小さい頃、家には牛小屋がありました。農耕用の牛でしたが、ほどなく耕運機に代わりました。家族と同数の鶏も飼っていて、卵は自給が原則でした。
幼児だった私にとって、やっと卵を産めるようになったくらいの若鳥は、電池もいらない、ゼンマイも巻く必要のない玩具のようなもの、庭で鶏と追いかけっこをしたり、中には仲間にいじめられている劣勢の鶏に加勢したりして遊んでいました。そんな暮らしも、急激な時代の変化で、生活様式も変わり、わずかの間だったと思います。
犬好きで、飼いたいと言い続けていましたが、母親からOKが出ませんでしたが、ある時、迷い犬を保護し、そのまま飼いだしました。10年くらい飼いましたが、今のご時世ほどのペットに対する手厚い世話、感情は持ち合わせていなかったように思います。
子供が小さいころ、動物園には何度か行きましたが、成長してからは行くことがなくなっていました。
すっかり動物から縁遠くなりました。パピーウォカーも断念したことですし。
都会生活にどっぷり浸かっている生活では、バッタやコオロギが怖い、気持ち悪い、なんて子供が言うのを聞くと、情けない、何でやねん!と思っていましたが、こう時間が開くと、私自身、こんな巨大な?生物を眼前にすると、やっぱりちょっと腰が引けてしまいます。
山羊の横一文字の瞳を見ると、貯金箱?10円玉入れようか!なんて突っ込みを入れたくなります(笑)
改めて動物をつくづく眺めると、いかに自然と隔絶した生活をしているのでしょう、と考えさせられました。
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