてのものが安すぎるのです!介護士さん、保育士さん、、、法定価格が安すぎる!給料も安すぎる!それに怒らないと!!そこをあげていかないといけないのに、、、それが本来の国会議員のお仕事!! それを、給料下げます!文書交通費切ります。。。では、デフレは脱却できない。。 みんなの賃金が上がるようにするのが、国会議員の仕事!自分たちの給料を減らします!それでみんなの生活が豊かになる??いえいえ何の影響もありません。議員の質が下がるだけ!維新をみよ!毎年の不祥事! 国民の全員の預金通帳を増やすにはどうしたらいいのか!これを考え、訴える政治家が、応援すべき人!維新には一人もいないからね! 理解してない人に政治をまかせたら、身を切る改革=国民総貧困化政策となります。。。で、社会もすさむ。。。だから同調してはダメ!! 維新が叫べば、要注意!!距離を置きましょう。 |
とうとう、「5年前は維新に賛成だった」人が覚醒すると、維新のインチキ振りががよく見えてくるようだ。
おとなしく大阪都構想ゴッコをやっているころはよかったが、なまじ衆議院で法案提出可能な議員数を獲得したため、思い上がってしまい今後はますます「や党」でも「よ党」でもないその間の「ゆ党」だったののが、「自民党党外派閥」に成り下がるのであろう。、とオジサンは思う。