どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ランボー 最後の戦場」

2008年05月24日 | 映画
昨晩は遅くまで起きてて自主映画の編集をいじくったり実験したりダラダラと過ごし朝方に眠った。昼過ぎまで寝てから起きて、昼御飯に昨日買って来たちょっと高級なレトルトカレーを食す。「鳥肌の立つカレー」っていうカレー。まぁ美味しかったけど別に鳥肌立つ程でもない。ちょっと辛めで汗かいたぐらい。

それから出かけようかと思っていたのだが、外は雨が酷くなり外出する気も失せて来て、お腹いっぱいになったのでダルくなってきて横になったら寝ちゃった。案外熟睡した。夜に起きて風呂に入ってからレイトショーで映画「ランボー 最後の戦場」を観に行く事にした。
何気にこの映画はネットで予告篇を見た時から見たい!って期待していた映画でした。「ロッキー」もそうだったけども何を今更!と思われそうな過去のヒット作の続編をスタローンが自分で監督して作るっていう姿勢が何か執念というか作りたいものを作ってる感じがして惹かれるのでした。他の監督が作ってる映画に出てるというのでないのと自分で脚本も書いてるって所がミソ。そして、スタローンの脚本と演出の力量を実は昔から密かに認めていたのでした。最近のしょうもない映画の続編よりも、この昔、映画に夢中になった中学、高校生時分のある意味ヒーローだった「ランボー」の続編です。
さて、見終わっての感想は・・久々に肉弾戦のアクション映画の醍醐味が味わえたというか、まさにスタローン映画という感じがして素直に楽しめた部分と、色々とあまりにも映画として単純で納得出来ない展開と期待した深みというかメッセージ性に欠けた部分の2面を感じた。でも基本的には大満足でしたよ。
ミャンマーの内戦に目を向けさせたいというメッセージと戦場の残酷な現実をしっかり見せるという部分の芯が通っていて良かった。なかなかショッキングなニュース映像から映画は始まり、その後、ホラー映画も真っ青な残酷映像がバンバン出て来ます。戦争映画でここをしっかり見せて戦争の悲惨さや残酷さをしっかり認識させる事は賛否両論はあるとは思いますが正しい事だと思います。ただそれに追従する映画としての物語と内容がちゃんとしてないといけないとも思いますけど。今回は少し善の側、悪の側と単純に描きすぎてる一方方向的な部分があるのが見ていて少し納得出来ない部分ではありましたが。色々と考えさせられる部分でもありました。今も内戦の続いている現実の問題を映画に取り入れて描くという事がある意味、立派でもあるとも思いました。実際の現実についてはこれだけ報道とかが発達しているにも関わらず、おそらくわざとではあると思うのだが見えてこない部分があるのでそこに目を向けるという点でも。
最近、ミャンマーではハリケーンだかの災害で相当数の死者が出たというニュースが流れたがその後の続報があんまり無いような気がする。トラックから物資を投げる映像を見たのが僕の中では最後だ。何にせよ相当大変な事態になってる筈だとは思う。
何と言うかランボーの孤独な哀愁みたいなものは良く出ていた。過去のシリーズではパート1が特に好きで他はあまり覚えてないというか内容的には戦争馬鹿な野郎とも思える単純な所がなんか好きにはなれなかった所はあるのですが、このランボーというキャラクターの一貫した孤独感、内に秘めた怒りや優しさの哀愁に関してはずっと好きだった所。あまり喋らない所もいい所です。その流れはしっかり出ていたし、パート1に通じるものもあって良かった。
技術的な事を言うとデジタル残酷イフェクツの効果はなかなか見事に生かされていたと思うし、使い方も上手かったと思う。音響も凄かった。これはやはり劇場で見る醍醐味が味わえました。音楽もジェリー・ゴールドスミスさん亡き今ですが、なかなか良いスコアだったと思いました。
そうそう、今回のランボーがどうして戦場に行く事になったかの動機付けに関してはちょっと甘かった気がします。まぁちょっとしたラブもの?として考えれば良かったのかな?ヒロインの女性の説得に納得した理由ははっきりとは見えて来ませんでした。ランボーがあの女性に惹かれたとしか感じられなかったんですけど。
だから最後のランボーの表情はなんとも切ないものはあったね。
しかし、最初からランボーが言ってるように連中を戦場に連れていかなければ良かったとも感じたし、ちょっと援助隊達の行動も自業自得な面もあると感じました。結局、誰かを救う為に活動した筈が逆に多くの人を犠牲にして自分達の救助の為に双方の人間が多く犠牲になってしまう結果となってるのだから。
実際の戦争なんかも同じように複雑でどうしていいか分からない面がいっぱいありますね。
見終わってから家に帰ってモダン焼きを食べつつLDで「ランボー」パート1を見る。こちらは内容的にも映画の出来も今見ても色褪せない映画だと改めて感じました。

チラシのキャッチ・コピーに対するおいらの答えはムダにでもいいから生きろ!だな。
何かの為に死ぬって事が何かの為になるとは思えない。生きてりゃ何かの為になるかもしれないが。
何かの為とムダには紙一重だな。
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激混み地獄

2008年05月24日 | ノンジャンル
今日は昼過ぎから仕事。朝方に寝て昼に起きる。電車で寝過ごしてしまい遅刻。まぁ大きな問題は無し。今日はアシスタント仕事でした。最近はハマる仕事が多かったけど、今日は早く終わった。んな訳で別部署に出向になっちゃった後輩ティー子さんと飲みに行く事になった。今日初の食事と飲みで終電ギリギリまで。帰りの電車は遅れまくっていて人の混雑ぶりは半端じゃない。どこかでの人身事故が原因らしい。押し潰されそうになりながら電車乗ってた。死にそうな混み具合でした。
やっと乗り換えで楽になったけども電車遅れてるので次の乗り換えはうまく行かなそう。そこからはタクシーかな。タクシー待ちも激しそう。(ToT)

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