どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ライト/オフ」

2019年02月26日 | 映画
長い休みが取れたので随分と前に沢山ブルーレイを注文してたのに届いたのは今日で休みの最終日でした。そんな訳でそこから短めの映画を見る事にして選んだのはホラー映画の「ライト/オフ」原題はライトアウトでした。
元になった短編は見てたけどアレをどう長編映画化したんだろう?って興味もありました。部屋を暗くしてサラウンドヘッドホン音量マックスで鑑賞。
実に音響の効果が良くて緊張感と突然の効果音でビクッとしてしまうという音で怖がらせる系の映画でした。
後は映像とシチュエーションと芝居が何とも言えない恐怖感を出していてシンプルなアイデアや見せ方を最大限に引き出していたように感じました。
物語も思ってた以上にしっかりとしていてキャラクターにも共感出来て納得のいく展開を見せてくれました。
久しぶりに見応えのある定番だけど予想外のホラー映画が見れた気がします。役者陣のキャラクターや芝居もとても良かった。バンバン人が死ぬようなホラーでは無くしっかりと登場人物が活躍する内容で死人も最終的にはそこまで多くも無かったのも良かった所。最初は何だかよく分からない怖さに満ちた黒いヤツの正体がちゃんと判明してゆくというのが一層面白さを増していた。ラストも余計なこけおどしも無くあっさり終わりますが、ある意味問題が解決してスッキリと悲しい気持ちが同居した不思議な安堵感と共に見終える事が出来て良かったです。
特典映像の未公開映像を見るとその後の展開もあったようでコレはコレで見応えはあり結末も悪くなかったんだけど現状のあっさり終わる方で良かったと思います。


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「暴走機関車」

2019年02月26日 | 映画
初めて試写会で観た時に衝撃と感動を受けた大好きな映画「暴走機関車」のブルーレイが発売されてDVDは持ってたけど画面サイズがSD内ワイドサイズだったので特典も色々収録されてるようだし…と高いんだけど欲しくなってしまい買い直ししちゃう。
ブルーレイで画面いっぱいサイズのサラウンドヘッドホンの大音量で鑑賞。
画質もフィルムの質感の残った良い感じで良かったです。
やっぱり素晴らしい映画でした。2度感動ポイントが僕にはあってマニーが仕事について語る場面とラストに涙しました。殺気迫るジョン・ボイトの演技は凄くて受賞は逃したけれどアカデミー主演男優賞は彼だ!と当時思ったものです。音楽がちょっと現代的だったりしますが凄く良くて芝居と音楽の相乗効果で涙を誘います。エンドロール見てて気付いたのですが音楽にアラン・ハワースが絡んでいたようですね。あのシンセの音色の良さは彼の功績もあったのかもです。
心に響く人間ドラマであり暴走機関車を止めようとするサスペンスでありアクションでもある映画の醍醐味たっぷりの大傑作!
特典映像も全て見ましたがメイキングが興味深かった。殆どをセットでスクリーンプロセスで撮影していたんですね。ブルーレイになって本編見てても安全ワイヤーや白いホリゾントやスタッフの手?が分かっちゃうカットもあったけど背景や線路がプロセスライブ撮影だったのには驚いた。凄く自然に馴染んでたと思います。コツは背景は少しボカすって事ですね。
セットじゃなく殆どロケ撮影してるように感じてました。


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