「ほつれる」という邦画を前情報も無しに大画面にて鑑賞。門脇麦さんの存在感というか雰囲気が見事に役にハマっていてリアルに物語に入ってゆけました。最初はどんな話なんだろう?と良く分からない関係性なんかを理解してゆくのに時間がかかりましたが台詞では無く状況の自然な描写や間から少しずつ判明してゆく流れが興味深くて惹きつけられました。多くを語らないけど理解出来る所や考えさせられる部分があって無言の何と言って良いのか分からない気まずい間の緊張感なんかが印象的でした。最終的にはっきりとどうなったのかは描かれず何か微妙な感覚のまま終わりましたが心にちょっと引っかかるものを残す映画でした。
クリスマスという事で久しぶりにブルーレイで映画「グレムリン2 新・種・誕・生」を5.1ch 大画面にて鑑賞。かなり破綻したメチャクチャな映画で遊び心というか好きな事やり放題な面白さがあって憎めないです。
物語とか作品の雰囲気とかは全体的に前作の方が好きなんだけど今作はそのパロディ映画として深い事考えず馬鹿馬鹿しくも騒がしい場面を眺めるだけでも楽しいものがあります。役者陣のキャラクターも良いです。
グレムリン達も沢山色々な奴が出てきて楽しいですが個人的には前作のデザインとキャラクターの方が好き。今作はちょっと良く出来てるけど可愛さがありすぎなんだなぁ。
1990年の映画って事で30年以上も前の作品ですがクリーチャー効果とか凄く良く出来ててCGなんかよりもリアルで楽しい玩具箱をひっくり返したような楽しさもあって素晴らしいです。