DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

パスカルが再戦を制す

2009年12月21日 03時46分36秒 | 世界ボクシング
12月11日、カナダで行われた試合結果です。
WBC級ライトヘビー級戦:
王者ジャン パスカル(カナダ)判定3ー0(117-111x2、118-110)挑戦者エイドリアン ディアコヌ(カナダ/ルーマニア)

*半年ぶりの再戦となった一戦。パスカルはその間、指名挑戦者シルビオ ブランコ(伊)をTKOで破り初防衛に成功。ディアコヌはダイレクト・リマッチに臨んでいます。
数字上は前回より離れた採点が出ています。しかし試合内容はかなり競ったものだった様子。2度目の防衛に成功したパスカル。同暫定王者チャド ドーソン(米)との王座統一戦が待たれます。
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ブラッドリー、ダルチニアン

2009年12月20日 08時34分18秒 | 世界ボクシング
12月12日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOスーパーライト級王座統一戦:
正規王者ティモシー ブラッドリー 判定3ー0(118-110、119-108、120-107)暫定王者ラモント ピーターソン(共に米)

WBA/WBCスーパーフライ級戦:
王者ビック ダルチニアン(豪)KO2回2分54秒 WBC暫定王者トーマス ロハス(メキシコ)

*スーパーライト級戦は、ブラッドリーが3回にダウンを奪い快勝。判定もほぼワンサイドで正規王者を支持しています。

結果だけ見るとダルチニアンの圧勝に見えるスーパーフライ級戦。サウスポー同士の対戦となった一戦。ダルチニアンの低い右ガードの上を、ロハスの左ストレートが何度かまともに当たっていました。ダルチニアンの攻撃も、ジャブなし、上体の動きなしのまったくもって大雑把。もし自身が望むノニト ドナイレ(比)との再戦が実現した場合、このボクシングでの勝利は難しいでしょう。

一夜にして2つの暫定王座が吸収されました。いい気分です。
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今週末の試合予定

2009年12月19日 00時15分37秒 | 世界ボクシング
2009年12月第3週末の試合予定です。

18日 金曜日
アルゼンチン
WBA暫定ライトフライ級戦:
王者ファン カルロス レベコ(亜)対 挑戦者ロナルド バレラ(コロンビア)


19日 土曜日
後楽園ホール
日本ライト級戦:
王者近藤 明広(日東)対 挑戦者加藤 善孝(角海老宝石)

ドイツ
WBOライトヘビー級戦:
王者ユルゲン ブルーマー(独)対 挑戦者デメトリー スコットスキー(露)

WBC暫定ミドル級戦:
王者セバスチャン ズビク(独)対 挑戦者エマニュエル デラ ロサ(伊)

米国オハイオ州
WBC/WBOミドル級戦:
王者ケリー パブリック 対 挑戦者ミゲル エスピノ(共に米)

メキシコ
IBFフェザー級戦:
王者クリストバル クルス 対 挑戦者リカルド カスティーリョ(共にメキシコ)

メキシコ(上記とは別会場)
WBA暫定バンタム級戦:
王者ネオマール セルメニョ(ベネゼエラ)対 挑戦者アレハンドロ バルデス(メキシコ)

ライト級10回戦:
ウンベルト ソト 対 ヘスス チャべス(共にメキシコ)

ニカラグア
WBOライトフライ級暫定王座決定戦:
セサール カンチラ(コロンビア)対 ジョンレイル カシメロ(比)

ベネズエラ
WBCライト級戦:
王者エドウィン バレロ(ベネズエラ)対 挑戦者ヘクター ベラスケス(メキシコ)
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佐藤が王座奪回

2009年12月18日 03時01分55秒 | 日本ボクシング
大阪・IMPホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
挑戦者佐藤 幸治(帝拳)判定3ー0(115-113、116-113x2)王者鈴木 哲也(進光)

*佐藤の圧勝が予想されていた一戦。日本王座も同時に保持する鈴木が2冠王の維持をみせ、佐藤を大いに苦しめた模様。結果は総合力で上回る佐藤が上回り、僅差の判定で同王座の返り咲きに成功しています。
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色々(12‐17‐09)

