どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「the SLASH of the KNIFE」

2018年07月23日 | 映画
友人に借りた「バスケットケース」の海外盤ブルーレイの特典として収録されていたフランク・ヘネンロッター監督の初期の短編映画「the SLASH of the KNIFE」を鑑賞。約30分の基本的にはモノクロ映画で後半だけカラーになる作品でした。
肉体的に欠陥を持つ主人公の悲哀と可笑しさをぶっ飛んだ独特のユーモアとセンスで描いた期待通りの変な映画でした。安っぽい狙ったような教育映画みたいな作りも良いです。
字幕が無いので台詞の意味とかはちゃんとは理解してませんが内容的には映像だけでも分かりやすく描かれていて見せないで音だけで表現してたりモロに見せたりコマ撮りアニメで見せてくれたり後の映画に通じるテーマや見せ方なんかが確立しているのが興味深く面白いです。役者陣も後の作品に出てる人もいましたね。
話は新婚夫婦の夫のチンコがグロテスクで妻に拒絶されて月日は経ちチンコを手術する方向になるのだがチンコはモンスターと化していて妻を襲うのでした。みたいなザックリまとめるそんな感じの内容でした。頭おかしい話を作らせたら天才ですね。


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