リチャード・ロジャースの名曲の1つに「六月は一斉に花開く」というのがあって、「アメリカでは6月なのか」と思ったのが数十年前。
日本ではもちろん5月に入って一斉に花が咲き始めました。
いろいろと鮮やかな花も多い中、近所の路傍でひと群れ、毎年同じ所で同じように楚々とした花を咲かせている花がこれ。
私ヌルボにとってはおなじみの花です。
月見草なのですが、正確には昼間に咲く昼咲月見草なのだそうです。
月見草は、韓国語では달맞이꽃(タルマジコッ)。
「달(月)」+「맞이(迎え)」+「꽃(花)」で달맞이꽃。なんだ、そのまんまじゃん。憶えやすくてヨロシ。
昼咲月見草も単に낮(ナッ.昼)を頭につけて낮달맞이꽃です。
ただ、「달맞이꽃」で画像検索するとヒットするのは黄色い花ばかり。
日本でも一般に月見草というと黄色い花のマツヨイグサを指すことが多いようですが・・・。
例の太宰治の「富嶽百景」中の「富士には月見草がよく似合う」という一節も、「黄金色の月見草の花ひとつ」とあるから間違いなくマツヨイグサです。
そのマツヨイグサも韓国語では달맞이꽃(タルマジコッ)で月見草と同じ。同種の植物とはいえ、ややこしいです。
韓国ブログの中でも、→コチラでは私ヌルボが見たのと同じ薄いピンクの낮달맞이꽃の写真を載せています。
そして、「달맞이꽃といえばこの歌を思い出します」と歌詞付で紹介している歌がこの歌。
盲目のベテラン歌手이용복(1952~)の歌う「달맞이꽃」です。
얼마나 기다리다 꽃이 됐나
달 밝은 밤이 오면 홀로 피어
쓸쓸히 쓸쓸히 미소를 띠는
그 이름 달맞이꽃
아 아 아 아 서산에 달님도 기울어
새파란 달빛아래 고개 숙인
네 모습 애처롭구나
どれほど待って花となる
さやけき月にひとり咲き
寂しく寂しく笑み湛ふ
その花の名は月見草
ああ西の山にかかる月
青き光にうつむきし
おまへの姿の哀れさよ
얼마나 그리우면 꽃이 됐나
한 새벽 올 때까지 홀로 피어
쓸쓸히 쓸쓸히 시들어 가는
그 이름 달맞이꽃
아 아 아 아 서산에 달님도 기울어
새파란 달빛아래 고개 숙인
네 모습 애처롭구나
どれほど恋へば花となる
夜の明くるまでひとり咲き
寂しく寂しく枯れてゆく
ああ西の山にかかる月
青き光にうつむきし
おまへの姿の哀れさよ
たしかに、しみじみとした懐かしさを感じさせる歌ですね。
たわむれに七五調で訳した後で記事のタイトルを付けたら、これまた五七五になっちゃいました(笑)。
※愛用しているデジカメ(オリンパスSZ31-MR)は、ピンクや赤が白っぽくなって、元の色とずいぶん違うような・・・。夕日モードにでもすればいいのかな? 上の色は悪戦苦闘して調整した人工的なものです。(最初の2枚はそのまま。)
日本ではもちろん5月に入って一斉に花が咲き始めました。
いろいろと鮮やかな花も多い中、近所の路傍でひと群れ、毎年同じ所で同じように楚々とした花を咲かせている花がこれ。
私ヌルボにとってはおなじみの花です。
月見草なのですが、正確には昼間に咲く昼咲月見草なのだそうです。
月見草は、韓国語では달맞이꽃(タルマジコッ)。
「달(月)」+「맞이(迎え)」+「꽃(花)」で달맞이꽃。なんだ、そのまんまじゃん。憶えやすくてヨロシ。
昼咲月見草も単に낮(ナッ.昼)を頭につけて낮달맞이꽃です。
ただ、「달맞이꽃」で画像検索するとヒットするのは黄色い花ばかり。
日本でも一般に月見草というと黄色い花のマツヨイグサを指すことが多いようですが・・・。
例の太宰治の「富嶽百景」中の「富士には月見草がよく似合う」という一節も、「黄金色の月見草の花ひとつ」とあるから間違いなくマツヨイグサです。
そのマツヨイグサも韓国語では달맞이꽃(タルマジコッ)で月見草と同じ。同種の植物とはいえ、ややこしいです。
韓国ブログの中でも、→コチラでは私ヌルボが見たのと同じ薄いピンクの낮달맞이꽃の写真を載せています。
そして、「달맞이꽃といえばこの歌を思い出します」と歌詞付で紹介している歌がこの歌。
盲目のベテラン歌手이용복(1952~)の歌う「달맞이꽃」です。
얼마나 기다리다 꽃이 됐나
달 밝은 밤이 오면 홀로 피어
쓸쓸히 쓸쓸히 미소를 띠는
그 이름 달맞이꽃
아 아 아 아 서산에 달님도 기울어
새파란 달빛아래 고개 숙인
네 모습 애처롭구나
どれほど待って花となる
さやけき月にひとり咲き
寂しく寂しく笑み湛ふ
その花の名は月見草
ああ西の山にかかる月
青き光にうつむきし
おまへの姿の哀れさよ
얼마나 그리우면 꽃이 됐나
한 새벽 올 때까지 홀로 피어
쓸쓸히 쓸쓸히 시들어 가는
그 이름 달맞이꽃
아 아 아 아 서산에 달님도 기울어
새파란 달빛아래 고개 숙인
네 모습 애처롭구나
どれほど恋へば花となる
夜の明くるまでひとり咲き
寂しく寂しく枯れてゆく
ああ西の山にかかる月
青き光にうつむきし
おまへの姿の哀れさよ
たしかに、しみじみとした懐かしさを感じさせる歌ですね。
たわむれに七五調で訳した後で記事のタイトルを付けたら、これまた五七五になっちゃいました(笑)。
※愛用しているデジカメ(オリンパスSZ31-MR)は、ピンクや赤が白っぽくなって、元の色とずいぶん違うような・・・。夕日モードにでもすればいいのかな? 上の色は悪戦苦闘して調整した人工的なものです。(最初の2枚はそのまま。)
私の頭の中によくこのメロディー(最初のところ)が浮かぶんですよ(^^)。すごく昔のミュージカルの中の歌ですよね、たしか。
昼咲き月見草は帰化植物ですね。キレイだから庭にわざわざ植える人もいそうだと思います(^^)。やさしい花姿ですね。
当時愛読した野口久光(編)「ミュージカル入門」という本の巻末にいろんなミュージカルのデータのページがあり、作詞者・作曲者、ブロードウェイ連続上演回数等とともに、作中の主なナンバーが載っていました。「六月は~」は「回転木馬」の中の歌ですね。「回転木馬」には「イフ・アイ・ラヴド・ユー」という美しい歌もあります。あと、「人生ひとりではない」も・・・。
これらの歌はレコードでもよく聴いたものです。(「サウンド・オブ・ミュージック」はもちろん、「オクラホマ」とかの歌も・・・。)
上記の本で、ガーシュインやコール・ポーターの曲についても知りました。(ガーシュインの一代記もきいた覚えがあります。) いろいろ、懐かしい・・・。