「若気の至り」
まなんとも切ない言葉で、私も相当いろいろやらかして
いるので何とも言えないところですが…
ここ連日、宮城県北部は厳しい寒さに見舞われ、
積雪も程良くある状態です。今日も大分吹雪いてきたので
さっさと仕事をやめて、たまにはハヤシライスでも作ろうかと
スーパーへ。陳列棚を覗きながら、お、麻婆豆腐にしようと
うろうろしていると携帯が。
「どうしました」
「フィットが側溝に脱輪して」
「それはお困りでしょう」
「遠いのですが」
「とにかく助けに行きますよ」
というやり取りがあって飯の支度を止めて現場へ。
簡単に上がるだろうなぁ~との希望的観測は
しかしすごく甘かったものと後悔するのでした。
何せ夜になっても程良い吹雪。加えて指示された現場と
異なりとんでもない山奥へ、しかも除雪もされていない
道路。一体どうなるのか?途中でレッカー車を駐車し
(除雪されていないので立ち往生する前に停車)
フロアジャッキを引っ張り凡そ1kmの山道を(当然
街灯もなく、除雪もされていない積雪2~30cmの
上り坂)寒さに震えながら歩いて行きました。
結果としては「小田ダム」の駐車場通路にてフィットが
側溝にはまっていました。依頼者はいろいろトライした
ようですが今一つ。見るとパンダジャッキの使い方も
怪しげ。(つうか回し方を知らなかったようで)車体の
下部が雪まみれになっているのも気付かず。大体夕方の
アクシデントにも関わらず現場到着が夜の11時。
アクシデント自体はジャッキアップして側溝に雪を沢山
詰めてハイ、脱出。
依頼者曰く、「ダムを見に来たかった」
若い。全ての判断力について甘い。
どうか皆さん、冬の山はホントに洒落にならないです。
冬道の走りも行動も慎重にされた方がよろしいかと。
ふう~。