どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ドラキュラ 血の味」

2014年01月13日 | 映画
休憩を挟んで次は「ドラキュラ 血の味」という映画を鑑賞。こちらは荒筋をちゃんと読まずに鑑賞したのだが字幕無しでも分かりやすい作品で会話より映像や動きで物語を語るものだったので集中して観れて楽しめた。先に導入部分の分かりやすい解説があったおかげでもあります。
美術や衣装に音楽と独特の時代が描かれていて良い感じ。クリストファー・リーのドラキュラの顔の恐ろしさと低い渋い声に痺れました。
だけどドラキュラの登場場面は案外少なめで最後もなんだか呆気な過ぎる対決の結末で、もっと活躍して欲しかったぞ!と消化不良ぎみな感じは拭えませんでした。
しかし思ったより楽しめる映画でした。ハマープロの映画らしい女性のおっぱいが半分異様に強調された衣装がなんだか素敵です。
上映後に懇親会にも参加して温かい鍋料理を美味しく頂きました。
怪奇映画大好きな人達の話聞いたりして色々な知らない事知れました。
帰ってから何気に昔書いてた映画鑑賞ノートを見てみるとこの映画を昔テレビで見ていた事が分かる。当時の感想は飽きずに見れたけどまぁまぁな映画でドラキュラもっと活躍して欲しかった。と今日と同じような事が書いてありました。
ドラキュラ映画では最初のカラー映画の「吸血鬼ドラキュラ」が一番好きです。早く日本版のブルーレイが出ないかなぁ?出たら買いたいと思ってます。


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「フランケンシュタインと地獄の怪物」

2014年01月13日 | 映画
廃館になったという映画館跡でハマー・プロの映画を16mmフィルムで上映するというイベントがあって観に行ってきました。上映されたのは「フランケンシュタインと地獄の怪物」という映画。昔見たような見てないようなな日本未公開の作品でした。日本語字幕は付いておらず会話劇が多く上映トラブルで音の調子も悪く始まって暫くしたら睡魔に襲われてしまい、なんだか内容は良く分からず。まぁストーリーの概要をまとめた資料が配られて先に読んでいたので大体は分かったのだが映像でなく台詞と会話で説明される部分が多かったのでなかなか入り込めなかった。途中からは目が覚めてずっと観れましたが所々どういう事になってるんだっけ?って分からない面も。
しかしフランケンのモンスターが単なる暴れものの怪人でなく哀しみのある存在である所はやはり好きでした。モンスターの造形もなんだかな印象でしたがずっと見てるとこれはこれで味のあるキャラだとも思えました。ダースベイダーの中の人が演じております。
上映後に詳しいストーリー解説があって色々な謎が解決。物語はとても好みで良い内容だったと思います。
もう少し映像的に説明される場面が欲しかった映画でした。
16mmフィルムの上映を観るのは久しぶり。やっぱりフィルムは独特の良さがありますね。クリア過ぎない何処か湿ったトーンがこういう怪奇ものには合いますね。ハイライトのボケた発光具合が好き。
スクリーンは近くで観てたから小さな穴が目立って見えてしまい、これは昔から小さな劇場ではあまり嬉しくないものでした。が久々にそんな劇場体験出来たのも懐かしくも感じたりしました。
しかし今日は寒くて暖房の効かない劇場内は寒かったなぁ。


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