「ほつれる」という邦画を前情報も無しに大画面にて鑑賞。門脇麦さんの存在感というか雰囲気が見事に役にハマっていてリアルに物語に入ってゆけました。最初はどんな話なんだろう?と良く分からない関係性なんかを理解してゆくのに時間がかかりましたが台詞では無く状況の自然な描写や間から少しずつ判明してゆく流れが興味深くて惹きつけられました。多くを語らないけど理解出来る所や考えさせられる部分があって無言の何と言って良いのか分からない気まずい間の緊張感なんかが印象的でした。最終的にはっきりとどうなったのかは描かれず何か微妙な感覚のまま終わりましたが心にちょっと引っかかるものを残す映画でした。



