どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「マイ・ボディガード」

2019年04月15日 | 映画

DVDで昔から存在は知ってたけど見た事無かった映画「マイ・ボディガード」を鑑賞。マット・ディロン主演の非行少年グループの話だと思ってましたが主演は別でした。マット・ディロンは威勢は良いが結局はヘタレな不良を演じていて悪役的な存在でした。
見た目も若く幼さも残ってました。
映画はシンプルでオーソドックスなドラマでしたが好印象の青春映画に仕上がってました。若手の役者陣の個性もそれぞれ生きていて面白く惹きつけられて見れました。
デイブ・グルーシンの音楽もとても良くフィルムの質感ある撮影もどこか懐かしさも感じる味と素敵な絵面を見せてくれました。
ちょい役ですが「フラッシュダンス」のジェニファー・ビールスも出てました。
バイクに乗って走る場面の解放感や街の風景なんかが印象的。
結構真面目な学園青春映画です。

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「MASH マッシュ」

2019年04月15日 | 映画
随分と昔にテレビ放送では見た事あったけど、そんなに面白かった記憶の無い映画だった「MASH マッシュ」のブルーレイを購入して久々に鑑賞。
昔よりは面白く見れたけど、そんなに大きく評価が上がった訳でもない。
結構ぶっ飛んだ映画で最後の放送クレジットとか好きでしたが今やもっとぶっ飛んだ映画ってのもあるからね。
朝鮮戦争の話ですがベトナム戦争時に作られたという当時の世代的な凄さや意味やメッセージが今だとやはり見方も違ってしまうものがあります。
まぁそれでも下らないエピソードやキャラクターの可笑しさは単純に面白く見れます。戦争映画ですが戦闘場面は無く楽しくいい加減に生きてゆく思想や行動が面白く見れます。医者としてはそれでもしっかり仕事はしていました。
役者陣が豪華で楽しそうに演じているのが良かったけど、どこか虚しさみたいなものも感じれました。
段々と破茶滅茶度も増して下らないオチが連発して笑えてくる変な映画でした。カンヌ映画祭で賞を授ったようですがやはり時代の力も大きかったと思います。
戦争をコメディとして風刺して描いた映画では「まぼろしの市街戦」や「悪魔の毒々プラトーン」が個人的には印象的で好きでした。


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「イット・フォローズ」

2019年04月15日 | 映画
レンタル落ちで「イット・フォローズ」が売っていてコレが欲しくて無理矢理5枚選んで購入。帰って遅いけど早速鑑賞。劇場に観に行きましたが2度満席で3度目にしてようやく見れた映画でした。期待し過ぎたのと予告篇で見せ場見ちゃってたのもありまぁまぁだった印象でしたがアイデアや見せ方はとても良かった映画でした。
久しぶりに見ましたが独特の間と不安感と5.1ch サラウンドヘッドホンで聴く音響に集中して見れました。ちょっと怠い部分もありますが静かに映像や不安定なカメラワークで雰囲気盛り上げる展開の映画です。
音楽が良く何だか良く分からない怖さを盛り上げます。全体的にオシャレな印象もありますが台詞でなく映像や表情で感情を伝えてくれます。ラストシーンは明るく無い不穏なハッピーエンドのような曖昧なものですが少しだけキュンと来るような複雑なものもありました。ちょっと変わったホラー映画で設定が斬新。


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