どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「死への逃避行」

2012年06月07日 | 映画
朝から某ドラマの打ち合わせに行って昼には終わり、そのまま帰宅。眠くなってきて寝ちゃう。夜に起きてビデオで映画を鑑賞。イザベル・アジャーニ主演のフランス映画「死への逃避行」
久しぶりにフランス映画を見ましたが独特の雰囲気があります。しかしどうも説得力に欠ける物語や展開にひたすら独り言を言って説明する台詞の多さになんだこりゃ?と思える笑えそうな殺人ミステリー?な映画でした。だけどイザベル・アジャーニは綺麗で惹き付けられました。今回の役柄は美人の連続殺人鬼役という意外な役。中途半端に過去のエピソードなんかも語られて感情移入出来そうな所はあるものの基本は謎で神秘的な狂気を秘めた恐ろしい女を演じています。狂った役をやらせると本当に上手い女優さんです。その女を追うひたすら独り言ばかり言って説明台詞を言う探偵がこれまたストーカーのようで恐ろしくも狂ったおじさんで漫画みたいな行動ばかり真面目に取りますが全てスムーズに進みます。全体的に都合の良い展開ばかりが目立ちますがだんだんとそんな2人の背負っている過去みたいなものがなんか感じられてきて何とも言えない良さというか不思議なものがありました。そのよく分からない感覚の良さとアジャーニの綺麗さが印象に残る映画でした。内容はしばらくすると忘れそうです。


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