新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

地球で最も「危険な自然スポット」ランキング

2024年02月21日 11時02分13秒 | 旅行

今日まで家を離れています。
 
いつもの「つぶやき」の代わりに「地球で最も「危険な自然スポット」ランキング」の10位から1位までを紹介します。

10位 モハーの断崖/アイルランド

10位にランクインしたのは、アイルランドの広大な海岸線「モハーの断崖(Cliffs of Moher)」。
悠々と大西洋にそびえる断崖絶壁は、多くの魅力的な大自然スポットを擁するアイルランド国内でも指折りの絶景スポットとして知られています。

 

ほど近くに位置するカルスト地形の「バレン」と共に「ユネスコ世界ジオパーク」に登録されている名所ですが、崖だけにその危険度も満点。
公式トレイルから外れて崖付近へ座ったりする人が後を絶たず、過去には、写真を撮ろうとした学生の転落死事件も起きています。

 
9位 グランドキャニオン/アメリカ

アメリカを代表する観光名所「グランドキャニオン(Grand Canyon)」が9位にランクイン。
全長約450kmに渡って広がる大峡谷で、誰もが1度は耳にしたことがあるほどの世界的な知名度を持ち、1979年には世界遺産にも登録されています。

 

20億年もの歴史が重なった地層は、地質学界においても最重要とされるほど貴重なもの。
しかし、最も深い部分で約1.6kmと言われる崖下への転落事故は相次いでおり、年間600万人ものビジター数に対して、年間死亡者が約12人発生しています。

 
8位 マッターホルン/スイス

8位にランクインした「マッターホルン(Matterhorn)」は、スイスのアルプス山脈に位置する標高4,478mの名峰。

「アルプスの女王」と称賛を受ける美しい姿に魅了された多くの登山者たちが、危険極まりない過酷な環境に挑戦を続けています。


 

平均45度の岩壁が延々と続き、登山はロッククライミングをしているような厳しさ。
あまりの標高から空気も非常に薄かったりと、滑落や遭難で毎年10人近くが命を落とし、累計でも500人以上と非常に多くの死亡者を出しています。

 
7位 テーブルマウンテン/南アフリカ共和国

南アフリカ共和国のケープ半島に位置する「テーブルマウンテン(Table Mountain)」が7位に登場。
地盤が風雨で段々と削られ、山頂部に固い部分だけが残存した台形状の山を総称であり、本マウンテンの標高は1,086m、平坦部は約3kmに渡って広がっています。

 

南アフリカ固有の動植物を観察できるハイキングコースや、山頂に直接向かうロープウェイも整備されており、初心者でも挑戦できるスポット。しかし、遭難や滑落などで年間7~8件の死亡者が出ており、過去には日本人の死亡事故も発生しています。


6位 ヨセミテ国

6位に入ったのは、アメリカ・カリフォルニア州の「ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)」です。
総面積は3,027平方キロメートルで東京都の約1.5倍あり、1984年にはユネスコの世界自然遺産に登録。豊かな環境の中で数千種類の植物や数百以上の哺乳類や鳥類が育まれています。

 

公園の約89%が全く人の手が加わっていない圧巻の大自然である反面、その危険度も増幅。
ロッククライミング中の落石事故や断崖での転落死など、毎年数百万人にのぼる訪問者のうち、12~15人の死亡者が発生しています。

5位 キリマンジャロ/タンザニア 

スワヒリ語で「輝く山」の意味を持つタンザニアの「キリマンジャロ(Kilimanjaro)」が5位にランクイン。スワヒリ語で「輝く山」の意味を持つタンザニアの「キリマンジャロ(Kilimanjaro)」が5位にランクイン。
壮麗な山並みに多種多様な動植物が生息し、1987年に世界自然遺産に登録。5,895mの標高はアフリカ大陸の最高峰、また独立峰としては世界で最も高い山でもあります。

 

登山ルートがしっかりと整えられており、ハイキングの感覚で登頂に挑戦できる人気の山ですが、最大のハードルとなるのが標高。
高所順応が間に合わず、高山病や事故で年間数千人の登山者の中から数名の方が命を落としています。

 
4位 エベレスト/中国・ネパール

 
4位を獲得した「エベレスト(Everest)」は、中国とネパールの国境上に広がり「世界の屋根」と呼ばれるヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高は驚異の約8,900mで、多くの登山家たちが登頂を目指す憧れの山としても知られています。


しかし、あまりの標高や過酷な自然環境から、挑戦した登山者の死亡率が最も高い山としても著名。
なかでも「デスゾーン」と呼ばれる標高8,000mを超えた低酸素エリアは落命が相次ぎ、気温の低さと強風で凍り、ミイラ化した遺体は回収できないこともしばしばです。

 
3位 富士山/日本

日本を代表する霊峰「富士山」が3位にランクイン。
静岡県と山梨県に跨って位置する日本最高峰の山で、標高は約3,780mほど。雄大で美しい山の姿は古来より人々の信仰を集め、多数の芸術作品が残されるほど愛されています。


2013年には世界文化遺産へ登録され、国内外での人気が益々高まっている富士山ですが、危険とも常に隣り合わせ。

単独での滑落や遭難、高山病や転倒による怪我などをはじめ、過去に何度も雪崩や落石による大人数の事故死などが発生しています。


 
2位 ベン・ネビス/イギリス

2位にランクインしたのは、イギリス最高峰の山「ベン・ネビス(Ben Nevis)」。

標高は1,345mで、年間約12万人もの登山客が訪れる人気の山ですが、名前の語源である「雲に覆われた山」という言葉の通り、山頂が快晴となるのは年間60日ほどという気候も特徴です。
地元では「ザ・ベン」と呼ばれ愛されている山ですが、雪崩や遭難により落命した人は多数。
グーグルマップにより誤った道へ突き進み、危険な状態となる方もいるなど、登山者の数と比較して死亡者数の割合が高いことから2位となっています。


 
1位 モンブラン/イタリア・フランス 

そして危険なスポットの世界一にランクインしたのは、イタリアとフランスに跨る山「モンブラン(Mont Blanc)」。

ヨーロッパアルプスの最高峰であり、その標高は約4,809m。スキーでも有名なモンブラン市は年間約150万人の観光客が訪れ、展望台や360度回転ロープウェイなどから山の絶景を眺めることができます。  
ところが、登山となると難易度は急上昇。
年間約2万人の登山者が挑戦に訪れる中、毎年多数の死傷者が発生し、混雑期には1日12回もレスキュー隊の出動が起きるほど。滑落や遭難で、1年に約100名もの人が命を落としています。
圧巻の山頂や息を呑んでしまうような崖など、大自然の驚異と美しさで、世界中から観光客が後を絶たない名所たち。
しかし、自然の中では常に危険と隣り合わせでもあります。足を運ぶ時は、それぞれのスポットを良くリサーチすることが大切だといえそうです。

 

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