「ザ・デプス」

最近はオリンピックばかり見ちゃって映画をあまり見ていませんでしたがテレビ録画して途中まで見ていた映画「ザ・デプス」を本日最後まで鑑賞。監督は「１３日の金曜日」のショーン・S・カニンガムさん。低予算ホラーで有名な監督が深海を舞台にした映画を手がけるっていうのはあまりピンときませんでしたが公開当時からなんとなく気にはなっていたんです。さて見てみての感想はなかなか手堅く上手く作ってあるとは思いましたが、ちょっと展開はまどろっこしくてどうなるのか？や見せ場的なものがなかなか登場しないのでダレる感じはあった。だけどもキャラクターは個性的で上手く描かれていた。最後はやっぱりそうでしたか！なモンスター映画となりギャーギャー騒ぐ登場人物を食っちゃいます。
その描写はホラー映画で名を馳せた監督ならではのスプラッター描写で丁寧に見せてくれます。アホな行動とっちゃう人物がいたりと笑えそうだが、なんか逆にそういう奴いそうでいたら大迷惑で怖いというのが出ていた。モンスターより困った奴で印象的。グダグダ感が変にリアルでした。特撮はCGじゃない時代のもので作り物臭さはあるのだが魅力的で水中撮影やセット等色々と効果的な見せ場を作ってたと思う。見せ場は少ないがモンスターもなかなかよく出来てて見応えはあった。デザインは別の映画で見たのと似てましたけどね。ザ・フライ２のと似てるね。
B級な映画ですがなかなかサービス精神のあるベタな娯楽作。あまり期待しちゃいけないが楽しめる映画だと思います。