レイトショーで本日公開の映画「モリコーネ 映画に恋された音楽家」を鑑賞。数々の映画音楽で印象に残る曲を作曲され惜しくも昨年亡くなられたエンニオ・モリコーネのドキュメンタリーで監督は「ニューシネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレでした。生い立ちから色々な映画との関係や作曲活動についてが本人の証言と関わった錚々たる映画監督との証言で紹介される見応えある興味深い内容でした。
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音楽的に基礎や知識がしっかりしていて向上心のある方で映画の意図や感情の流れを把握する力を持った凄い方で奥様を大切にされる人だという事が分かりました。
結構好き嫌いは激しく自分の考えを曲げない部分と何にでも挑戦する実験的な新しい事が好きだったようです。
音楽的な知識は無いけど最近は自分の映画に自分で音楽を作ったりしていた僕の中で考えていた音楽的な感覚というか理想と共鳴する所や勉強になるものを感じたりもして見てました。
映画の中で映像と共に紹介される映画音楽を聴いて特に好きな曲が流れると感動が蘇り「ミッション」の曲が流れる場面では涙が溢れてしまいました。音楽だけでもグッと来るものがあります。「ウエスタン」のコーラスもグッときますね。
アルジェントの「3匹の蝿」のメロディの美しさも改めて気づかされた。
それから「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「ニューシネマ・パラダイス」の音楽も大好きです。
他にも沢山好きな映画音楽があります。
改めて彼の映画音楽を聴き直したくなりました。
残念だったのは劇場の左スピーカーに歪みがありピアノ曲では歪みが特に気になって気持ち良く見れなかった事です。
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