何か宇宙人が出てくるという変な話でやたら出演者が豪華な映画「アステロイド・シティ」というのが気になりレイトショーで鑑賞。パステル調の色調や美術は独特で良い感じだったけれど、やたらとカメラがパンしたり移動したりするのがしつこくて気になり話に集中出来ないというか入り込みにくかった。全体的にミニチュアみたいな世界観でわちゃわちゃ変わった人達が沢山出てるのに何か淡々と特別面白味も無く話は進み舞台劇の内容なのか何なのかややこしい設定で特殊なのに何でも無い感じで展開してゆきました。そして突然、宇宙人の登場です。この場面が1番今作の中で印象的で面白かった。コマ撮りっぽい惚けた宇宙人のキャラは何とも言えない可笑しさがあり良かった。だけど、その後に特に活躍もしなかったのは残念。そもそも舞台のお話という設定だし…という事で後から舞台版で宇宙人を演じている役者が登場するのですがジェフ・ゴールドブラムというのが笑えました。全体的に独特の個性とオシャレ感があり人気の監督の映画のようで沢山有名役者陣も出てるけど個人的には宇宙人の所以外はまぁまぁだったかな。



