5月の手習い〆切日になりました。今月は11種類の練習をしました。習字を習っていると漢文に親しむ機会もおおくて、土曜日の夜にちょっと、目にしたNHKドラマ「遥かなる絆」にでてきた。原作者の城戸久枝さんの座右の銘に心引かれました。 「車到山前必有路」、che dao shan qian bi you lu 「車が山の前に到っても必ず道はある」という言葉ですが、どんな困難に直面しようとも、必ず打開策はあるものだ、という意味です。そして、それでもどうしても「道」が見つからないのなら…振り返ってみて下さい。そこにはあなたがここまで歩いてきた「道」があるはずです。引き返す「道」もまた、「道」なのではないでしょうか?と書かれた説明にであいました。フム~東洋って、引きかえす勇気もおり込まれているなんて~奥が深い・・・しきりに感心してしまいました。今日はその漢文を短冊に書いて練習しました。
そして、西洋の聖書では、「耐えられないような試練はない」というような言葉であらわされています。又、「神は信頼に値するかたです。耐えられないような試練にあなたがたを遭わせるようなことはなさらず、むしろ、耐えることができるように、試練とともに抜け出る道をも用意してくださるのです。」 と、たいへん愛情をもって私達に呼びかけてくださっています。初めて息子が3歳の時にカトリック精神に接して感動を受けたと同じく、今50~ウン歳の年齢を重ねてみて、中国古典に学んでいやぁ~どっちも、甲乙付けがたくいいところがありますね。
最後におまけの話です~習字の先生に「貴女はテレビ見るとき、いつもメモと書くもの用意して見てるの~?」って、質問されてしまいました。ハハハ・・・いえいえ、興味津々な私はいつもアンテナの感度良好で、小耳がチャッチしたらPCでお勉強~?何でも教えてくれますもんね~便利やわ~(笑)cyicyikatsuko