「ハズしちまった日-ノンストップバージョン」45分 飯野歩監督
前々から見たかった映画でついに見れたという感じ。素直に面白かったけど期待が勝手に膨らみ過ぎて思ったよりノンストップな印象は受けなかった。だけど流石に色んな賞を貰っただけある映画で全体的に面白くどうなるのかと引き込まれる映画でした。音楽がいい。なにげに一万円札が沢山本当に出てくるシーンで凄い!と思っちゃったのは僕だけだろうか? あんな札束実際に触った事がないからねえ。小市民的感想ですね。
交流会の後、猿蔵こと 稲葉氏が持ってきた「妖艶軽井沢婦人」のメイキングビデオを見せてもらう。最近見た自主映画の中でもお気に入りの1本のメイキングなので楽しく見れた。高橋監督の演出風景が見れて勉強になる。思ったよりも沢山テイクを重ねてる。なんだむっちゃしっかりやってるんじゃん。と思う。時間が無くて1テイクしかほとんど撮らないような作り方をしてるのかとおもいきや、これだ。でも現場って楽しそうだなあ。
それから、Hさんの新作映画の撮影がscum2000 内で行われる。Tさんがカメラマン。拷問ワークショップの撮影を体験してるので今回は異様なシチュエーションにも驚かない。かなり楽しめた。ノーNOと延々と繰り返される現場は笑えた。順調に撮影終了。そのまま編集作業へ。僕はあんまり寝てないのと酒のせいか頭がずきずきしてきてそのまま眠りました。その間に編集も終了していて朝には完成版が見れました。あまりのありえない展開の映画で初めて何も知らないで見た人には驚きの映画でしょう。なんじゃこれは?!ってきっと言いたくなる。そして笑えるでしょう。もしかしたら怒る人もいるかもしれない。ちなみに僕は笑いました。
今日はシネマキャバレーの日。今日も満員でした。まず予告編の上映。
堀井彩監督の新作「erika」
短編集という事で沢山エピソードがあって面白そう。完成を楽しみにしています。
「自殺マニュアル」
それから「レイズライン」の福谷監督の商業映画デビュー作「自殺マニュアル」の予告が上映された。ハイビジョン撮影での本格映画だけど凄く時間のない撮影だったという事や裏話を聞くとよくそんな状況で作りあげたなあと感心というか尊敬してしまうような事も聞けてますます見たくなった。チケットを貰えたので今からこれも楽しみです。「レイズライン」も大好きな映画だし、きっと趣味が似てるので通じ合う何かがあると思います。
そして、いよいよ今日の作品の上映です。
「桜の樹の下」18分 生山志乃監督
生山監督の作品は何作か見てる。この作品も2回目だ。とても撮影が美しく独特の世界観を持っている。内容は完全には理解出来てないがその世界観、雰囲気がとても好きです。役者とロケーションと美術と撮影がとても綺麗なので見ていて気持ちのいい映画です。今日は新作の短編も併映され、またしても独特の世界を見せてくれました。
「はなしのはなし」34分 小澤朋道監督
歯無しの話でした。歯に対するコンプレックスを抱える作者のセルフドキュメンタリー映画。とても心情が伝わり入ってゆけました。実験映画のような映像の遊びも随所に見られ楽しめる。コマ撮りのアニメが不思議な感じでどうやったんだろう?と思うような所もいくつかあった。少し後半が長いと感じたが全体的に面白く見れました。
「URL」5分 藤井徹監督
やっつけ仕事第3弾と監督が言っていたが撮影当日に話を考え1日で撮ったとは思えない出来。藤井徹監督の作品を3本見てるが中でも一番好きだ。とてもテンポが良く編集も気持ちがいい。あっという間に終わったという印象だが後に残る感じがいい。軽く笑えるなんか憎めない自然な映画。主演がシネマキャバレー司会のタカちゃん。彼女らしい自然なところがうまく描かれている。
やっつけ仕事シリーズをいっぱい作って1本にまとめるといいと思う。しかし
1日でよくやるなと尊敬する。僕もそういうスタンスで映画が作りたいなあ。
文字数がオーバーしてしまう。続きは別に