どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「フリークス 能力者たち」

2022年12月03日 | 映画
DVDでジャケ買いした映画「フリークス 能力者たち」を鑑賞。スピルバーグが見出した気鋭の監督コンビが放つSFアクションとのキャッチコピーに惹かれたのだが内容は案外地味に展開するもので監禁もの?って感じでなかなか先が読めませんでした。
ちょっと全貌が見えず面白さにハマらない感じもありましたが途中から興味深く好きな要素が色々と加わり盛り上がりました。だけど何か感情移入が微妙なせいか感動的な要素があるのに感動出来ずみたいな感じでした。
「10クローバーフィールド」と「炎の少女チャーリー」を足したような内容の映画でしたね。
主演の少女役の女優はとても良かった。
超能力少女映画は好きなのでもっとハマれると思える要素はあったんだけど他映画と似てるからかまぁまぁといった印象。
リメイク版「炎の少女チャーリー」よりはちょっと良かったかも。





コメント

「ダーク・ブラッド」

2022年12月03日 | 映画
リバー・フェニックスの遺作となった未完成映画で撮影出来なかった部分は監督のナレーションで補って形にした「ダーク・ブラッド」という映画をDVDで鑑賞。
撮影が美しく広大なロケーションと気怠い不思議な時間が進む物語でズルズルと行方を眺めるような映画でした。リバー・フェニックスの存在感も良くて惜しい俳優を亡くしたなと再認識。
物語自体は撮影が終わってないので穴が抜けた印象ではありましたが監督のナレーションで語られるので全体像は掴めました。だけどそんなに面白いものとも思えませんでした。キャラクターの背景や核実験や先住民の話等と興味深いものはありましたが心にグッと来るまでの感情移入や共感というものまでは無かったような気がします。全部しっかりと撮影されていてもどうだったかとも思います。印象に残る場面は撮られていたとは思いますが。
監督も後に大病を患い、この未完の映画を後世に形として残したいとの想いで完成させ既に亡くなられたようですが立派だと思うし形として見れて良かったです。
後で知ったのですが監督は「ザ・バニシング〜喪失〜」を撮られた方だったんですね。壊れた夫婦関係を描くのが上手い監督ですね。独特の空気感を持っていたと思います。それは今作にも出てました。






コメント