どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「サファイア」

2019年04月04日 | 自主映画
新宿アクション映画祭でダイジェスト版を見て全長版が見たいと思っていた自主映画「サファイア」のDVDが発売されたので購入して鑑賞。
同世代の人の監督・撮影・編集・VFXなど殆ど1人で手掛けているという情熱溢れる映画です。やりたい事やってる感や楽しんでる感が伝わってきました。凄いのはVFXで個人でここまで出来ちゃうんだ!という所。映像・編集・VFXのセンスがとても良い。色々と大変さも分かるけどやっぱりそれも含めて楽しんで作りあげたんだろうなぁというのが感じられました。
基本は洋画好きでそれを目指しているのが分かります。だけど関西のノリというかオモロくしたろうという面がハリウッド洋画とは違う違和感と共に逆に元関西人としては楽しく感じました。8mmで中学生の時に映画を初めて作った僕からしたら初めての映画でここまで本格的で映像も凄い完成度の映画が作られだという事に驚きと尊敬を感じ得ずにはいられませんし羨ましい限り。
話の展開がアクションメインで映像的には面白いけど物語的には急過ぎてキャラクターへの感情移入は少々しにくかったのと音楽が途切れる事無く続くのは個人的には盛り上がりのメリハリに欠ける気がしちゃいましたが後半の破茶滅茶な展開には他に無い憎めなさと面白さを感じ楽しめました。
音楽そのものは完全ハリウッド調であんな音楽が作れるなんて良いなぁと思いました。
予告篇が収録されてた新作も早く見たい!


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