どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

VENUS LINE

2005年07月18日 | 舞台、ライブ
今日は何の日か知らないけど世間では祝日らしいね。僕も今日は休みだ。早く起きて舞台を観に行こうと思ったが二度寝してしまい、舞台は夕方の回の方を観に行く事に。下北沢東演パラータ
って劇場へ。外は暑く場所は遠く分かりずらい。何回か行った事はあるが遠いので合ってるのか不安になる。地図もめっちゃ分かりにくいし。この前来た時は台風だったなとか思い出しつつ無事到着。中に入る。最終日だけど思ったよりも空いている。クーラーも効いていてゆっくり見れそう。
今日見に来た舞台は「VENUS LINE」という中世のジャンヌ・ダルクの時代のお話。僕の映画「この羽根はね・・・」に出演してくれた瀧口さんが悪女役でこの舞台に出ているので観に来た訳です。
全体的な感想をまず一言で!「長い!」この一言に限る。キッチリ全て紹介して説明しているのがくどい。しつこい。とも言える。テーマ的には悪くは無いし伝わるものもありましたが、なんだろう長い説明をドタバタとそして淡々とやられても疲れるしなかなか入ってこない。
幸いジャンヌ・ダルクの時代のお話はなんとなく映画で知ってたので理解出来ましたが。
この舞台で印象的だったのは3人の役者です。王シャルル役の人は良かったなぁ。役的にも良かったけどもアドリブというか台詞に縛られない所が良かったのかも。それから悪女瀧口さんも良かったな。赤と黒の衣装で台詞は少ないが目付きとクネクネした動きでうまく嫌な感じを出していた。しかもただの悪女ではなく復讐の女神という感じが出ていた。なんか哀しさも出てたし
悪者だけど応援したくなるぐらいだ。それから、水の精?役のスタイルのいい役者。ちょっと
煩い感も無かった訳でもないが存在感ありました。それで注目してしまうのですが、なんか誰かに似ているなぁと感じて誰だろうと思ったら自主映画の女王こと宮川ひろみさんに似ていたのでした。それからはそんな見方しちゃいましたよ。動き、声、スタイル似てたね。お腹のくびれが格好いい!
そんな感じでそれなりに全体的に楽しめて前向きなテーマにそれなりに共感しましたが、今日は何も食べてないのでお腹が空きましたし、煙草も1本も吸ってないのでなんだか落ち着かないのもありました。悪くは無かったのですが、やっぱりもう少し短くしてユーモアを入れるか本を修正すれば良かったと思う。音響とか照明は上手い事いってた。役者も台詞長過ぎてそれだけでいっぱいいっぱいな感じもあって楽しさが伝わらない面もあった。
終わってから瀧口さんと久々に話そうかと思ったけどなんだか忙しそうでしたので軽く挨拶だけして御飯を食べに駅前へ。ゴーヤーチャンプル定食を食べました。それから中古DVD屋に寄り、「フリーダ」「スティーブン・キングのローズマーダー」を買う。

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