4月16日の記事<韓国ドラマ「英雄時代」を読み解く[5]>で、とくに工事現場で日本語が多用されたということを書きました。
具体的にあげたのは次のような言葉です。
バカヤロ・チクショー・オカネ(お金)・ノガタ(土方)・ヤリキリ(ノルマ)・シンマイ(新米)・テモト(助手)・アカチン(赤チン)。
その後、第20話の光復(終戦)までに出てきた日本語を拾ってみました。
やっぱり、大半は良くない部類の言葉です。したがって、ふつうの辞書には載っていないものがほとんどのようです。
ヤクザ(야쿠자)という語はこのドラマには出てこなかったようですが、まずその関係。
※ヤクザは今の韓国ではチョボク(조폭.組暴)といいます。
・オヤブン(오야분.親分)・・・グーグルのヒット数は約51万件。
韓国の標準語ではトゥモク(두목.頭目)で、コチラのヒット数は約170万件。
・ナワバリ(나와바리.縄張り)・・・グーグルのヒット数約4万件。
・スリクン(쓰리꾼)・・・スリ+꾼(なりわいとしている者の意)。グーグルで約18万件ヒット。
스리꾼という表記も約4万5千件ありました。
標準語ではスリのことをソメチギ(소매치기.袖ねらい)といい、これは約28万件ヒットだから、スリクンは今でもかなり用いられている言葉のようです。
・ノギス(노기스)・・・これは土木・建築関係。
私ヌルボは中学の技術の授業で使い方を教わりましたが、今はどうなんでしょう? 元はオランダ語ノニウス(?)だそうです。
・メガネ(메가네.眼鏡)・・・グーグルで메가네が約52万件もヒットするとは意外!
そういえば日本映画「めがね」の韓国題も「메가네」でした。アンギョン(안경.眼鏡)のヒット数約980万件に比べると1割にもいかないのですが・・・。
上記以外で用いられている日本語は「オイッ」と「ハイ」そして「ヨシッ」。
あとは例の「チョーセンジン」です。
全体的にみると、日本人としてはため息が出る感じ。
しかし、このドラマはそれでも日本人を100%悪辣に描いているのではなく、日本人(の働きぶり等)を肯定的にとらえている部分も随所に見られます。次回(?)はそのあたりを紹介します。
具体的にあげたのは次のような言葉です。
バカヤロ・チクショー・オカネ(お金)・ノガタ(土方)・ヤリキリ(ノルマ)・シンマイ(新米)・テモト(助手)・アカチン(赤チン)。
その後、第20話の光復(終戦)までに出てきた日本語を拾ってみました。
やっぱり、大半は良くない部類の言葉です。したがって、ふつうの辞書には載っていないものがほとんどのようです。
ヤクザ(야쿠자)という語はこのドラマには出てこなかったようですが、まずその関係。
※ヤクザは今の韓国ではチョボク(조폭.組暴)といいます。
・オヤブン(오야분.親分)・・・グーグルのヒット数は約51万件。
韓国の標準語ではトゥモク(두목.頭目)で、コチラのヒット数は約170万件。
・ナワバリ(나와바리.縄張り)・・・グーグルのヒット数約4万件。
・スリクン(쓰리꾼)・・・スリ+꾼(なりわいとしている者の意)。グーグルで約18万件ヒット。
스리꾼という表記も約4万5千件ありました。
標準語ではスリのことをソメチギ(소매치기.袖ねらい)といい、これは約28万件ヒットだから、スリクンは今でもかなり用いられている言葉のようです。
・ノギス(노기스)・・・これは土木・建築関係。
私ヌルボは中学の技術の授業で使い方を教わりましたが、今はどうなんでしょう? 元はオランダ語ノニウス(?)だそうです。
・メガネ(메가네.眼鏡)・・・グーグルで메가네が約52万件もヒットするとは意外!
そういえば日本映画「めがね」の韓国題も「메가네」でした。アンギョン(안경.眼鏡)のヒット数約980万件に比べると1割にもいかないのですが・・・。
上記以外で用いられている日本語は「オイッ」と「ハイ」そして「ヨシッ」。
あとは例の「チョーセンジン」です。
全体的にみると、日本人としてはため息が出る感じ。
しかし、このドラマはそれでも日本人を100%悪辣に描いているのではなく、日本人(の働きぶり等)を肯定的にとらえている部分も随所に見られます。次回(?)はそのあたりを紹介します。