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Cycle Log

トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

アリオネR3 ラージ

2017-12-06 | 機材等






 12月は機材更新の時期でもある。

 フィジークが自社のサドルの選定のために出しているアプリが、お前はアリオネだと激しく主張するので、アリオネR3ラージ幅を購入。
 アプリはフィジーク一流のスパインコンセプトevoに基づき、前屈の角度と、体重と巡航可能な速度を基にオススメのサドルを示してくれる。ただし、僕はあまりスパインコンセプトを信じていないので、アプリはあくまで参考としての運用。平べったいサドルが好きで、今までアンタレスを使っていたが、もうちょっとクッションが欲しいのでアリオネ・ラージ。アプリで勧められるのは、アリオネのレギュラー幅だが、僕は坐骨の幅が145mmなのでアリアンテ・レギュラー(142mm)とアリオネ・ラージ(143mm)が合う。ちなみにアリオネ・レギュラー(130mm)。先が幅広のサドルの方が、前乗りした時の着圧が分散されるので快適性が高いはずだし、そもそものアリアンテよりもアリオネの方がクッションが厚い。
 なお、僕はロードバイクに乗り始めて以来、フィジークのサドルを乗り継いでいるが、こんな感じ。

・アリオネcx……今思えばクッションが柔らかく(経年による馴染み?)、不満はなかったものの、一番長く乗ったので擦れが出てきた。
・アリアンテ……屈曲サドルなので、座る位置がほぼ固定され前乗りしにくい。ただ、腰の位置が定まるのでヒルクライムレースで選んで使うことも。
・アリオネ(レギュラー)……特に不満はなく良かった。落車で表皮が破れてしまったので、アンタレスに交換。
・アリオネバーサス……アリオネのクッション増し版。主に冬の練習用に。確かにクッション性は高めなのだが、それで快適性が必ずしも高くなるわけではないと言うか。意外と、尿道とかがクッションに押し返される感じがある。あと、滑りやすい。
・アンタレス(レギュラー)フィジークの中では軽量ということで、なんとなくレースに愛用。ツールド沖縄100kmやニセコクラシック140kmを問題なく走り抜いたという意味では、良いサドルと思う。ただし、クッションが薄いせいかローラー台を長時間するのは辛い。

 ということで、アリオネ・ラージだが、少しローラー台をやってみたが結構良い感じ。フィジークはクッションの馴染みが出るまで時間があるかかるのだが、まさにアンタレス幅のアリオネという感覚で、アリオネの適度なクッション性と座面の長さ、アンタレスの幅広さの良いところ取り。あと、アンタレスよりもアリオネの方がカッコいいよね。それほどサドルの選定には困ってなかったつもりだけど、これはベストサドルの予感。しばらく試してみるか。


(アンタレス・レギュラー)


(アリオネ・ラージ)

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ロードバイク最速チューンナップ&メンテナンス徹底ガイド

2017-12-05 | 書評


 毎年、シーズンオフのこの時期には機材関係の面白い本が出ているような気がする。今年はこれ、なるしまフレンドの小畑郁さん監修のチューンナップガイドである。ロードバイクのメンテナンスについての本は数多あれど、チューンナップを主眼にした本は珍しい。しかも、監修がレーサーとしても有名な小畑さんなのが良い。

 内容としては、ジオメトリの読み方など基本となるものから、シマノコンポをベースにカンパニョーロのブラケットを取り付けたり、ハンドルにテニスラケットのテープを巻き付けたりというマニアックなチューンまで色とりどり。
 個人的には、フレームやハンドル、コンポーネントを含めた剛性の話(剛性を抑えた方がダンシングしやすいなど)、各社のホイールの設計思想、チェーンのメンテナンスが特に面白かった。特に、チェーンの注油の重要性は今まで思っていた以上だったので、今後気をつけようと思う。他にも、ディスクブレーキのことだとか、現役のメカニックに最新の機材がどういう風に映っているのか分かって大変興味深かった。さらっと読めてしまうが、良い本と思う。













ロードバイク 最速チューンナップ&メンテナンス徹底ガイド (洋泉社MOOK)
クリエーター情報なし
洋泉社

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職場の駅伝大会

2017-12-03 | レース


 立川の某所で、職場の駅伝大会。職場の、と言っても、4人1チームで395チームもあり、応援の人も含めれば3000人も集まるという、一般のマラソン大会に匹敵する規模の毎年恒例の大会である。上司の目の前で走るという意味では、かなり大きな意味を持ったレースだが。