2009年12月17日 04時32分18秒 | 世界ボクシング
最近(2009年12月17日ごろ)のニュースです。

1)WBAフェザー級王者クリス ジョン(インドネシア)が、2階級制覇を賭けIBFスーパーフェザー級王者ロバート ゲレロ(米)に来春挑戦する計画があるようです。

2)イスラエル バスケスとラファエル マルケス(共にメキシコ)の第4戦が来年5月22日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで予定されています。

3)WBCフライ級暫定王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)が12月2日に無冠6回戦に出場。比国のロデル テハレスに3対0の判定勝利を収めています。

4)先日12日、元WBA/WBCスーパーフライ級王者クリスチャン ミハレス(メキシコ)が10回戦に出場。比国人BJドロロサを相手に6回KO勝利を収めています。

5)デビット ツア(ニュージーランド)が2月か3月に試合を予定しています。

6)元WBCヘビー級王者オレグ マスカエフ(カザフスタン)が先日11日、中堅のナギー アギレラ(ドミニカ)に初回1分54秒でTKO負けを喫しています。この敗戦により、保持していたビタリ クリチコ(ウクライナ)への挑戦権も失った事になります。ちなみにこのアギレラの戦績は15勝(10KO)2敗。今回が初の10回戦登場でした。
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ビタリ、ワンサイドの判定防衛

2009年12月16日 03時37分21秒 | 世界ボクシング
スイスで行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者ビタリ クリチコ(ウクライナ)判定3ー0(120-108x2、119-109)挑戦者ケビン ジョンソン(米)

*一言で言えばつまらない試合でした。右の決定打を当てられないビタリと、倒されないことに専念するジョンソン。あいて言うなら後半4回の方が盛り上がりがありました。
クリチコ兄の必死の努力が見られたフルラウンド。パンチのスピード、軌道に変化をつけたり、コンビネーションに一捻り入れたりと。時々右をボディーに持っていきましたが、上下の打ち分けをもっと入れたらジョンソンにダメージを与えれたかもしれません。
相手を挑発するような態度を終始見せていた挑戦者。試合終了後の喧嘩腰は見苦しかったです。
凡戦ながらも上位ランカーに大差の判定勝利を収めたビタリ。私(Corleone)は120対108でビタリを支持しましたが、一人のジャッジはどのラウンドをジョンソンに与えたのでしょうか。
ヘビー級上位ランカー3人に一方的な勝利を収めた今年のビタリ。2009年ヘビー級の牽引車者としての地位を不動にしています。
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ザベックが新王者に

2009年12月15日 22時23分46秒 | 世界ボクシング
南アフリカで行われた試合結果です。
IBFウェルター級戦:
挑戦者デジャン ザベック(スロベニア)TKO3回2分55秒 王者アイザック ラツシュワヨ(南ア)

*ザベックが敵地に乗り込み、TKOで堂々の世界奪取に成功。新王者は2回、そして3回にそれぞれダウンを奪う圧勝。地元で完敗を喫したラツシュワヨ。オーバー・ワークだったという情報も耳にします。
個人的に無名だと思っていたザベック。しかし戦績を調べてみると中々の好選手。ドイツを拠点に戦っている選手で、これまでにNBA、WBO、IBFのインター・コンチネンタル王座、そして欧州王座を獲得しています。唯一の敗北は昨年11月、敵地ポーランドで喫したもの。この時の対戦者ラファエル ジャッキーウスキー(ポーランド)は現在IBF1位に位置する強豪です。その敗戦も1対2の僅差の判定負け。そして28勝(16KO)1敗という好成績を維持。スタイルも、ドイツを中心にするボクサーの基本である難いガードが持ち味。しかしただガードに専念するだけでなく、常に上体を動かし、膝の動きをやわらかくしようとする柔軟性も持ち合わせています。
総合力が高そうなザベック。安定政権を築ける可能性がある選手ではないでしょうか。
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意外な苦戦。ウィリアムスが逃げ勝つ

2009年12月14日 03時09分46秒 | 世界ボクシング
米国ニュージャージー州で行われた試合結果です。
ミドル級12回戦:
ポール ウィリアムス(米)判定2ー0(119-110、115-113、114-114)セルジオ マルティネス(亜)

