どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「シーナ」

2010年08月21日 | 映画
久々に「タワーリング インフェルノ」を見てCGの無い時代の特撮なんかを楽しみ、この映画の監督ジョン・ギラーミンの他の作品を見たくなり、テレビ録画していた「シーナ」を鑑賞。
ジョン・ギラーミン監督の映画ってなんか金のかかった大作の印象が多いが娯楽作品に仕上がっている気がする。
「シーナ」は基本はB級娯楽映画なんですが、なんか金はかかってる感じもする作品。アクションや爆破など見せ場も多いです。が、この映画での見所はやはりビジュアルというか女ターザンのセクシーな姿に沢山の動物の姿だと思います。動物もみなCGじゃなく本物です。ライオンなんかが可愛いのですよね。
お話は単純でまぁ良いものではあります。色々と間延びしたゆるいアクション場面とかもありますが、それを含めて実に的確に映画を作っている職人的な演出がなかなか好印象。スタントの人に変わるとか弓矢の仕掛けとか馬に色を塗ってシマウマにしちゃいましたとか・・何気にバレちゃう映画的な嘘というか映画ならではの効果がなんとなく分かっちゃう部分も見えるのですが、分かっちゃうからこそ作り手の目線で見ると凄く上手く映画作りをしてるなぁと感心もしちゃいます。とにかく見せたい画作りをちゃんとやってる気がします。
タニヤ・ロバーツのシーナは完璧でアフリカでこんな女ターザンがいたら良いなぁ~という理想の姿が美しいアフリカの風景や動物達と共にフィルムに収められています。もう、それだけでこの映画の存在価値があるようなものだと思います。テーマ音楽も印象的で美しくシーナがシマウマに乗って大地を走る姿の映像と合わせてとても印象的で好きな場面です。


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「タワーリング インフェルノ」

2010年08月21日 | 映画
ブルーレイで「タワーリング インフェルノ」を鑑賞。ハイビジョンテレビで見ると画質も良くて印象も違いますね。音もヘッドホンで聴いてたから迫力ありました。
映画ですが昔、テレビで放送されたのを見て凄く面白かった記憶があり、スティーブ・マックーンの消防士の格好良さに痺れたものです。
それから一度LDでも見てるのですが改めて新鮮に見る事は出来ました。やっぱり面白い!ですが、ちょっと長い印象も。テレビ放送で多少カットされてる編集ぐらいの方が案外見やすくテンポも良くてより楽しめたのかもしれませんね。まぁ何度か見てるからかもしれませんが165分はちょっと長い。
けど見終わっての充実感みたいなものはあったな。オールスター出演の超大作系ハリウッドパニック・アクション映画の醍醐味が味わえるし物語もとても深く面白いものになってます。
なによりもCGを使わない本物の炎や水、爆発といった特撮映像が見応えあります。今のCGだらけの映像よりもずっと良いです。火だけでなく煙が結構リアルに感じた。
特典映像には沢山の未公開シーンもありましたが、まぁ長ければ良い訳じゃないのでカットされても良かったとは思いますが興味深くは見れます。メイキング映像もなかなか見応えあります。撮影の様子がプロの映画人の仕事として興味深く見れます。凄い映画ならではの面白さのある作品です。
思ったよりも犠牲者の多い映画でしたが、やはりスティーブ・マックイーンの消防士のキビキビと冷静に的確に仕事を行う姿には頼りがいというか尊敬というか格好よさを今でもちゃんと感じれました。
このイメージのせいなのか消防士は自分がなれるとは思わないけど憧れの職業でもありましたね。


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