どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「悪魔のセックス・ブッチャー」

2010年10月17日 | 映画
DVDで「悪魔のセックス・ブッチャー」を鑑賞。原題名は「THREE ON A MEATHOOK」監督は「グリズリー」のウィリアム・ガードラー
昨日見たアンディ・ミリガンの「ガストリー・ワンズ」と2つ収録された2本立てC級ホラーDVDなのだが今日見た映画の画質は酷い。正規に販売されてる商品としてはいかがかと思う。ボケボケの劣化したビデオ画質で見るのがしんどい程でVHSの方がもっと綺麗だよ。中古で買ったとはいえ結構な値段したのにね。
映画は「グリズリー」が「ジョーズ」のパクリ映画だったように「サイコ」のもろパクリ映画というか二番煎じ映画となっている。映画そのものの出来は最低の部類で退屈極まりないダラッとした場面が続くものではあったが、冒頭と最後だけは悪くない。というかよくこんな無茶苦茶な設定、展開、内容の映画をあっけらかんと作ってくれますね!という思いっきりの良さには感心する。原題名の「THREE ON A MEATHOOK」のまんまな3本のフックに女が3人吊るされてる場面は印象的だ。
しかし、ヘタクソなカメラワークと音楽の演奏場面が延々続く場面がダラダラと見せられる中盤は本当にしんどかった。
「グリズリー」もそうだったがウィリアム・ガードラー監督の映画って退屈な中弛みがとにかく酷いですね。
ラリー・コーエンの映画もその傾向があるけどまだマシかな。

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