*マルティネスが評価を上げ、ウィリアムス株が下落した一戦。
ウェルター級卒業後、向かうところ敵なしだった感のウィリアムス。現在WBCスーパーウェルター級王座を保持するマルティネスとミドル級で対戦。一人のジャッジはほぼフルマークでウィリアムスを支持しましたが、試合後「それはない」という声が多く聞かれました。私(Corleone)の採点では115体114でマルティネス。
両選手が初回にそれぞれダウンを1度喫しています。その初回を10対10のイーブンにつけました。
サウスポー同士の一戦。まずウィリアムスがプレッシャーをかけ、先制のダウンを奪います。しかし初回終了間際、今度はマルティネスがお返しのダウン。ダメージはウィリアムスの方にありました。
その後、最終回まで打ち合いが続きます。驚いた事に、身長・リーチで下回るマルティネスがガードを下げてアウトボクシングを展開。ウィリアムスのパンチをスイスイと外し、カウンターを決めていきました。もみ合いになっても、若干アルゼンチン人に分がありました。
これまで見せたことがないウィリアムスの非的確なパンチ、そして被弾率。長身のサウスポー。しかも手数があるので対戦者にとりやりづらい選手には変わりありません。しかし難攻不落選手ではない事を暴露してしまいました。自身が望むケリー パブリックやバーナード ホプキンス(共に米)との一戦が実現した場合、ボクシング以前に体格負けをするでしょう。ウィリアムスにとり、スーパーウェルター級が上限ではないでしょうか。
個人的にはマルティネスの王座を賭け、スーパーウェルター級での再戦が見てみたいです。
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家住が正規王者に

2009年12月13日 09時19分42秒 | 日本ボクシング
後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級王座統一戦:
暫定王者家住 勝彦(レイスポーツ)判定3ー0(116-112、118-108、116-111)正規王者和田峯 幸生(筑豊)

*本来なら今年の3月に予定されていた一戦。その時は和田峰が交通事故のために負傷し、試合のほうは中止されています。和田峰が休養中に暫定王座を獲得していた家住。今回の一戦では初回に2度のダウンを奪い、そのまま逃げ切り勝ち。王座の初防衛に成功すると共に、“暫定”の二文字を返上しています。
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今週末の試合予定

2009年12月12日 00時02分59秒 | 世界ボクシング
2009年12月第2週末の試合予定です。

11日 金曜日
南アフリカ
IBFウェルター級戦:
王者アイザック ラツシュワヨ(南ア)対 挑戦者ヤン ザベック(スロベニア)

カナダ
WBC級ライトヘビー級戦:
王者ジャン パスカル(カナダ)対 挑戦者エイドリアン デリアコヌ(カナダ/ルーマニア)


12日 土曜日
スイス
WBCヘビー級戦:
王者ビタリ クリチコ(ウクライナ)対 挑戦者ケビン ジョンソン(米)

米国カリフォルニア州:
WBOスーパーライト級王座統一戦:
正規王者ティモシー ブラッドリー 対 暫定王者ラモント ピーターソン(共に米)

WBA/WBCスーパーフライ級戦:
王者ビック ダルチニアン(豪)対 WBC暫定王者トーマス ロハス(メキシコ)

米国イリノイ州シカゴ
スーパーライト級12回戦:
ファン ディアス 対 ポール マリナッジ(共に米)


13日 日曜日
大阪・IMPホール
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
王者鈴木 哲也(進光)対 挑戦者佐藤 幸治(帝拳)


14日 月曜日
後楽園ホール
日本スーパーバンタム級戦:
王者木村 章司(花形)対 挑戦者芹江 匡晋(伴流)

日本スーパーライト級戦:
王者小野寺 洋介山(オサム)対 挑戦者西尾 彰人(姫路木下)


18日 金曜日
神戸ワールド記念ホール
WBCバンタム級戦:
王者長谷川 穂積(真正)対 挑戦者アルバロ ペレス(ニカラグア)

フェザー級10回戦:
粟生 隆寛(帝拳) フィデル ビロリア(コロンビア)

広島県立総合体育館小アリーナ
日本スーパーフライ級戦L
王者中広 大悟(広島三栄)対 挑戦者赤穂 亮(横浜光)
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