前作から随分と間が開いての「アバター」の続編「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」を久しぶりに3DでHFRの吹替版にて鑑賞。前作忘れてる部分もあるのでブルーレイで冒頭とラストだけ見直してから行きました。3Dで見るアバターの世界は見事で気持ち良く3D鑑賞が出来ました。特に海の中の映像なんかは素晴らしかった。HFRの効果か動きの早い場面も気持ち良く見れました。だけど後半の家族が一つなる場面での水面上の映像は昔「ホビット」でのHFR上映でも感じたビデオっぽさが出ていてあまり好きな映像感では無かったかな。
物語は思ったよりシンプルというか趣味は出ているけど新鮮さには欠けて惹き込まれるものは少なかったかな。ちゃんと泣けちゃう場面もあったけれどね。
どちらかと言うと物語より3D映像の美しき場面なんかに惹き込まれた感じの強い映画でした。前半はいきなり睡魔にもおそわれたりもしちゃいました。
あまり前情報を入れずに見たのですがケイト・ウィンスレットがどれかのキャラを演じてるって事でどの役なんだろう?って思ったりしてました。少しウィノナ・ライダーっぽい印象も受けた長女のキャラクターが魅力的だったのですが後で調べるとシガニー・ウィーバーが演じていたのだとか!全然印象違いましたが良かったです。
ケイト・ウィンスレットの役はそんなに重要な役でも無かったかな。気持ちは分かる部分はありましたが。海の中の世界が沢山見れたのは良かったけどやっぱり3時間以上もある上映時間は長過ぎと思います。
前作もそうだったけどもう少し短いと良いんだけどなぁって思ったりします。
映像のクオリティに技術は凄くて独特の世界を体験出来ました。
まだまだ続編の計画があるようですが物語が面白くなってくれると良いけどね。
今作は海とか沈没とかキャメロン監督の他映画でも見れた題材が詰め込まれた趣味全開な拘り感じる部分が良かった反面、新鮮なのに新鮮さに欠ける印象も同時に感じちゃう変な消化不良ぎみな所と遂に終着点みたいなものが見れたような所が混ざり合ったような感じもしました。
劇場で3Dで見るべき映画ですね。