堺市美原区青南台、木青会館のきもの教室でした。
スタッフの谷さんと中川さんが卒業式の予行練習に着物を着てこられました。
谷さん、とっても綺麗に着て、ヘアセットも上手にされていましたわ(#^^#)
帯締めを変更した方が良いという事になって、貸してあげることにしました。
今回、留袖の試験をちょっと延期して、留袖や振袖の早着せの対応をすることになりました。
短縮方法のタオル(3枚)の使い方を説明しました。
シワがなく綺麗に見せる補正ではなく
着崩れしないように、苦しくない補正を目指します。
ふめのほせいはたおるいちまいd
胸の大きな方は、襟もとは省き、胸を固定させる方法を小物の中から探します。
正絹の伊達締めがあればOKですが、なければ裾除け、肌襦袢(何もなければ時間があれば晒叉はガーゼ)
●長襦袢にコーリンベルト、紐をするなら前は胸の上で後ろは下げます。同じ高さにするとしんどく感じますが、下げると締めても楽です。
●腰の補正は
何時もは、お太鼓の決め線にしわが出ない様にお太鼓の決め線あたりにしっかり入れますが
少し上目にあてます。着物の腰ひもを締める位置にもタオルをあてているとしっかり締めても楽です。
●着物の胸紐も、比翼を綺麗にしたいので、前を高目にあて、後ろは低くします。
●半衿は、何時も結構出しますが、補正が十分でないので少し控え目にします。
●お腹に脂肪がある(私)場合は、補正をしないで腰ひもを締めると着丈が短くなるので注意してね。
以上のことに注意して、練習しました。
私と嶋岡先生がモデルになって、後の方は相モデルで練習して頂きました。
私は3月1日にスタッフさんで入ってもらう清原さんと坂本さんのモデルになりました。
ヒップの補正だけで、胸は伊達締めで押さえてもらいました。
帯がいつもより高め、半衿は少し出過ぎですね。(本当はこれぐらいの出方が好きですが、控え目にする練習なので)
結構締められましたが、楽でしたよ。
帯締めは、スッキリタイプにしてもらいました。
嶋岡先生は中川さんのモデルになりました。
胸にタオルを宛て、ヒップの補正とウエストの補正を入れています。
もう少し裾つぼまりでも良いですよ。
祐村さんは谷さんのモデルになりました。
胸と腰を先ほどのタオルの使い方で補正
お太鼓の決め線にしわが出ていますがこれは腰の補正を上目にしているためです。
半襟がやっぱり多めです。
胸の補正が少ないので、まったく紋が見えていませんね。タックをとった方が良いですね。
谷さんは祐村さんのモデルになりました。
胸と腰の補正をタオルでしています。
半衿が多めですね。
お太鼓に折りシワが出ているので注意しましょうね。
最低限度の補正なのに皆さん綺麗に着付けていますが
時間の短縮は、まだまだです(;'∀')
後は自宅で、タイムの短縮に努めましょうね。
振袖と袴も忘れないでね。(*'▽')
他装の練習をしている生徒さんのAさんも
お嫁さんの着付けの練習です。
大分上手になってきましたよね(*^-^*)
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