 早めに会場入りして、5kmのコースを試走。このコースを走るのは4度目で勝手知ったるコースだが、相変わらずアップダウンの多いコース。

 僕はチームのアンカー(スポーツバイクのブランドにあらず)。のんびりアップしながら待ち、3走からタスキを渡されて出発。
 特に作戦も考えてなかったが、突っ込み気味で出発。オーバーペースかもしれないが、ペースを落とさないように耐えながら突っ走る。登りは、無理をせず、下りは脚のバネを使って心肺を休ませて、ひたすら前走者を周回遅れも含めて抜いていく。たぶん、VOMaxくらいのペースで耐え続けているので、後半になるにつれ泣きそうなほど辛くなってくる。心肺を限界ギリギリで酷使しているので、胸と腹が苦しく、終盤は脇腹も痛くなってきた。すぐにでもへたり込みそうになりながら、職場の同僚や上司の声援を受け、死ぬ寸前の状態でゴールに飛び込む。4位の札を受け取った。チームの目標が8位までの入賞だったので無事達成。ゴール後しばらくはよだれを垂らしながら苦しむ。

 今年最後のビックレースが無事終了。今年3回目の4位だが。明日は仕事か。

 ところで機材的なもの。ワコーズのランニングタイツStabilyxモデルと、フットマックスのランニングソックス、シューズはアシックスのターサージャパン、ミズノのランニングシャツとパンツ。ランニングタイツは距離が短いしいらないかとも思ったが、汗冷えの防止のため着用。結果的に、去年ランニングタイツを履かずに走った時より脚が持った気がしたのであって良かった。ターサージャパンは、個人的に今最高のシューズ。軽いしグリップするし、クッションも悪くない(中敷を入れ替えたせいもあるが)。フットマックス・ランニングソックスは、縁の下の力持ち的な感じ。


















(フットマックス)FOOTMAX ロードレースモデル FXR002 ブラック M
クリエーター情報なし
FOOTMAX(フットマックス)

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オーバーホール完了と若干のチューン

2017-12-02 | 機材等


 トレーニングがランニングメインになっている隙にオーバーホールに出していたバイクがエイジサイクルから帰ってきた。
 店長の話だと、ヘッドパーツとBBのベアリングがダメになっていたとのこと。特にヘッドパーツの方は錆びていたそうなので、ローラー台トレーニングのせいか、雨のトライアスロンのせいかなと。一方、ベアリングがごろついている気がしたキシリウムプロエグザリットにはベアリングの問題はなく、前輪の振れ取りくらいだったそうな。ヘッドパーツのごろつきをホイールのごろつきと勘違いしたかな。

 ハンドルを以前よりしゃくり気味にしていたため、店長にミヤタカポジションですかと聞かれたがさにあらず。ローラー台で楽な角度を作り、それが実走でも特に問題なかったのでそのままにしたのだが、しゃくり気味の方がハンドルが近い分ヒルクライムが楽な気がするし、ブラケットポジションでハンドルを引きやすい。それと、森師匠はブラケットの下のラインが地面に対し45度が良いって言ってた。ミヤタカポジションは超個性的で、とても真似できないな。

 オーバーホールのついでに、チューンとしてバロックギア36±2 90度を導入。ヒルクライム対策として。
 楕円ギアは、ペダリングモニターによるペダリング練習がひと段落したらと、ペダリングモニター導入時(つまり一年前)に考えていたが、あんまりペダリング効率が上がらないまま頭打ち感だけでてしまったので、この機会にインストール。あと、オーベストの西谷店長に憧れたというのも大きな動機。西谷店長と同じ、P1タイプにしようかと思ったのだが、あくまでヒルクライム対策(ロードレースは二の次)であることと、そもそもP1は9100デュラエースに対応してないようなので、上記のモデル。ちなみにこれ見よがしなのが嫌なのと、汚れが目立つのが嫌なので標準色の赤ではなく黒にした。
 インプレはしばらく使ってから書くでよ。


(秘蔵写真、2014年ジャパンカップの清水都貴選手のバイク)













ロードバイク 最速チューンナップ&メンテナンス徹底ガイド (洋泉社MOOK)
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