どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ドレミファ娘の血は騒ぐ」

2023年01月07日 | 映画
学生時代からちょっと気になっていた黒沢清監督の映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」をようやく鑑賞。大学を舞台にした学生映画のような感覚があり、ちょっと未熟だけど新鮮さと勢いというか変わった見せ方が面白いものがありました。フランス映画っぽい印象もあり撮影の構図とか映像的に素敵な場面が沢山ありました。物語の内容的には大して面白いものは無く難解ではあったけれど主人公の洞口依子さんの若々しい魅力と表情が良くて何か惹き込まれるものがありました。眼力がとても良いですね。
途中荒いビデオ画質になったりしますが予算が無かったからなんでしょうか?今やとても味もある映像にも感じましたが当時はあんな感じでしたね。フィルムとビデオの違いがはっきりしていて今のデジタル撮影の時代が後に主流になるとは当時は思いもよらなかったです。でもやっぱりフィルム撮影の映像は良いですね。
ラストの長いワンカットの場面がとても印象的で意味は分からないけど情熱というか若き挑戦的な気持ちのようなものを感じられました。
元はピンク映画用に撮られていたらしくヌード場面も沢山ありましたね。






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「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」

2023年01月07日 | 映画
中古レンタル落ちブルーレイで映画「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」を日本語吹替版にて鑑賞。公開前に劇場で予告編を何度も目にしていたけど前作も見て無いし…とあまり見る気になれなかった映画でした。実際観てみると案外単品としても充分楽しめる映画で前作を見ていなくても大体は背景も理解出来たと思います。VFX満載で超大作感が凄くありました。後で特典映像も少し見ましたが殆ど背景はグリーンバックでしたね。物量が半端無くて大変だったと思います。
物語は最初やたらと力の差で一方的に解決させる正義みたいなヒーロー感に違和感を感じたりもしましたがテーマ的にもそういう視点変えればどちらが正しいのか?という考えさせられるものもあって興味深く見れました。だけどまぁ色々と都合の良い安易な展開もありました。普通に娯楽作としては楽しめたけれど物語的にはあまり響くものは無かったです。
役者陣が豪華で知ったキャラクターが活躍するので面白くは見れました。
でも「キャプテン・アメリカ」というキャラクターは映画「キャノンボール」での彼のイメージが強くてあのキャラが実は大好きだったりします。




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