26日に、北朝鮮工作船を見に行ってきました。
2001年12月22日、九州南西海域で巡視船との銃撃戦の末、自爆と思われる爆発で沈没した北朝鮮工作船は、02年9月引き揚げられ、03年5月~04年2月船の科学館で一般公開されました。04年12月以降は横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫近くの海上保安資料館横浜館(工作船展示館)で保存・展示されています。
もう9年も経つんですねー。私ヌルボも03年船の科学館に見に行きました。ずいぶん大勢の人が見にきていました。
【船の科学館で公開された工作船(2003年9月)】
年のせいで(だけじゃない?)記憶力が衰え、ほとんど覚えていないことに思い至り、自宅からバイクで10分くらいの近場でもあるので、上記の工作船展示館を初めて訪れました。
詳しい場所からして知らなかったのですが、下の写真のように赤レンガ倉庫のすぐ海側です。バイクの駐輪場もすぐ近くにあってラッキー。(有料駐車場もある。)
【左奥の白い三角屋根が工作船展示館。右端が赤レンガ倉庫。】
【工作船展示館の入口。】
中に入り(無料)今改めて工作船を見ると、「でかい!」です。約30m。
多くの穴(弾痕)があります。貫通してるものもあります。船体を軽くするため鉄板を薄くしてあるそうです。
【でかい!・・・です。】
奥には約10mの小型船も展示されています。コチラは時速90㎞の高速船だとか。(工作船は時速60㎞。)
【小型高速船。その奥にロシア製対空機関銃がある。】
船内から見つかったいろんな物が展示されています。各種武器、水中スクーター、船名擬装用の漢字の型。シャープ製の小型パソコン。そしてタバコや赤飯の缶詰等々・・・。
【赤飯ととりめしの缶詰。山形県寒河江市の日東ベスト社の製品。どんな経路でここに?】
もっと詳しくいろいろ調べた上で記事にしようと思ったのですが、<海上保安資料館横浜館>のサイトにもいろいろ説明が載っているし、パンフレットも見ることができます。
また<工作船を見学して思う 第二弾>や<北朝鮮工作船>、<北朝鮮工作船(不審船) 船の科学館>等々のサイト、ブログに実に仔細に写真付きで紹介されていて、ここで新たにつけ加えることはありません。
館内で流されていた説明音声付き実映像も、YouTubeで見ることができるんですねー。
この資料館ですが、海上保安庁がその役割・任務について広く知らせるために設けたものでしょうが、私ヌルボとしては船と運命をともにした工作船の乗員7人のことを考えてしまいます。北朝鮮政府は彼らの家族にどのように訃報を伝えたのだろうか?とか、彼らにとっての職業的使命感とはどんなものだったんだろう?とか・・・。
上記<北朝鮮工作船>の記事は次のような言葉で結ばれています。ヌルボも同感です!
「最後に、工作船乗組員(工作員)には罪はないとおもいます。単に罪がないと言ってしまうと語弊がありますが、彼ら若者は北朝鮮に生まれてこなければ決してこのような運命をたどることはなかったでしょう。北朝鮮という独裁国家・犯罪国家が存在し、そこに生まれてしまったがために過酷な運命を背負わされ、若くして散ってしまったのです。彼らは被害者であり、真の罪人は金正日ではないだろうかとおもいます。」
2001年12月22日、九州南西海域で巡視船との銃撃戦の末、自爆と思われる爆発で沈没した北朝鮮工作船は、02年9月引き揚げられ、03年5月~04年2月船の科学館で一般公開されました。04年12月以降は横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫近くの海上保安資料館横浜館(工作船展示館)で保存・展示されています。
もう9年も経つんですねー。私ヌルボも03年船の科学館に見に行きました。ずいぶん大勢の人が見にきていました。
【船の科学館で公開された工作船(2003年9月)】
年のせいで(だけじゃない?)記憶力が衰え、ほとんど覚えていないことに思い至り、自宅からバイクで10分くらいの近場でもあるので、上記の工作船展示館を初めて訪れました。
詳しい場所からして知らなかったのですが、下の写真のように赤レンガ倉庫のすぐ海側です。バイクの駐輪場もすぐ近くにあってラッキー。(有料駐車場もある。)
【左奥の白い三角屋根が工作船展示館。右端が赤レンガ倉庫。】
【工作船展示館の入口。】
中に入り(無料)今改めて工作船を見ると、「でかい!」です。約30m。
多くの穴(弾痕)があります。貫通してるものもあります。船体を軽くするため鉄板を薄くしてあるそうです。
【でかい!・・・です。】
奥には約10mの小型船も展示されています。コチラは時速90㎞の高速船だとか。(工作船は時速60㎞。)
【小型高速船。その奥にロシア製対空機関銃がある。】
船内から見つかったいろんな物が展示されています。各種武器、水中スクーター、船名擬装用の漢字の型。シャープ製の小型パソコン。そしてタバコや赤飯の缶詰等々・・・。
【赤飯ととりめしの缶詰。山形県寒河江市の日東ベスト社の製品。どんな経路でここに?】
もっと詳しくいろいろ調べた上で記事にしようと思ったのですが、<海上保安資料館横浜館>のサイトにもいろいろ説明が載っているし、パンフレットも見ることができます。
また<工作船を見学して思う 第二弾>や<北朝鮮工作船>、<北朝鮮工作船(不審船) 船の科学館>等々のサイト、ブログに実に仔細に写真付きで紹介されていて、ここで新たにつけ加えることはありません。
館内で流されていた説明音声付き実映像も、YouTubeで見ることができるんですねー。
この資料館ですが、海上保安庁がその役割・任務について広く知らせるために設けたものでしょうが、私ヌルボとしては船と運命をともにした工作船の乗員7人のことを考えてしまいます。北朝鮮政府は彼らの家族にどのように訃報を伝えたのだろうか?とか、彼らにとっての職業的使命感とはどんなものだったんだろう?とか・・・。
上記<北朝鮮工作船>の記事は次のような言葉で結ばれています。ヌルボも同感です!
「最後に、工作船乗組員(工作員)には罪はないとおもいます。単に罪がないと言ってしまうと語弊がありますが、彼ら若者は北朝鮮に生まれてこなければ決してこのような運命をたどることはなかったでしょう。北朝鮮という独裁国家・犯罪国家が存在し、そこに生まれてしまったがために過酷な運命を背負わされ、若くして散ってしまったのです。彼らは被害者であり、真の罪人は金正日ではないだろうかとおもいます。」