どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「コールド・クロス」

2015年07月09日 | 映画
デニス・ホッパーが出てるから…と購入した映画「コールド・クロス」を鑑賞。原題名は「MICHAEL ANGEL」です。
宗教的な所と芸術的な所が色濃く出た映画でした。デニス・ホッパーは連続殺人鬼の芸術家役で相変わらずな変態的な芝居も見れて良かった。前衛芸術家的な役所が拘り感じられてその作品群もなかなか見所でした。
そういう芸術面は興味深く見れたけど宗教面は深くまでは理解しにくく居心地の悪いものを感じつつ見てたかな。
主人公の神父の画家が犯人探しを追求すると共に宗教的な教えや信仰と葛藤しつつ暗い闇の部分に同化してゆくあたりは見応えあって名前は知らない役者さんでしたが芝居に惹き込まれました。
思ったより見応えのある芝居と美しくしっかりした映像と構図、そして音楽に美術に女優で見せてくれる映画でした。
最後はちょっと呆気ないというかよく分からない部分もありましたが妙な後味を残してくれました。


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