どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ザ・バニシング 消失」

2019年04月18日 | 映画
「ザ・バニシング 消失」を新宿シネマートで鑑賞。同じ監督がハリウッドでリメイクした「失踪」は見た事がありましたがオリジナル版は見た事ありませんでした。「失踪」のラストも詳しくは忘れていたので劇場で観れるって事なら是非見てみたいと調べものしてたらラストがリメイク版とは違うと知りますます見に行く気になってた時にオチが書いてある記事を見てしまう。
だけど見に行きました。
シナリオが良く出来てて面白いのは覚えてました。オリジナル版も殆ど同じですが感情移入出来る芝居や細かなディテールが更に絶妙に描かれていて素晴らしい出来の映画でした。犯人役の男の佇まいや表情に眼鏡が素晴らしい。後は伏線にもなってる夢の卵の話とラストの新聞記事の見せ方とかが実に上手い。恐ろしくも切なく悲しい独特の結末です。だけどオチを知ってしまっていたので恐怖や衝撃というのは半減で確認作業のような鑑賞となってしまったのは残念。逆に細部のディテールの上手い見せ方に感心。何も知らずに初めてこの映画を見てたらショックだったと思います。
映画見終わって帰宅してリメイク版の「失踪」のDVDを珈琲飲む辺りから見直してみた。ラストは全然違ってましたね。ハリウッド版はハッピーエンディング方向です。こちらはこちらで面白く見れるし分かりやすい見せ方になってました。


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「エイリアン from L.A.」

2019年04月18日 | 映画
調べものをしていて「エイリアン from L.A.」という映画が見たくなる。前からビデオのジャケとかで存在は知ってたけど見た事無かったのでした。DVD化はされてないようですが字幕無しならYouTubeにあったので見てみる事に。台詞の意味は分からないけど大体の内容は分かり物語に集中するというより映像を流し見るような鑑賞で最後まで見ちゃいました。
主演の女優キャシー・アイルランドが美しく可愛い声してユルユルな芝居でしたが憎めない良さがあって惹き付けられました。彼女が1つの大きな見所です。画面は全体的に暗めでしたが絵になる照明と美術にセットに衣装に特撮で80年代らしい素敵な世界観が広がっていてこちらも見所でした。
映画の内容は SFもので地底世界へ行きます。いとも簡単に。そこには地底人がいますがちょっと変わった衣装や髪型ってだけで見た目は人と変わりません。そこに迷い込んだ主人公が地底人からしてみるとエイリアン的存在であり何だか良く分からないけど騒乱が起きます。何だか分からないけど味方みたいな人もいてなんやかんやあって最後はハッピーエンドなのです。
音楽もとても良くてベタ過ぎる程、曲で盛り上げてくれました。エンディングの主題歌も80年代っぽくて良かった。ヘッドホンで音は聴いていたのですがステレオ感も効いてました。ウルトラステレオって当時流行ってたやつでした。キャノンフィルム制作のアルバート・ピュン監督作品。
主演のキャシー・アイルランドさんを後で調べてみると今は事業に成功して大金持ちなんだとか。凄いね。



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