「レッド・オクトーバーを追え」

午前中に病院行って血液検査して疲れが取れないので点滴を射って貰い暫し静養してから出社。修正作業してから出力作業。時間かかるので朝までコースです。
確認用の取り込み待ち時間に持参したブルーレイで映画「レッド・オクトーバーを追え」を劇場で観て以来の鑑賞。
映画の内容よりも当時観た劇場での出来事がやたらと記憶に残ってる映画です。
それは映画のラストの方で映画に夢中に熱くなった観客の1人がスクリーンに向かって「いてまえ！」とか文句を絶叫させてた事と終わってロビーに出るとバイト劇場係員に映画の結末が気にくわん！と喧嘩腰で詰め寄っていた姿。当時僕も別の映画館でバイトしてたから、こんな客に絡まれたらキツいなぁ～可哀想に～と暫し同情しつつその光景を眺めたものでした。そんなオッサンのせいで映画の結末は集中出来なかったけどもそこまで夢中にさせた映画っていうのは凄いものだと感心したものでした。
久しぶりに見直してみると単純明解な娯楽作のイメージでしたが思ってたより前半はお固い小難しい内容でした。中盤からは単純明解な展開となりました。そしてラストのオッサンが熱くなって「いてまえ！」と絶叫してたあの場面はアメリカに亡命した主人公のショーン・コネリーが許せ無くて敵であるロシア潜水艦を応援していた事が判明。オッサンの気持ちもちょっと分からんでも無かったが結末はオッサンの望む展開になる筈も無し。改めて見直すとオッサンの気持ちに同調してか面白いんだけど、なんか釈然としないものも感じましたとさ。
5.1chのサラウンド環境で見ましたが後方スピーカーからも色々な音が聞こえて臨場感があり良かったです。