随分と昔に一度見た筈だが面白かったけど詳細は殆ど忘れていた映画「処刑人」を鑑賞。時間軸を変化させた編集や音楽との合わせやビジュアルで斬新な面白さを見せてくれる内容的には劇画チックな映画でした。CMみたいに見せたい絵になる所だけを繋ぎ合わせたような印象もあってフェードアウトが多く何かじっくりと登場人物に感情移入出来るような作りでは無かったけどユーモア感じる面や憎めないキャラクターだったりもありミュージックビデオ感覚で楽しめる映画でした。正義の殺し屋というか天使と悪魔の紙一重な所を描いてますが冷静に考えると恐ろしくも正しくも思える考えさせられるものもありました。
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複雑過ぎる悪に対してスカッと解決させる対抗策として気持ちの良いものも感じれます。そんな正義か悪かどっちか分からない世界に引きずり込まれるウィレム・デフォーの刑事が興味深く面白くも見れました。女装したり変態的な解放感と可笑しさを相変わらずな怪演で見せてくれてました。イケメン主役の2人もとても良かった。
続編もあるようでブルーレイをゲットしたので見てみたいと思います。
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